私の両足は人工股関節です。
チタンでできています。
オペをしたのが2010年4月、両足を同じ日にオペしました。
千葉県の船橋整形外科病院でオペしました。
おかげ様で、家の中でも杖をついて歩いていたくらいひどかったのに、痛みもほぼなくなり、普通に歩けるようになりました。
本当にありがたいことです。
ところが毎年いまごろ寒くなってくると、太ももに違和感があり、おかしな歩き方になります。
自分の大腿骨に、チタンの骨頭を埋め込んでいるのだけど、その接合部分を感じるというか、、、、、
うまく言葉で言えないのだけれど、外気が冷えてチタンが冷たくなったような、へんな感覚です。
そして、寒さに体がなじんだころには、この違和感がなくなり、自然と人工股関節のことは意識から消えます。
そう、私はサイボーグですね ((´∀`))ケラケラ
私の生い立ちは、両足が脱臼して生まれたため、石膏のギブスをしてなんとか大腿骨を元の位置に戻しました。
しかし、幼い時から動きすぎると股関節が痛み、20歳くらいからは、痛み止めを服用しないとちゃんと歩けなくなりました。
その後、35歳で左足を、40歳で右足を、自分の骨を使ってオペ。
それでもまただんだんと悪化し、52歳で両足を人工股関節にしました。
江戸時代だったら、生まれたときに股関節が脱臼して生まれた私は、一生歩けないか、運よく歩けても痛みでまともな生活はおくれなかったでしょう。
足の悪い娘なんて家事もできないから、嫁の貰い手もなかったでしょう。
今の時代に生まれたから、こうして痛みのない生活がおくれ、結婚もし、二人の息子にも恵まれました。
ありがたいことです。
足のオペだけで、体に20㎝以上の傷が4本 Σ(・□・;)
そのうえ長男は帝王切開。
さらに60歳で乳がんが発覚、左胸全摘。
合計6本の傷!
文字通り傷だらけの人生 ((´∀`))ケラケラ
それでもこうして普通に生活ができているのだから奇跡的です。
今生の人生は「傷だらけでも明るく生きるように! 」という約束のもとに、創造主からこの世に送られてきたのかもしれません。
だから、なるべく好きなことをして楽しく生きたい。
思ったことは言う、というか、このブログで書く(笑)
人工股関節の違和感は、感謝を忘れないようにというサインかもしれませんね。
今日も元気で一日を過ごせたことに、本当に感謝です。
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