乳がん告知後の検査いろいろ

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乳がん告知後の検査いろいろ

1月31日に乳がんの告知を受けました。

病院での標準治療では、乳がんが見つかれば患部は即オペをして取る! というのが鉄則のようです。

告知を聞いて、ここの病院で治療を受けると決めてすぐ、検査の日程を決めることになりました。間髪入れずってこういうことだわ~~~

「 明日はどうですか? 」と言われました。次の日には秋田市AUでの手編みサロンの予定が入っていました。もう夕方だったので、今からだと見学に来ることになっている10人以上の全員に連絡することはむずかしい。明日は普通どおりにサロンをこなしてこよう!

ということで、二日後の2月2日(金)と2月5日(月)に検査の予約を入れました。

急展開です。いろいろ考える余裕はなく、まずは検査の予定を入れました。

乳がん告知後の最初の検査

手編みサロンにはたくさんの見学の方が見えました。その間、対応に追われていてバタバタ。乳がんのことなど微塵も思い出しませんでした!! こういう時には、忙しいって良いことだわ~~~

秋田市AUでの手編みサロンの翌日、2018年2月2日に告知を受けてから最初の検査を受けました。もちろんオペ前提の検査です。

どんな治療をするの? そもそも病院の標準治療でいいの? オペをするよりもっと他に方法はないの? などちょっと考えました。それを語るのはまたのちほど・・・・・

今日は、どんな検査だったのかを書きます。

血液検査、尿検査、血圧、心電図、肺活量、肺レントゲン、MRI(造影)

おおぉ、検査づけのフルコース(笑)

血液検査

なんと4本も抜かれました! たくさん調べることがあるからです。そして耳たぶもちょっとだけ切られて、どれくらいで血が止まるか調べました。

私は血管がちゃんと出てわかるので、いつも苦労なく採血できます。扱いやすい良い患者です(笑)

尿検査

コップを渡されてトイレに行ったのに、次のMRIの検査のことなどボーっと考えていたらしく、全部オシッコしちゃったよ(泣)

ばか! ばか! ばか!

看護婦さんに「すみません。オシッコじょうずにとれませんでした。他の検査の帰りに寄ります。」と自己申告。60年生きてきましたが、こんなミスははじめだわ。

心電図

両手首、両足首、心臓にパットをあてがいます。この時期はひんやりと冷たい! 寒い!
これは問題なくすぐに終了。

肺活量

これは太いホースをくわえて、思い切り吸ったり吐いたりします。これも上手にできてすぐに完了です。なぜかというと、私、実はこのような検査に慣れているのです。今日のブログの最後に説明します。

肺レントゲン

これは、みんなが受ける健康診断と同じようなものです。すぐに終わりました。

MRI(造影)

これが乳がん特有の検査でした。


画像は乳がん情報ナビ より

こういうMRIの写真などは見たことがあると思います。今までは、これに寝て検査を受けていました。ところが、今回の乳がんでは違いました!!

まず、腹ばいで寝て撮るのです。

乳房の位置の下に、二つの穴が開いています。その穴に乳房を入れて、乳房が自然に垂れる状態にして撮像しました。私の場合は垂れるほどボニュームがありません(苦笑)

途中で腕から造影剤を入れます。

ヘッドフォンをしてヒーリングミュージックなどを流してくれました。でも音がガーガー、ジージー、ガタゴトとうるさい。

この検査も30分ちょっとで終わりました。

そして、ちゃんととれなかったオシッコを提出して終了です。

けっこうな時間がかかりました。検査がたくさんあったので、お金もかかりました。

傷だらけの人生 今回の乳がんのオペで体の傷は6本に

私は実は今までに、全身麻酔でのオペを何回も受けています。

34年前の帝王切開を皮切りに、25年前の右股関節の自骨でのオペ、17年前の左股関節の自骨でのオペ、最後は8年前の両股関節同時の人工股関節のオペ。

下腹部に合計5本もの大きな傷があります。全部20㎝ほどはある傷です。もうずいぶん薄くなってはいますけどね。

オペのたびにこのような検査を受けるので、肺活量の検査なんてもはやベテラン。上手なもんです。

そして6本目の傷ははじめての上半身です。傷だらけの人生って、私のことです!!

8年前の人工股関節の時は、命にかかわるような病気ではありませんでしたが、とにかく痛い。痛くて歩けないだけではなく、夜、寝ていても痛い。寝返りするのにも痛い。悲惨でした。

家の中でも杖をついて生活していました。今では、海外旅行も行けて痛みもなくてしあわせです。

今回の乳がん、左胸が嚢胞にちょっと圧迫されているだけ。今のところは痛みもなく、食欲もあり体力もあり、どこが病気なのさぁ? といった感覚です。

今回の場合、オペが終わってからがつらい治療になるのです。この治療は私にとって「未知との遭遇」です。まずは19日の説明を聞かなくては。


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