先日、母の介護保険申請をするため、主治医意見書を書いてもらうための面接に行ってきました。
結果は来月にならないと出ません。
でも母は歩けるし、自分でご飯が食べられるし、自分でトイレに行けるし、自分で着替えられるから「自立」だそう。
しかも、風呂に入らなくなったとか、凶暴になったとか、被害者妄想とか、そういう変化もないから、介護認定は難しいかもしれないと言われました。
画像はお地蔵様にお参りする3年前の母
確かにそういわれればそうなのです。
自分で自分のことは今のところできます。
昔のことや長年やってきた畑仕事とか、まだできます。
だけど、物覚えが悪い。新しい事はほとんど覚えられません。
テレビのドラマの内容もニュースの内容も、ほとんど理解できません。
そしてさっき聞いたことを忘れる。
最近、母が言うことは、
「去年は今頃、どんけ雪ふてらっけ?」 通訳 「去年の今頃は、どれくらい雪が積もっていた?」です。
私の答えは、
「去年は歴史上最高に雪が降った年だったよ。ひ孫たちが正月に来た時、窓が埋まっていて家の中が暗くてびっくりしたけね! = びっくりしたでしょう!」 です。
これを一日に数回聞きます。
それからよく聞かれるのが、
「北京でオリンピックあるの? えづ? また卓球、金メダルとればえな。」 通訳 「北京でオリンピックあるの? いつ? また卓球で金メダルとればいいね。」
私の答えは、
「2月に冬のオリンピックを北京でやるよ。冬のオリンピックだからスキーとかスケートだよ。卓球はないよ。」です。
これも何回も聞かれます。
そのほかいっぱいあるけど、書ききれません。
朝の一回目を聞かれたときは、まだ、しょうがないなぁと思ってちゃんと答えるけど、3回も4回も聞かれると、さすがにイライラします。ふぅ~~~
これでもお医者さんが言うには、介護保険に該当ではないです。
私、たまにはちゃんとした大人と普通の会話がしたい!
これは贅沢な望みですか?
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