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消費税が上がる時のポイント還元はキャッシュレス決済のみ これじゃ老人は見捨てられたも同然

2019年10月に消費税が10%に上がります。

私は、消費税が10%に上がる事は、ある程度はしょうがない事だと思っています。

この借金大国日本。
国の借金を減らしたり、福祉に使ったりするのなら、出来る範囲で協力します。というか強制的に協力することになりますね(苦笑)

増税分は正しい使い方をして、子どもや孫になるべく負担がいかないように、早く国の借金を返してほしいものです。

stevepb / Pixabay

消費税10%なんて、諸外国と比べたらまだマシなほうなんですよ。ヨーロッパ諸国なんて、20%を超える国がたくさんあります。

消費税を主外国と比べてみる

諸外国の消費税を調べてみました。

国税庁 税の学習コーナーより

これを見たら、日本の借金が減らないのは最もだと納得がいきます。

税金がとられるのはイヤだけど、借金で国が滅びてしまうよりはマシ、といったところでしょうか?

ちなみに日本に消費税が導入されたのは、1989年に3%で導入されました。その後、税率は1997年に5%になり、2014年に現行の8%に引き上げられました。

最初の消費税を導入した時の首相は 竹下登氏 で、DAIGO がテレビで「お前のじいさんのせいで、消費税がとられるようになった!」と小学校で責められたと言ってました(笑)

仕組みが複雑で混乱しそう

増税については、いろいろ意見があると思うけど、みなさん共通で言っていることがあります。

「内容が複雑でわかりにくい!」

ということです。

たとえば、食料品は8%で据え置きだけど、外食は10%。コンビニなどのイートインはどうなるの? とか、もろもろあります。

商売をしている人にとっても、レジのシステムを代えたり、莫大なお金と時間がかりますよね。

さらに、さらに、キャッシュレス決済で、ポイントが2~5%還元されるって Σ(・□・;)

しかも中小企業に限るとか、コンビニのチェーン店などは2%とか、据え置きの食品でも5%還元されるとか、もうぐちゃぐちゃ。

なんか思っただけで混乱しそうです。

開始までもう少し制度を簡潔にして、わかりやすくしてほしいです。

ウチのばあちゃんを見て思う危機感 高齢者は見捨てられる

私も還暦すぎていて高齢者の部類です。

でもまだ、日常的にクレジットカードは使うし、スイカなどの電子マネーやプリペイドカードなども使います。先日は話題の PayPay にも登録してみました。まだ使ってませんが、使うのも時間の問題だと思います。

ところが、ウチのばあちゃん(80代)にいたっては、キャッシュレスの意味も分からないし、ポイント還元なんて言ってもぜんぜん自分に関係があるとは思っていません。

毎日テレビのニュースも見ているし、新聞も読んでいます。なのに全く理解できていません。

そりゃそうだ。ばあちゃん、生まれてから1枚もクレジットカードを作ったこともなければ、使ったこともありません。もちろんスイカも使ったことがありません。

それどころか、スマホも持っていないし、携帯さえ使ったことがないのです。

今さらこのばあちゃんに説明して、クレジットカードなどを作らせる???

作ったところで、使い方を覚えてもらう前に、限定の9か月は過ぎてしまうでしょう。

多くの老人は、現金で支払うことしか知らなくて、2~5%を損してることさえ気が付かず、この期間が過ぎてしまうことでしょう。

わざわざこのポイント還元のことを、政府が老人たちに説明するとは思えません。のらりくらりとかわしているうち、限定9か月が終わり、予算が使われないことを喜ぶんでしょう。

最初から見捨ててますね、老人を!!

若者からすれば、あまりに老人を優遇している制度が多くて辟易しているのだから、この程度の老人の犠牲はしょうがない、ということですね。

確かに老人が優遇されすぎていて腹がたつことがある

若者の言い分も良くわかります。

うちのばあちゃんも、時々、
「これはただでしょう?」 と言うのです。老人は無料であたりまえ、と思い込んでいるフシがあってカチンときます。

たとえば、サッカーJリーグの試合。スタジアムに応援にいくのは無料だと思い込んでいる。どうやって、スタジアムを維持したり、選手に給料を払ったり、スタッフの人件費を出すと思っているんだろう?

市の老人のお楽しみ会。
お弁当が出て、ボランティアさんが送り迎えやお世話をしてくれるのだけど、「500円の参加をとるのよ。」と不満げ! あのね~~~、お弁当だけでもう赤字になっているのよ。もっと払ったっていいはずでしょ(怒)

もろもろ優遇されていることに対して、少ない若者がどれだけ苦労して社会を支えているかについて、考えがおよばない老人が多すぎ!!

私も今後ますます老いていくのだけど、もう少し、世間全体を見渡して感謝できる婆さんになりたいものですわ。

キャッシュレス化はますます進む

日本は現金決済する人の率が先進国では一番高いそう。

なので、政府もこの機に一気にキャッシュレス社会にしたいのでしょう。

外人が日本に旅行に来て困ることのひとつは、カードが使えないお店がいまだにあることだそうです。

現金の方がどれだけ使ったかわかるからいい、という人がいるけど、カードでもわかります(笑) カードだと、いろいろなポイントなどがつくので、現金よりずっとお得です。

現に私は、マイルがたまるクレジットカードで、ほとんどすべての買い物をしてマイルをためて旅行に行きます。カードの種類によって特徴があるので、それを研究して使いこなせば本当にお得です。

政府にとっては、国民がクレジットカードで買い物をすると、取引が白日の下にさらされるので、脱税の防止につながるそうです。それから、莫大な支払いデータの活用も考えられます。

これから、ますます情報収集能力の低い人は、いろいろな恩恵にあずかれなくなくます。

チコちゃんに 「ぼぉ~~~と生きてんじゃないよ!」 としかられないようにしないといけないです。

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ITSUKO: 高齢の母のため秋田県大仙市の実家に移住。元ニットデザイナー。NHKのすてきにハンドメイドに出たり、手芸本に作品を提供していました。実家の森川農園の手伝いもしています。森川農園ではアスパラガス・ダリア・野菜・米をなどを栽培しています。2018年乳がん発症闘病中。両足人工股関節。 カザフスタンの歌手 ディマシュ クダイベルゲン dimash のファンです。 農家めし雪国の自然農のブログも書いています。 コロナウイルスをきっかけに世界情勢に目覚めました。日本大好き。美しい日本を守りたい。参政党を応援しています。 くわしいプロフィールはこちらです。 トップはこちら