スペインで一番のデパート、エル・コルテ・イングレス。
カタルーニャ広場の一角にど~~~んと建っております。
バルセロナ観光の5日目、この日はミロ美術館を見学後、バスに乗りカタルーニャ広場へ移動しました。
バスって旅人にはハードルが高いのだけど、地下鉄とちがって景色が見えるから楽しいのです。庶民が住んでる道路を通るところがおもしろいんです。
日本では、今、浅草とか谷中とか、庶民の街に外人が寄るけど、その気持ちがわかります。その国の一般人がどんな暮らしをしているのかって、一番に興味があることですもの。
この日はバス路線も間違えずにすんなりカタルーニャ広場について一安心。
まずはデパートの最上階の食堂でランチバイキングです。
デパート エル・コルテ・イングレス でのランチバイキング
このデパートのランチバイキングはすごい人気で、人があふれかえっていました。
まず、ショッピングカートのようなものに大きなトレーをのせます。
そして自分が好きな食べ物をのせていきます。
これでいいと思ったら、レジのようなところを通って精算します。
それから席を探して座ります。
飲み物は、レジを通ってからのスペースにカウンターがあり、追加が買えました。ワインやビールのお代わり、コーヒーなどがありました。
お料理を選ぶところには、たくさんの種類の食べ物がありました。
ここは、中華料理のコーナー。中国人と思われるスタッフも数名いました。
スペインでも日本食は人気で、こんなところにも寿司が!
見かけは、だいぶ日本の寿司に似てきたと思います。
ここで食べる気はしなかったので、お味の方はわかりません(笑)
ここはパンやスイーツのコーナー。
ここはタパスのコーナー。タパスというのは、日本でいったら酒のおつまみのようなものです。
こちらはゼリーやフルーツのコーナー。
すごい混み方がわかるかなぁ。
焼きそばのようなものや、ラーメンのようなものや、カレーもありました。
結局、サラダと、チーズやハム、サラミの盛り合わせとエビを焼いてもらいました。
エビ2人前焼いてもらったら、なんと一人分が8匹でした!!
2人とも、糖質制限中なので、パンやパスタやデザートはなし。
最上階なので景色抜群です。でも、窓ぎわのよいスペースは満席で座れませんでした。とにかく空いた席をなんとか確保して食べました。
お味はよかったのですが、込み具合がすごくてゆっくりできませんでした(涙)
おなかがいっぱいになったところで、地下の食料品売り場へ行きました。
充実のデパ地下のスーパー
このデパートの地下は、日本のデパ地下とはちがってスーパーマーケット方式でした。
お土産にもなるようなものがたくさんあるので、じっくり見学しました。
スペインは缶ずめ王国だそうで、主人は貝の缶ずめをたくさん買っていました。なのに缶ずめコーナーの写真、取り忘れました(涙)
アーモンド、ピーナツ、豆類などがここでも大量に並んでいました。
これは、タイですね!! 大きくてりっぱなお魚や、あんこうみたいなお魚も置いてあります。
なんと日本食のお惣菜コーナーが!
ここでも寿司。そして餃子に焼き鳥にほうれん草の胡麻和えらしきものまでありました。
バルセロナに住んでいる日本人向けか? スペイン料理に飽きた旅人むきか???
調味料コナーには醤油も。キッコーマンやヤマサがありました。
当然ですが、チーズコーナーは充実です。すべてが大きい!!
こちらは真空パックの生ハムコーナー。
スペインと言えば生ハム。とにかく種類が多いです。
ハム・お肉コーナーにもブタちゃんの足(生ハム)が!!
もちろんつるされている生ハムも。
画像が途中で切れていてごめんなさい。
生ハムは、スペイン特産のイベリコ豚(黒豚)の後ろ脚のものが一番高価だそうです。前足と、後ろ脚で値段がちがうんですって。普通の白豚の生ハムは、イベリコ豚より安いです。
日本では、色が白いのは七難隠すと、昔いわれていたようですが、スペインのブタの世界では逆のようです(笑)
数えきれないサラミの種類。
この味の違いがスペインの人はわかるのでしょうか?
冬のせいもあるけど、野菜コーナーは本当に少ないです。
昨年のローマは冬であるにもかかわらず、めずらしい野菜が豊富にありました。野菜好きの人は断然イタリアのほうがいいです。生ハム好きの人は断然スペインです。ワインはどちらも豊富。スペインのワインは安くておいしい気がします 💖
デパートでも、他の売り場は通り過ぎただけです。洋服とか、バッグとか、今はどこの国でも大差ないので時間をかけるのがもったいないのです。
ちなみに、ZARA もスペインのブランドだけど寄りませんでした。日本にもZARAはたくさんあるから。
地元のスペイン人も旅人も、ほとんど ZARA や H&M や GAP やユニクロを着ていて、同じような恰好です。最初にニューヨークを旅行した15年前は、インド人はサリーを着ていたし、もっと国によってちがう格好をしていたような記憶があります。
グローバル化したといえばそれまでだけど、ちょっとつまらないなぁ。そういう私も着物は着て旅行できないし。
最近、若い人たちが着物で散策する企画をしたりしてます。着物で歩いている人を見ることは、外人はとてもうれしい事だと思います。東京オリンピックは真夏だから、甚平や浴衣で歩く企画なんて絶対にいいと思うなぁ!!
海外から日本を見ると、いろいろなことが冷静に見られます。足りないことも、良いことも。その点ついては、また日をあらためて書きます。
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