先々週、抗がん剤の副作用と思われる貧血状態で、クラクラしました。
最期の抗がん剤を点滴してから３か月、自分ではもう元気になったつもりでしたが、白血球数は抗がん剤を始める前よりも減っていて、なかなか元に戻ってくれません。
それでも先週は貧血状態が持ち直し、手編みサロンも開講でき、講師もつとめられたのでほっとしました。
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また貧血状態
ところが先週末、また貧血状態になりました。
頭に血が登っていなかいような感覚で、ぜんぜん元気がでません。
でもまだ起きていられるから軽い貧血です。
貧血がひどい時には立っていられないからね。冷汗は出るし、目の前が真っ白になります（涙）
いつまた症状が出てくるのだろうか心配です。１２月１日からバルセロナへ旅行の予定です。それまでなんとか白血球の数がもどってくれればいいのだけど。
栄養は、森川農園の新鮮や野菜をたっぷり使い、自分で気をつけて調理しているので、十分に足りているはずです。睡眠不足だけは改善の余地ありです。時間薬におまかせするしかないのでしょう・・・・・
ジーラスタ（白血球が減らないための薬）の副作用の時のような腰痛
抗がん剤を点滴していた時、白血球が減りすぎて３週間では回復しませんでした。
抗がん剤は、３週間ごとに投与するのが一番効果が出るそうです。なので、無理やり白血球を増やして３週間ごとに抗がん剤を受けました。
その白血球を無理やり増やして、白血球が減らないようにする薬がジーラスタという注射です。３割負担で１本の注射が３万円以上する高額な薬です（涙）
そのジーラスタが、抗がん剤以上に副作用が出ていました。腰痛です（涙）
無理やり骨髄を働かせるので、背骨や腰のあたりに痛みが発生します。歩けないというほどではないのですが、言葉でうまく言えない不快な痛みです。
最後のジーラスタも、最後の抗がん剤から２日後に注射したので、もう３か月前です。しばらくジーラスタの痛みは忘れていたのですが、昨日あたりからあの腰の痛みが復活してしまいました。
骨髄が働いているんだろうか？ せっせと白血球を作っているのだったら、これくらいの痛みは我慢しないといけないです。
もしかしたらホルモン療法の薬と関係しているのでしょうか？ 次回の検診の時に聞いてみなといけないなぁ。
抗がん剤って想像以上に強い薬！
自分では、抗がん剤が終わったら、１ヵ月もすれば元気になるだろうと思っていたけどとんでもない！！
抗がん剤で受けたダメージは、想像の何倍もきついようです。なにしろ、がんをやっつける薬なのだから、強くなければいけないのです。
乳がんの先輩たちも、何年も抗がん剤の副作用に悩んでいる人がたくさんいるそうです。
命と副作用とどちらを取る？ と言われたら命を取る！ と答えるのが普通です。もちろん私もそうです。母を看取るまでは死ねないからね。
でも、想像以上の副作用に長年苦しめられ、抗がん剤をやめる人もいるそうです。
私はまだそんな重大な副作用ではないし、今のところは抗がん剤は終了したので、わがままな悩みなんですね。
ホルモン療法の副作用
抗がん剤が終了して１ヵ月めの８月１１日から、ホルモン療法を始めました。
毎朝、１錠、アナストロゾール錠という薬を飲んでいます。
これは、手術の後、他の部分に広がっているかもしれないがん細胞の増殖を抑える治療法です。
この薬の主な副作用は、骨粗しょう症や関節痛。それから肝機能への影響などです。今のところ、副作用と思われる症状はありません。
でも骨粗しょう症は、ホルモン療法をしていなくても注意しなければいけないお年頃なので、細心の注意が必要です。
この薬は５年服用の予定です。ふぅ～～～、先は長い！！
まずは、再発・転移しないで５年が過ぎるように祈るしかありません。
忘れず服用して、定期健診にちゃんと行って、主治医の先生と仲良くです。それが私にできる主なこと。
そうそう、抗がん剤で歯が悪くなることが多いそうです。抗がん剤前に調べてもらったけど、来月あたり、歯科に行って検診してもらいます。こちらも、ガタガタになる前に直した方がなにかと良いですからね。
気長に治療してがんと折り合いをつけていくしかない
自分が乳がんになって、勉強したことや、生活を変えたことがたくさんあります。
そして結論は、がんとは一生おつきあいしていかなくてはいけないのだ、ということです。
たとえ寛解（かんかい）と言われても、見かけ上は消滅して正常な機能にもどった状態のことなのです。寛解は、がんの再発の可能性を否定できないのです。
再発・転移を恐れて暮していてもつまらない！ その時はその時です。その時にできる最良の方法を、そのたびに考えて選択していくしかありません。
副作用とも長いお友達になりそうです。
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