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父の7回忌終了 子どもとしてのつとめ 亡くなって6年の変化

昨日は、父の7回忌でした。

あっという間の6年間でした。

父の7回忌終了 子どもとしてのつとめ 亡くなって6年の変化

父が大好きだったカサブランカも、父の妹=私のおばさんが持って来てくれました。

父にとってはひ孫=私の孫も来てにぎやかに終わりました。

父が生きてるうちにひ孫の顔を見せたかっな ( ;∀;)

父が亡くなって6年の変化

1 父が亡くなって6年の変化 東京での仕事をやめ、秋田県の実家に移住

母は運転免許を持っていません。交通の便が悪い秋田では、足腰が弱れば買い物にも病院へも行けません。母はもう長い距離を歩くことができず、生活に困るのは目に見えていました。

その上、少し、認知症の症状も出てきました。

その時の私は自分で手芸店を経営していて、編み物教室とニットデザインをしていました。経営は資金繰りが大変な状況だったけど、やめる気は全くありませんでした。もう少し頑張れば改善するだろうと考えていました。

でも父が亡くなり、母の老後を看なければいけないという現実が一気に押し寄せてきました。もう、迷っている時間はありませんでした。

手芸店の経営もちょうど潮時でした。

母が秋田を離れて私たちのところへ来るという選択はありませんでした。母はそれなら死んだほうがいい! と言うからです。

私は全てをたたんで秋田の実家へ。主人は東京で単身で仕事をすることになりました。

2 父が亡くなって6年の変化 息子たちが結婚 孫たちも生まれた

父が亡くなった翌年の2015年、長男が結婚。その翌年には初孫が生まれました。そして2020年3月には、長男夫婦にとって2人目の子どもが生まれました。

2017年には次男も入籍。2019年の3月には、次男夫婦にも子どもが生まれました。

私は名実ともにおばあちゃんになりました。

3 父が亡くなって6年の変化 乳がん発覚 闘病中

秋田の実家での生活も慣れ、これからいろいろとがんばろうと思っていた矢先の2018年1月、乳がんが発覚しました。左乳房の全摘手術をしました。それからちょうど2年になろうとしています。

この病気をして、だいぶ世界観が変わりました。

おかげさまで今のところは少しの副作用があるものの、元気に日常生活を送っています。

4 父が亡くなって6年の変化 人生初 シンガーのファンになりコンサートへ行く

1年前の2019年1月、たまたま見ていた YOUTUBE で、ディマシュ クダイベルゲン dimash kudaibergen というカザフスタンの歌手を知りました。私は1曲聴いただけでハートを射抜かれてしまいました。

今まで聞いたことがないすごい歌でした。魂を持っていかれた感じです。

そして人生初、英語も話せない私が、たった一人で未知の国カザフスタンへ行きました。

ディマシュを知り、私の人生は変わってしまいました。

人生の後半戦が、俄然たのしくなりました。

5 父が亡くなって6年の変化 英会話の勉強を始める

一人で海外旅行に行くようになり、英語を話す必要性が増してきました。

そして一念発起して、スカイプで英会話を勉強することになりました。

目標は3年後までに、なんとか日常会話ができるようになること。

子どもとしての務めが一つ終了

父親の法事は、母が取り仕切ったことになっていますが、実質は私が手配して準備した形です。

母もこれですべての法事などの任を終えたという事です。

私も、父親に関しての法事は、これでひとまず務めを終えたということです。本当にほっとしました。

主人の両親は、二人とも全く子どもたちに迷惑をかけることなく逝ってしまいました。ありがたい事です。

残るは母の老後を最後まで見ること。

母は、実の娘の私と暮らしているから、言いたいことを言います。母は全く気を使わないからストレスもない。

胃腸は丈夫で、私が用意した栄養満点のご飯を3食たべているので健康そのもの。

私の方が早く逝きそうです 😢

なんとか、私の人生にのこされた最後の仕事が全うできますように!

人生って命のバトンをつなげていくこと

父は肺がんが見つかって、1年もたたずアッという間に逝ってしまいました。

でもそれまでの間、自分の葬式の手配から、相続のことやら、すべて準備して逝きました。それは見事な最期でした。

そのあと、私の息子たちも結婚して子どもが生まれました。

人生っていろいろなつらい事が起こって、何のための人生なのかって思う事があります。

究極は人間も自然の一部で、命をつないでいくことが動物の命題なのです。

私は息子を2人産んだし、息子たちは結婚したし、孫も3人産まれました。

その意味では、私は立派に務めを果たしたわ(笑)

そして、子どもが生めなかった人は文化をつないでいくこと!

あとは人間としてどれだけ社会に貢献できるのか? どれだけ楽しんで人生を送れるのか? という事だと思います。

子どもや孫たちのためにも、私が楽しく生きていくことを見せることが私にできる教育なのだと思います。

「 ばあちゃん楽しそうだね。年取るもの悪くないね! 」

そんなふうに生きたい!!

だから最低限の務めは果たして、後はできるだけ自分の楽しみのために使い時間を使います。

家事も、森川農園の手伝いも最低限のことしかしないからね。

そこんとこよろしく!!

 

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ITSUKO: 高齢の母のため秋田県大仙市の実家に移住。元ニットデザイナー。NHKのすてきにハンドメイドに出たり、手芸本に作品を提供していました。実家の森川農園の手伝いもしています。森川農園ではアスパラガス・ダリア・野菜・米をなどを栽培しています。2018年乳がん発症闘病中。両足人工股関節。 カザフスタンの歌手 ディマシュ クダイベルゲン dimash のファンです。 農家めし雪国の自然農のブログも書いています。 コロナウイルスをきっかけに世界情勢に目覚めました。日本大好き。美しい日本を守りたい。参政党を応援しています。 くわしいプロフィールはこちらです。 トップはこちら