自分の老いを意識した瞬間 衰えを感じたところは意外なことだった

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自分の老いを意識した瞬間 衰えを感じたところは意外なことだった

還暦を過ぎて、いろいろな衰えを感じています。

全体的には年齢相応だと思いますが、特に衰えを感じていることがあるのです。

それは以前は考えもしないことでした。

自分の老いを意識した瞬間 衰えを感じたところは意外なことだった

年相応に衰えを感じていること

目は老眼になりました。老眼鏡を使いはじめて10年以上になります。これは年齢相応で、考えていた通りでした。

耳も遠くなりました。これは同年代の人より、ちょっとだけ早いです。耳鼻科に行って相談しましたが、加齢によるもので特に異常はないとのこと。電話の応対が出来れば問題なしとみなされるようです。

見た目は、もちろん老けました(涙) 顔にはシミ・しわ。髪の毛は白髪が増え、体の筋肉も顔もたるみました。美に関することは、できれば年相応に老けたくはない(涙) 美魔女でいたい!  でも残念ながら、これも年相応です。

根気はなくなってきたかなぁ。これは体力がなくなってきたことと関連していますね。すぐに「もういいや。寝て明日やろう・・・」になってしまいます。

今のところ自分で衰えたとは感じない部分

好奇心は相変わらずあるほうだと思っています。これからもあちこち旅行に行きたいし、英語も話せるようになりたいと勉強を続けています。まだ、やりたいことがたくさんあります!

記憶力、理解力などは、自分ではそれほど衰えているとは思わないのだけれど、多分、客観的にみれば年相応に衰えてきているのでしょうね(悲)

歩く、しゃがむ、ものを持ち上げるなどの日常の動作も、それほど極端に衰えたとは思いません。

darksouls1 / Pixabay

一番衰えを感じること

一番衰えを感じるところ、それは意外な場所でした。

若い時には考えもしないことでした。話に聞いたこともあんまりなかったなぁ。

それは、噛む力、食べ物を飲みこむ力と、口のまわりの筋肉です。

これには驚きました!!

最初は、なんかかみ合わせが悪いような気がしました。よく噛み切れない。そのうち、飲みこもうとすると、食べ物がへんなところにに入っていくことが数度。

もしかしたら「誤嚥性肺炎の誤嚥って、こういうこと?」 と気が付いたのです。

口のまわりの筋肉が衰えたために、ほうれい線は深くなり、頬とあごの肉が垂れ、唇の上の方に縦しわができました。そして、なんだか口のまわりがいつもぺちゃんとしているような感覚です。

口のまわりの筋肉も落ちるんだ!! と新しい発見でした。

体の筋肉だったら筋トレすれば、少しは衰えを遅らせることもできるけど、口のまわりの筋肉はどうすれば鍛えられるの?

「みんなの顔体操」でいいのだろうか?

口腔ケアの必要性

自分の衰えを感じてから「口腔ケア」ということに気を付けるようになりました。

口腔ケアは、口の中だけでなく体全体の健康を維持するために必要なケアです。欧米では、口腔ケアに力を入れており、高齢者だけではなく若い年代から気を付けているそう。昨年、主人とハンガリーに旅行に行ったのですが、ブダペストの温泉にはほとんどすべてに歯医者さんが併設されていておどろきました。

口腔機能が低下すると、「噛んで味わう」「飲み込む」といった動作をスムーズに行えなくなるため、十分な栄養がとれなくなります。栄養不足状態が続くと、運動機能の低下や認知症の進行、さらなる摂食障害につながる可能性があります。

歯や口だけの問題だけではなく、全身の状態に大きな影響があるのですね。日本でも、もっと若い時から感心を持っておく必要があると思いました。

 

イリーゼ  口腔ケアとは?高齢者の口の中に見られるトラブルと効果的なケア方法より

口腔ケアの効果

メリットが多い口腔ケア。ここでは、口腔ケアで得られる具体的な効果をご紹介します。

●唾液の分泌を促進する
残留物や細菌で口腔内が不衛生な状態では、唾液が出にくくなり口の中が乾燥します。口腔ケアで口の中を清潔にすると、唾液の分泌が促進されます。また、歯ブラシなどで「唾液腺」を刺激することで、唾液腺の働きを活発にし、意図的に分泌量を増やします。唾液には歯や口の粘膜を保護したり、虫歯や歯周病を予防したりする役割があるため、唾液の量を増やすことは口腔ケアにおいて重要なポイントです。

●感染症や発熱を予防する
口の中にいる細菌の中には、表皮感染症や食中毒を引き起こす「黄色ブドウ球菌」、呼吸器感染症を引き起こすおそれのある「肺炎桿菌」など、全身疾患の原因となる菌も存在します。口腔ケアをしっかり行わないと口腔内が菌の温床となり、感染症や肺炎にかかりやすくなることがあります。口腔ケアには、感染症や発熱の予防という効果もあるのです。

●認知症を予防する
口を開けたり閉じたりして噛んで食べるという行為は、脳に酸素を送ったり刺激を与えたりするため、中枢神経を活性化し認知症を予防するといわれます。愛知県在住の65歳以上の健常者を対象に、2003年から4年間かけて行われた調査によると、歯が20本以上残っている人に比べて、歯がなく入れ歯も使っていない人は、認知症になるリスクが1.9倍も高いという結果になっています。

●誤嚥性肺炎を予防する
嚥下(食べ物を飲み込むこと)機能が衰えると、食べ物や唾液が気管に入ってしまうことがあります。このとき、口腔内の細菌が肺に入って起こるのが「誤嚥性肺炎」です。口腔内の汚れや細菌を減らすことは、誤嚥性肺炎の予防につながります。誤嚥性肺炎は高齢者の命にかかわることもある怖い病気なので、しっかり予防することが重要です。

●口腔機能の低下を防ぐ
高齢者は、「噛む」「飲み込む」「呼吸する」「話す」「表情を作る」といった口腔機能全般が低下しやすい傾向にあります。口腔機能が衰えると、十分な栄養が摂取できなくなり、免疫力の低下や摂食障害につながります。口腔ケアを通して口腔機能を向上・改善すれば、体全体の健康の回復が期待できます。

心身の健康につながる口腔ケア

加齢とともに噛む力や飲み込む力が衰えるのは仕方がないことですが、歯や口腔環境は、正しいケアでいつまでも健康に保つことができるそうです。

口の中のケアだけではなく、私は噛むための筋肉の鍛え方なども知りたいです。

今、体の筋肉が大事だという事は、日本人にも浸透してきて、NHKでも「筋肉体操」なんていう放送のされるようになりました。

「みんなの顔体操」 のような番組もやってくれないかな!

とりあえずは、大口を開けて笑う回数を増やして対応します(笑)

 

今の私は、素直に自分の老いを客観的に見つめて変化を受け入れようとしています。

母の老いを見て予習し、自分の老いを見つめて、新しい発見をしていくのを楽しみと思えばいいのだわ!

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2 Comments

モコちゃん

はじめまして〰ブログ拝見しています
この記事にある 口の周りの筋力アップ方法がありますよ
私は20年以上 日に2回ほど ガムを噛みます 一時間以上噛んでいるかなぁ
ガムは 口臭予防、唾液の分泌、顎の筋力アップ等あると思いますから 私も還暦は過ぎましたが
わりと硬めの物がしっかり噛めていますね…
足の筋力アップも大事かと…階段昇りやスクワットかなぁ
サブに手作り雑貨を作成していますから まあまあ人生を楽しんでいるかなぁ〰️と
ガムはお金もたいしてかからないから これからでも予防になると思いますよ
参考までに ☺️

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ITSUKO

モコちゃん

コメントありがとうございます。
へぇ~~~、ガムですか!!
知りませんでした。
さっそくやってみますネ。

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