明日、いよいよ病院へ行って検査の結果を聞き、今後どのようにするか治療方針を決めてきます。
「説明にはご主人と一緒に来てください。」と先生にいわれたので、千葉の自宅から来てもらいました。
今朝ついて、息子とさっそくスキーに行ったよ! 何のために来てるんだか(笑)
いろいろな本を読んだり、ネットで調べたり、同じ病気の先輩に聞いたりしました。それでもわからないことだらけです。はじめてのことだから経験しないと実際のことはわからない。
最近、外科医の先生のブログを見つけて読んでいます。佐藤典宏先生です。
その先生が「絶対に主治医に確認すべき10項目」というのをあげていました。
がん治療 絶対に主治医に確認すべき10項目
目次
佐藤先生のブログを要約すると、最低限、聞くことは以下の10個だそうです。
1.がんの部位(臓器、部位)
当たり前ですが、がんがどの臓器のどこにできているのか(原発巣)について確認すること。原発巣なのか、転移なのかで治療法がちがうそうです。
2.がんと診断した根拠
細胞や組織の検査までしたのか? 画像の検査だけでがんと判断する場合もあるそうです。
私の場合は、もう細胞の検査をしました。
3.がんの進行状況(ステージ:腫瘍の深さ、リンパ節転移、遠隔転移など)
がんの進行具合(ステージ)を確認すること。また、どうしてそのステージになったか、腫瘍の大きさや深さ、リンパ節転移や遠くの臓器への転移について聞く。
私の場合は、ここが一番気ががかりです。私がいままで受けた検査、造影のMRI や造影のCTでわかるのだろうか?
できることなら、転移は見つかってほしくない(涙)
4.標準的な治療法について
最も一般的な治療法について確認する。
必ずしもガイドラインですすめている治療が全員に当てはまるわけではないそうです。
5.主治医のすすめる治療法とその理由
先生がすすめる治療法とその理由、さらに治療経験についても聞く。
似たような症例の経験がある場合には、その治療成績についても確認する。
6.治療の目標(がんの根治か、進行を止めるのか?)
・がんを完全に除去したり全滅させる治療なのか?
・完全に治ることはないが、できるだけがんが進行しないようにするのか?
・がんの積極的な治療はせず、痛みや症状をとる治療(緩和医療)なのか?
7.治療にともなうリスク、副作用、後遺症
手術だったら死亡率や合併症、抗がん剤なら副作用、放射線治療では副作用と後遺症についてしっかりと聞いておくこと。
8.予定される治療期間
抗がん剤治療の場合どのくらいの治療期間が予想されるのか、放射線治療の場合には何回(どのくらいの期間)照射が必要かについて確認すること。
9.それ以外に考えられる治療法について
標準治療以外の治療についても聞いてみる。
必要ならばセカンドオピニオンについても検討する。
10.その治療がうまくいかなかった場合の次の手段
当初の治療法がうまくいかなかった場合、次に治療手段があるのかについても確認する。
ということです。メモして行って、しっかり聞いてきます。
乳がん特有の質問
乳がんの場合はさらに聞くことがあります。
胸にメスを入れるというのは、女性にとってつらいことです。しかも外見も変わってしまいます。
私の場合は、温泉にまた行きたい!! というのが希望なのです。
・手術する場合、全摘なのか温存なのか?
・再建はできるのか?
・再建できるとしたら、どの方法がよいのか?
などです。
標準治療を素直に受け入れるべきか?
そして、佐藤先生のブログで、
【医師が解説】がん代替医療の生存率へあたえるインパクト:標準治療に比べ死亡リスクを2.5倍に増加
というページがありました。特に乳がんの場合は、標準治療を受けず、手術も拒否した死亡率は5倍だそうです。
標準治療なら誰にでも効果が期待できるわけではなく、時には合併症や副作用でうまく効果が出ないこともあります。代替医療で全快する人もいます。
でも標準治療は、「現時点では最良の治療法」です。まずは標準治療をうけ、生活習慣や食事の面で自分にできることをする! を選択するつもりです。
それでも効果がない時には、また考えます。
ドキドキですが、ちゃんと先生のお話しを聞いてきます!!
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