2020年7月24日、ニクソン大統領記念図書館において、アメリカのポンペイオ国務長官が歴史的な演説をしました。
ニクソン大統領は、50年前、旧ソ連側にいた中国をアメリカの自由主義の方へ引き込んでやろう、という政策を始めた大統領です。
そして、貧しい中国を豊かな国にすれば民主化するだろう、という方針で進めてきました。
しかしそれは間違いだった。その政策は終わりにしなくてはいけない、と言う事を発表したのです。
ニクソン大統領が始めた政策を、ここニクソン記念図書館で終わらせるという意味で、ここで演説したのです。
「中国を変えねば中国が私たちを変える」 米国務長官、連携訴えhttps://t.co/Kog8McUKuh
「現在の中国は、国内では一層権威主義化し、国外では自由を攻撃し敵視している」
— 産経ニュース (@Sankei_news) July 24, 2020
この後、どういう政策で中国とアメリカは付き合っていくのか?
ポンペイオの演説から考えてみます。
・ 今、私たちの世代が中共に屈服したら、私たちの子孫は彼らの意のままになる。
・ 中共は自国民に威圧的になっているし、外の世界にも威圧的になっている。もし自由主義陣営が中共を変えないと、中共が我々を変える
・ 米ソ冷戦時代のソ連制裁とはちがう行動を約束する
・ 習近平総書記は、すでに破綻している全体主義思想の信奉者だ。
と言っています。習近平総書記という言い方をしていいるのは、中国と、中国共産党を区別してるという事です。
ここから言える事は、中国を倒すという事ではなく、中共を終わらせるという事です。
それから他の国にいる親中派も批判しています。西側諸国、もちろん日本に対しても行っているのです。
この演説のゲストとして招かれている人は、ウイグル強制収容所から生き延びてきたウイグル人や、香港民主派のリーダーや、中国の民主化運動のリーダーたちでした。アメリカは、このような人たちと一緒になって、中共と立ち向かうという事を示しています。
これはもう、アメリカが中共をもう許さない! という意思表明です。
習近平は、これをどう受け止めるのか?
・ 米ソ冷戦時代のソ連制裁とはちがう行動を約束する
とポンペイオが言っています。ソ連の時には武力は使いませんでした。それと違うという事は何を差しているのか???
数日前、イランの原子力施設が火災にあいました。これはサイバー攻撃によるものだったと言われています。これはアメリカが、こんな攻撃もできるのだよ! と言う事を誇示したのか?
なんとしても武力衝突だけは避けてほしいです Σ(・□・;)
思わず、アマゾンでこの本を注文しました(苦笑)
この本が訳に立つことなどが起こりませんように Σ(・□・;)
〈目次〉
第1章 テロ・スパイ工作
CBRN(大量破壊兵器)テロに備えよ/テロの攻撃目標/もし日本が核攻撃を受けたら?/サイバー攻撃/工作員の活動/世界初、都市で起きた化学テロ/日本共産党は今も破壊活動防止法の監視対象 他
第2章 戦争
有事法制と国民保護/武力攻撃事態等への対応/安全保障関連法と国民の安全/在日アメリカ軍基地と抑止力/ロシア人の領土拡張主義の本質/国境の概念がない中国人/プロパガンダ(反日宣伝)による戦争 他
第3章 自然災害
巨大地震があなたを襲う/災害時のデマの恐ろしさ/東京は世界で一番危険な都市/ハザードマップを疑え/風水害時の避難行動/避難生活での注意点/応急手当の知識/災害時の救出・搬送訓練 他
第4章 移民侵略
「国民か外国人か」ではなく「本国人か移民か」/外国人犯罪統計の壁/日本の総人口の50分の1はすでに移民/乗っ取られていく仕組み/スパイ防止法のない日本/国防動員法の要点と穴/「民間防衛」と「民間外患誘致」 他
第5章 インテリジェンス
戦争よりも深刻な危機/インテリジェンス、3 つの危機/安易にスパイと決めつけてはいけない/破壊工作をいかに防ぐか/テロによる死傷者よりもパニックによる死傷者のほうが多い/外国の宣伝に振り回される危険性 他
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