息子の知り合いが、珍しい野菜を持って来てくれました。
うちの玄関先に置いていってしまったので、何という名前の野菜なのか、どうやって食べるのか、聞けませんでした。
葉物なので、茹でるか、炒めるかだよね???
とりあえず、表が緑で裏が紫のこの野菜を茹でてみました。
茹でると、こんな濃い緑いろに!
そして、切るとまな板に紫いろがにじみます。
我が家はばあちゃんがいるので、柔らかく茹でて、しかも小さく刻まないといけません。
なので、盛り付けもいまいちになってしまいますが、お浸し・・・・・
お味は、ツルムラサキのような、ちょっとぬめりがある感じです。
独特のにおいと渋さ・・・・・
慣れないせいもあると思うけど、私の好みの味ではありません。
いろいろ調べた結果、これではないかと行きついたのが、
金時草(きんじそう)/水前寺菜(すいぜんじな)/式部草(しきぶそう)
これだ!!
旬の食材百貨より
水前寺菜(スイゼンジナ)の下ごしらえ
水前寺菜(スイゼンジナ)の特徴は茹でると茹で汁が鮮やかな赤紫色になり、葉はツルムラサキのようなぬめりがでる事です。ただ、ゆでた葉その物はほとんど紫色は無くなり緑色になります。茹でて使う事が多いですが、茹で過ぎるとヌメリや色、風味が損なわれるので、短時間にさっと茹でて、決して茹で過ぎない煮すぎない事が大切です。茎の部分は先の柔らかい部分以外は固いので、通常は食べません。
◆下処理 茹でる
1.金時草の葉を茎から切り離し、大きい物は食べやすい幅に切る。固い茎の部分は捨ててください。
2.鍋に水を張り、2~3%の塩(水1Lに約30g)を加え加熱します。沸騰してきたら葉を投入し、菜箸などで全体を混ぜながら30秒から45秒程茹でてザルにあけ、すぐに氷水に落とします。
3.アクが少しあるので冷水の中でよくすすぎ、ザルにあげてからさらに手で水気を絞ります。
水前寺菜(スイゼンジナ)の主な料理
◆あえ物やお浸し
金時草をさっと茹で上げ、胡麻和えなど色々なあえ物にしたり、ポン酢や出し醤油などでお浸しにして食べます。
◆酢のもの
一般的にはさっと茹でた金時草を酢醤油に和えて食べます。入りゴマや鰹節を振りかけていただきます。
◆天ぷら
金時草の葉を、片面だけ衣を付けて天ぷらにします。茎の部分は繊維に沿って細切りにし、かき揚げに混ぜると食べられます。
私は、本日はポン酢をかけていただきました。ばあちゃんは胡麻ドレッシングをかけました。息子は、シソドレッシングが合いそうだ、と言ってましたが、今日はなかったのでポン酢で。
不思議な野菜を初体験したしました。
ご馳走様でした ❤
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