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バルセロナ旅行記 カテドラル

2018年12月 シニア夫婦でバルセロナに1週間旅行にいってきました。

ツアーではない個人旅行で、すべて自分たちで計画・予約しました。

今日はカテドラルについて詳しくレポートします。

カテドラル とは?

カテドラル とは 大聖堂ということです。

バルセロナの聖堂といえば、サグラダ・ファミリア教会を思い浮かべますが、実はここ「La Catedral de la Santa Creu i Santa Eulalia」、日本名では「サンタエウラリア大聖堂」が一番格式が高い教会なのだそうです。

バルセロナにたくさんの教会がある中で、司教が座る椅子を持つ「司教座聖堂」と呼ばれる教会。すなわちカテドラル(大聖堂)と呼ばれるのはバルセロナではここだけだということです。

旧市街の中心地

その歴史を聞いてみると、ここには4世紀にはすでに初期キリスト教の教会が建設されていました。

その後イベリア半島がイスラムの占領下におちた時に一度破壊されてしまいました。

キリスト教徒によるいわゆるレコンキスタ(国土回復運動)の後、11世紀にロマネスク様式の大聖堂が再建されました。

現在のカテドラルは、そのロマネスクの聖堂をのみ込むように、13世紀の終わりに建設が始められ、落成したのは1450年。

なんと150年もの歳月がかかっているそうです。

外側の壁をよく見ると、新しいところと古いところの色がちがっていました。

入り口です。

よく見ると、聖人たちの彫刻がぎっしり!!

中に入ると「荘厳」ということばがぴったりの、落ち着いた重々しさのある教会です。

高い天井、それを支える迫りくる何本もの柱がすばらしい!

年代を感じる天井です。そしてステンドグラス。

サクラダファミリアは観光客だらけでしたが、このカテドラルは、実際に地元の人々が訪れてお参りしていました。

お賽銭を入れるとろうそくに灯がともるようになっていて、人気のある礼拝堂にはたくさんろうそくがともっていました(笑)

実際に牧師さんのお説教がされていて、信者しか入れませんでした。

ここは外の回廊です。

中庭もあり明るい雰囲気です。

壁には彫刻が。

バルセロナの観光地は、ガウディの建築物など入場料が高いところが多かったですが、ここは実際の教会で営利を目的としていないためなのか、午前中は無料でした。(一部、有料のところもありました。)

クリスマスマーケットも開かれています

私たちが訪れたのは12月3日。
ちょうどクリスマスマーケットが開いたばかりのようでした。
ツリーに飾り付けるものから、手作り品まで、いろいろなで店が軒を並べていました。

カテドラル周辺の旧市内

カテドラル周辺は旧市街で、趣のある小路や、古い建物が並んでいます。

こちらも、カテドラル近くの古い教会です。

全てに歴史があるのでしょう。


レイアール広場にある街灯。 ガウディが若いころ、バルセロナ市から委託されてつくったものだそうです。

こちらは、カテドラルの入り口の向かいにあるカフェ。
なんと壁画はピカソが書いたもの!!
さすがバルセロナ。

ここはメインストリートのランブランス通りからも近く、カタルーニャ音楽堂にも行ける場所。アクセスも非常に便利な場所にありました。


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ITSUKO: 高齢の母のため秋田県大仙市の実家に移住。元ニットデザイナー。NHKのすてきにハンドメイドに出たり、手芸本に作品を提供していました。実家の森川農園の手伝いもしています。森川農園ではアスパラガス・ダリア・野菜・米をなどを栽培しています。2018年乳がん発症闘病中。両足人工股関節。 カザフスタンの歌手 ディマシュ クダイベルゲン dimash のファンです。 農家めし雪国の自然農のブログも書いています。 コロナウイルスをきっかけに世界情勢に目覚めました。日本大好き。美しい日本を守りたい。参政党を応援しています。 くわしいプロフィールはこちらです。 トップはこちら