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思いがけず体重10キロ減 でも寒さが身にしみる(笑)

60年間、一度でいいから夏痩せしたいと思っていました。スリムバディはあこがれでした ☆彡

今年、かんたんに10キロ減りました。

思いがけずあっさりと標準体重に

何もスタイルが良くなりたくてダイエットしたわけではなかったのです。

乳がんになり、まだ死ぬわけにはいかないので、しょうがなく糖質制限を始めたのです。

参考にしたのは、古川健司先生の「がんに勝つレシピ」

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そして、南雲吉則先生の「命の食事」

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特にひもじいとも、苦しいとも思わず、気がついたら半年で10キロ減っていました。

病気ではなくて、ただ痩せたいだけだったら、お酒をやめたり、お菓子をやめたり、砂糖をやめたりするのは難しかったかもしれません。

半分ボケた母をみているので、母より先に死ぬわけにはいかないのです。母より先に死んだら、息子たち、妹たち、おばさんたちなど、みんなに多大なる迷惑をかけてしまうので、少なくとも母より1日でも長く生きなくてはなりません。

なにより、私はまだまだやりたいことがたくさんある。せめて平均寿命までは生きたいわ、そう思って始めた糖質制限です。

乳がんに罹患した私が糖質制限を始めたわけ

そもそも、なんでがんになったから糖質制限なの? っていう方のために解説します。

人間の体は、食事からとる栄養によって命を維持しています。なかでも糖質が体内で分解されてできるブドウ糖を、主なエネルギー源にしています。実はがん細胞も、ブドウ糖を主なエネルギー源にしているのです。

人間が栄養を取らなければ死んでしまうように、がん細胞も栄養なしでは命を維持することができません。つまり 糖質=ブドウ糖 を制限すればがん細胞は弱まり、死んでしまいます。しかし糖質は人間にとっても貴重なエネルギー源です。とらないと人間もエネルギー切れになり、動けなくなってしまう・・・・・

でも違うんです。

糖質制限をしてがんを兵糧攻めし、ケトン体を出して正常細胞だけ元気にする

人間の体では、ブドウ糖の供給が途絶えると緊急のエネルギーが作り出されます。この緊急のエネルギーが ケトン体 です。

ケトン体は、皮下脂肪や中鎖脂肪酸が分解されることで生まれます。正常な細胞はケトン体をエネルギー源にすることができるのに、がん細胞はそれができません。

つまり糖質を制限すれば、がん細胞は栄養源が絶たれ、死滅への道=アポトーシス を歩まざるをえなくなるというわけです。

ケトン体の働きはそれだけではありません。ケトン体自体に抗ガン作用があること、正常細胞のミトコンドリアの活性酸素を減らすと同時に、DNAの修復を推し進める 長寿遺伝子 のスイッチを入れる働きがあります。

糖質制限は、ケトン体を作り出しがん細胞だけを弱らせ、正常細胞を元気にするための 兵糧攻め戦法 なのです。

美食に慣れた現代人には酷なダイエット?

私が今まで大好きなもの、スイーツ、お酒、ご飯類、パスタ、麺類などなど。みんな糖質です。なかでも精製された白いもの、白米、白砂糖、小麦粉などを避けなければ、糖質制限はできません。

私の場合は、がんが悪化したり再発したりするより、糖質制限のほうがマシだったという訳です。

美食に慣れた現代人にはつらいダイエット法かもしれませんね。でも工夫しだいで乗り切れますよ。

joshuemd / Pixabay

糖質制限で私が実際にやったこと

・ お酒をやめた
・ 白米を玄米に変えた
・ 白い砂糖を使わない
どうしても甘さが欲しい時には、ラカントやはちみつを使う
・ 小麦粉はなるべく使わない
使う時には全粒粉を使う
・ お菓子は当分食べない

これをやりました。

お酒は、不思議に飲みたいと思いませんでした。お酒を分解するエネルギーを、がん細胞を撃退する方に向けてほしいからネ。

穀物は、晩御飯には食べません。朝と昼は玄米をおちゃわん6分目。玄米は腹持ちがいいので、おなかはそんなに減りませんでした。玄米にしたのは私だけ。家族は白米のままです。

コーヒーは基本ブラックだったので、砂糖を使わないのはそれほどきつくありませんでした。今は、はちみつを入れて飲んでいます。

小麦粉は全粒粉を買いました。フライや、から揚げや、天ぷらも、お料理はすべて全粒粉。慣れるまで違和感があったけど今は平気です。家族もまずいとは言いませんでした。

お菓子がやっぱり一番つらいかな~~~。
いつもテーブルには家族のおやつが置かれていますから。

買い物も基本私がするので、家族用のおやつも買うのは私。でも手を出さなかったのです。エライ!!  今は、いただきものの高級お菓子なんかは食べています。添加物いっぱいのスナック類とか、安いチョコレート菓子なんかは、いまだに食べないようにしています。

あこがれの標準体重になりました

現在、私は BMI  20.3 で標準体重より低くなりました。
BMI(肥満指数)とは肥満の目安です。

BMIの計算式は次のようになります。
肥満指数(BMI)= 体重 kg ÷ (身長 m ×身長 m )

この値が 18.5~25未満 が普通体重です。
BMI値が 22前後が最も病気になりにくい数値とされています。

こんな値になったのは生まれてはじめて。以前は BMI 25 を少しだけ超えていて、軽度の肥満でした。

これが改善されたのだから、怪我の功名 ということにしておきます。がんになって唯一のよかったことです(笑)

でも、以前よりなんだか寒さが身にしみる気がします。

現在もこの体重を維持中

糖質制限は現在もゆるく続けています。

あまり厳密にやると息切れしてしまうので、芋類や根菜類も食べるようになりました。

外出した時は、みんなと同じものを食べることにしました。会食の時にはお酒も飲むことにしました。

でも、10キロ減はキープしたままです。

10月下旬、森川農園のダリアの収穫が終わったら、また筋トレとヨガを再開します。筋肉をつけて、さらに体調を整えたいと思います。

FB、ツイッター、インスタには、私の晩御飯の写真をのせています。これからブログにも時々のせていきますね。

それから、油を変えたこと、他に気をつけていることなども書いて行きます。

がんが再発するかどうかは神のみぞ知る

私は、左乳房を全摘したし、抗がん剤もしました。

糖質制限しているからと言って、病院での治療を否定しているのではありません。病院で治療できることはすべてやります。

そのうえで、自分で注意できることは改善していこうというスタンスです。

病院に丸投げで、自分の生活習慣を変えないのなら、また元の木阿弥になってしまいます。自分で変えられるところは変えて、がんになりにくい体をめざします。

糖質制限すれば100%がんが再発しないかと言ったら、それはありません。糖質制限しても再発してしまう人もいれば、節制しなくても何も病気にかからない人もいることは確かです。

これだけは神のみぞ知る! でも何も努力しないよりはいいですよね。

これからも、私が気をつけていることや、変えた習慣なども書いていきますね。

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ITSUKO: 高齢の母のため秋田県大仙市の実家に移住。元ニットデザイナー。NHKのすてきにハンドメイドに出たり、手芸本に作品を提供していました。実家の森川農園の手伝いもしています。森川農園ではアスパラガス・ダリア・野菜・米をなどを栽培しています。2018年乳がん発症闘病中。両足人工股関節。 カザフスタンの歌手 ディマシュ クダイベルゲン dimash のファンです。 農家めし雪国の自然農のブログも書いています。 コロナウイルスをきっかけに世界情勢に目覚めました。日本大好き。美しい日本を守りたい。参政党を応援しています。 くわしいプロフィールはこちらです。 トップはこちら