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アフターコロナの社会に適応して生きていきます 老後貯金より筋肉貯筋

isakarakus / Pixabay

80代の母は、腰は曲がり、脚力は弱り、ヨタヨタ歩き、どこからどう見ても老女です。

テレビを見ているから、内容がわかっているのかと思って聞くと、ぜんぜん内容がわかっていないのです。もはや、新しいことが理解ができません。

同じ事を何回も話すし、今見たテレビの内容を、私にうまく話す事ができません。

母を見ていると、20年ちょっとで私もあそこまで老いるのか! と絶望的な気持ちになります(涙)

アフターコロナの社会に適応して生きていきます 老後貯金より筋肉貯筋

jarmoluk / Pixabay

年齢より老いてみえるシニアの特徴

なぜ母が年齢よりも年老いて見えるのか?

母と、まわりの老人たちを私なりに観察してみました。
老いて見える人の身体的な特徴は、

・ 腰が曲がっている
・ 背中が丸くなっている
・ 歩く速度が極端に遅い
・ 動作がすべて遅い
・ 足が曲がっていてガニ股

などです。

もちろん、顔のしわ、シミ、頭髪や白髪なども影響するのですが、80代ともなれば、顔の外見はある程度しょうがない。

中には美しさを保つ人もいるけど、それはものすごい少数派で、顔のしわもシミもあきらめるしかありません(涙)

しわくちゃな顔でも、にこにこしている方がずっと若くて魅力的にみえます。

だから化粧品に必要以上にこだわったり、整形したりするより、笑って暮らした方がお得です 😊

年齢以上に老いてしまった原因

なぜ、母はこうなってしまったのか?
もちろん、体質的なものが一番だと思います。

母は自分では、
「体力がないのに体力以上の農作業をしてきたからだ。」
と言います。でも農作業をしてきた人でも、背中も曲がっていないし、杖もつかずに自分で歩ける人が大勢いるのです。それだけではない気がします。

私が思うに、母が嫁に来た若いころ、栄養が足りなかったせいもあると思います。私の祖母(母にとっては姑)が好き嫌いが多かったのと、貧しかったので、嫁に栄養がある食べものを満足に食べさせなかったのではないかと推測されます。

私の両足が先天性股関節脱臼だったのも、祖母が満足にカルシウムのあるものを妊娠中に食べさせてくれなかったからだ、と母は言ってました。

あとは、筋肉の衰えを防ぐ体操やストレッチをするという情報が、母には入ってこなかったのでしょう。たとえそういう情報があったとしても、それを学びに行ける交通手段がないし、お金を払ってまで学ぼうという気もなかったのでしょう。

栄養についても、今のような知識はなかったのでしょう。

そのために、骨粗しょう症になり、筋肉は落ち、今の老いた状態になってしまった!!

健康寿命を延ばすために大切なこと

日本人の平均寿命は世界一です。

でも、健康寿命が世界一かというとそうではありません。健康寿命というのは、寝たきりなど健康上の問題がなく、自立した日常生活を送れる状態のことを言います。

寝たきり、認知症などにならず、健康寿命を伸ばして若い人に迷惑をかけずに生きていきたいです。健康寿命を延ばすことが、見た目の老いも若くすることにつながります。

目標は、100歳で自分の足で歩け、ひとりで日常生活が送れること。普通の生活ができることです。

できれば誰にも迷惑をかけず、ある日、老衰で眠るように逝ってしまうのがいいなぁ~~~

目標の100歳で普通の生活が送れるようにするためには、健康寿命をのばさなくてはなりません。そのために大切なことは、

・ 栄養バランスのとれた食事
・ 禁煙
・ 健康診断を定期的に受ける
・ 適度な運動
・ ストレスの少ない生活をする

などです。あたりまえのことをあたりまえに続けていくしかないです。たばこはもともと吸わないから関係ないけど。

栄養では、好き嫌いなく、腹八分目をこころがける。高齢になると、食事を作るのが面倒だからと、いいかげんな食事で栄養失調になる人もいるんだって。おどろきです。

そして運動は、お散歩などの有酸素運動、ストレッチやヨガで筋肉を伸ばす! これがわかっているけど続けるのはむずかしいのです。今はコロナウイルスで緊急事態宣言のため家にいて、運動不足です(涙)

高齢者が運動する時は、さらに、転倒したりしないように気をつけなくてはいけないし、血圧が急に上昇したりしないようにも気をつけなくてはいけません。水分不足にも気をつけなくては。年取ると気をつけけることが増えます(苦笑)

体力の衰えより気力の衰えがこわい

でも、本当に怖いのは体よりも気力の衰えです。

身なりに構わなくなったり、何かにつけおっくうになって体を動かさなくなったり。全身の老化の引き金になるんです!

これが実は一番怖い。

これを防ぐにはどうすればいいか?

・ 楽しいことをする
・ 保守的にならない
・ いつもと違うことをしてみる
・ ドキドキすることに挑戦する

とにかく好奇心を失わず、あちこち行ってみる。いろんなものを食べてみる。新しいものにチャレンジ・チャレンジ・チャレンジです!

というか、私は体が動く限りは、森川農園の出荷のお手伝いでも、ごはんの支度でも、できる限りやっていくつもりです。自分は誰かに必要とされている、というのが生きる力になります。

アフターコロナの世界の変化が楽しみ

今は、新型コロナウイルスが蔓延しています。しばらくはこのコロナウイルスと共生していかなくてはいけません。コロナウイルスが収束に向かうと、今までとまったく違った社会になる事でしょう。

その時に、その新しい社会に順応できるのかかが、今後の私のしあわせを決定づけるのです。順応できない老人は「昔はよかった!」と絶望して死ぬことになります。

私は、今後どんな世界になるのか楽しみです。

自分が生きている間に、資本主義社会の終焉と、新しい社会の構築を見れるなんて、エキサイティングです。大激動の時代に生まれてラッキーです。

アフターコロナはどんな時代になるのか予想もできないけど、今の社会の問題をふまえて、より自然と調和した人間らしい社会になるよう、私にできる事はすすんでやっていきたいです。

だから、コロナに罹患しないように気を付けて生き抜かないと(笑)

yc0407206360 / Pixabay

老後貯金より筋肉貯金

多くのシニアは老後の資金を気にします。介護施設に入るにはこのぐらいのお金が必要とか、医療費をカバーする医療保険が必要とか、まだ起きてもいないことに目が行きます。

でも、一人で最後まで普通に暮らせればそんなお金は必要ないわけです。

そんな、まだ起きてもいないことを心配してむやみに節約するより、健康な100歳を目指して、筋トレやヨガにお金をかけたほうがいいわ(笑)

お金の準備ができていない私は強がりを言っています。お金がつきればのたれ死にます(笑)

さっきも書いたけど、老いないようにするには楽しい事をすることが大事です。

乳がんで、ホルモン療法中の私。いつ乳がんが再発・転移するかもしれないのだから、できる時にできることをしておきます。

来るべきアフターコロナ後の新時代が、明るい世界であることを夢見て生きていきます。

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ITSUKO: 高齢の母のため秋田県大仙市の実家に移住。元ニットデザイナー。NHKのすてきにハンドメイドに出たり、手芸本に作品を提供していました。実家の森川農園の手伝いもしています。森川農園ではアスパラガス・ダリア・野菜・米をなどを栽培しています。2018年乳がん発症闘病中。両足人工股関節。 カザフスタンの歌手 ディマシュ クダイベルゲン dimash のファンです。 農家めし雪国の自然農のブログも書いています。 コロナウイルスをきっかけに世界情勢に目覚めました。日本大好き。美しい日本を守りたい。参政党を応援しています。 くわしいプロフィールはこちらです。 トップはこちら