今、私たち夫婦は、旅行でも冠婚葬祭でも、ホテルや旅館をちゃんととります。
間違っても親戚の家に泊まろうとは思いません。お互いに気を使うから~~~
もちろん友だちの家に泊まろうなんて微塵も思いません。
若かった時に自然にしていたことを思い出してみると、けっこういろいろなことがあります。
主人の実家へ子連れで1週間も泊まれた
目次
主人の義母がまだ元気だった時には、小さかった自分の息子二人を引き連れて、1週間も泊まっていました。今から思うと信じられません(驚)
義母も若かった。と言っても今の私よりは年上です。だって主人は末っ子ですから。
やんちゃな孫(私の息子たち)が幼稚園児だった頃は、義母は60代のなかばだったと思います。
現在還暦の私、孫はまだ一人だけど、その孫たちが来て1週間ここに泊まると言ったら無理です。できません!!
もっとも、そんなことは起きるはずもありませんが(爆)
昔は、孫の顔を見せに主人の実家へ行くことは、親孝行の一つだと思っていました。義父母も息子や嫁や孫たちが来るのは当然と思っていたのでしょう。
修行だと思って1週間の夏休みを主人の実家ですごしていました。
30年前と今とでは、ずいぶん感覚が違います。今だったら、どんなにお金を積まれてもイヤ!!
友達の家にも平気で泊まれた
気軽に友達の家に行ったり、自分の家にも招いていました。
お互いに夫婦同士で行き来していた友人もいました。もちろん、料理も自分で作っていたし、準備から後かたずけ、シーツの洗濯やら、お布団干しやら、お掃除やら、何から何まで自分でやっていました。
それがちっとも苦じゃなかったのよね。むしろ楽しかった。
庭でバーベキューをしたこともあったし、主人がテニス仲間を連れてきて、飲み会を自宅でしたこともあった。
主人が、ぐでんぐでんに酔った友人を連れて来て、自宅に泊めたこともたくさんありました。今だったら、鍵をかけて家に入れてやらないわ(笑)
もう、とてもそんな元気はありません。
絶対にそんなことはできません(汗)
子どもをおんぶして遊びに出かけた
子どもを連れて出かけましたよ。
海水浴や、遊園地や、動物園、観光地、etc etc etc
わざわざお弁当を作ってお花見やピクニックに行ったこともありました。
体力や気力がありましたね。子どものためというより、自分も遊びたかったんでしょう。好奇心のかたまりでしたもの。
オムツに、着替えに、よだれ掛けに、飲み物、テッシュ、持ち物も山のようですよ。
うちの子どもたちは、この小さな私が産んだとは思えないほど、よく太った健康優良児でした。そんな重い子をおんぶして、よく出かけたもんですね(汗)
帰って来てからのお洗濯も大変でした。
子育てって、若くないとできません!!
兄弟おそろいの洋服を縫って着せていた
2歳違いの彼らに、お揃いの洋服を縫って着せていました。
時々、彼らが小さい頃の写真を見て「そういえば、こんな服も縫ってあげたなぁ」と思い出します。
たぶん、今よりずっと時間がなかったはずなんだけど、ちゃんと手を動かしていたんですね。びっくりです。
明日のことを気にせずに飲めた
二日酔いのことなど気にせず、楽しく盛り上がってお酒が飲めました。
どんなに食べても飲んでも、一晩ねむれば回復しましたもんね、20代のころは。
今はとてもできません。
あっ、ちなみに、ウチのダンナは還暦過ぎてもこれはやめられません。ほとんどアル中(笑)
大腸のポリープをこの前とったのだけど、たとえ大腸がんでもお酒はやめられない、って言ってた。バカです!!
確かに年を取るとできなくなることが多い(涙)
私は編み物の先生をしています。
時々、イベントなどで外へ出て、デモンストレーションをしたり、販売をしたりしていました。
そうすると、年配の方々が「昔は編み物をしたものよ。でも今は目がみえなくなってダメだわ。」とか、「今は、肩が凝ってもう編めないわ。」というのをよく聞きました。
若かった私は、「いや、年取ってもやる気がある人はそんなことは言わないわ!」 と本気で思いました。
ところが自分がその年になったら、彼女たちのいうことがウソではないのだということがわかりました。気合と根性ではどうにもなりません。本当にもう体がついてこないのです。
まれに、何万人に一人くらいは、ハズキメガネとか拡大鏡とか使いながら、編む人もいます。でもほとんどの人は、そうまでして編んだり、作ったりする好奇心は失われています。
新しいことにすぐに挑戦できなくなった。面倒になった。もの覚えが悪くなった・・・・・
せめて、頑固で扱いにくい婆さんにならないように、好奇心をなくさないようにしたいものです。
どこか、行ったことがないところへ行く。
入ったことがないお店をのぞいてみる。
食べたことがないものも食わず嫌いにならない。
読んだことがないジャンルの本も読んでみる。
そんなことを心がけよう!!
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