今日は、友達のせっちゃんのところに行きました。
せっちゃんは、大仙市で「クッキーポット」というカフェをしています。そこでランチをいただきました。
クッキーポットは、残念ながら今年の12月末までで営業をやめるそうです(涙)
せっちゃん、お疲れ様でした。
せっちゃんが、退院祝いにケーキを焼いてプレゼントしてくれました。ありがとう!!
乳がんの先輩に会いに行く
せっちゃんはなんと、乳がんの先輩なのです。
18年前、せっちゃんのお子さんたちが、12歳、10歳、7歳の時に乳がん発覚。まだ子どもたちが小さく、とにかく生きなくてはいけない。腫瘍が1.5㎝と小さかったにもかかわらず、転移などしないように、
「すぐに全摘してください!」
と言ったそうです。
当時はリンパ郭清を全員がしていた時代で、リンパにも転移はなかったそうだけど全部とってしまったそうです。
そのおかげか、それから再発も転移もなく、元気でがんばっています。
そんな先輩の話を聞き、私の話を聞いてもらえるだけで元気が出てきます。ありがたいことです。
この場所でいろいろな友人が増えた
クッキーポットへ行くと、古い友人の消息がわかったり、新しい友達を紹介してもらったりの出会いがあります。
今日も、朝いちばんで、
「まりさんから連絡は行った?」 と言うので、
「来ないよ~」 と言ったら、
「いっちゃんのブログを見つけて読んで、乳がんのこと心配してたよ!」 ということでした。
まりさ~~~ん、このブログ読んでたらわかると思うけど、元気だから安心してね 💓
今日も新しい出会い
私たちは還暦。
この3月末で退職する人がたくさんいます。
今日、クッキーポットで出あった方(S子さん)は、私が千駄木で「トレマーガ」という手芸屋をしていた時に、お店に来てくださったことがあるそう。
私がせっちゃんの友達だと知っていたのに、声をかけずにお店を後にしたんですって!!
本当にありがとうございました。声をかけてくださればよかったのに~~~
S子さんもやはり還暦で、今月末で退任だそうです。
そして家の中のものをこれを期にかたずけたら、肩が本当に軽くなった気がしたと言ってました。今まで、重い責任のある仕事を長年続けてきたのだもん、少しはゆっくり休んでくださいね。
私もその気持ちがすごくよくわかり、初対面なのに話が盛り上がりました。
3年前の手帳を見つけて息苦しくなった!
昨夜、実は3年前の手帳を偶然、目にしました。
びっしりと書かれた予定表。
そして、こうあるべき! という理想像が書かれてありました。
それを見ているうちに息苦しくなりました。そして、熟睡できませんでした。
病気をした今ならわかる! 私は無理しすぎていたんだって。
そのスケジュール、自分ではこなせると思って入れたものです。実際に不完全ながらこなしていました。当然、睡眠不足です。いつも眠くて頭がぼうっとしていました。
もう眠くて起きていられない、というところまで仕事をしていました。それでも、自分はまだまだできるはず、と勘違いしていました。
そして、こうありたいというマインドマップには、びっしりとやりたいことが書かれていました。それを見ているうちに、本当に自分で胸が苦しくなるのがわかりました。
東京から離れ、ニットデザイナーも引退し、冷静になった今それを見ると、いかに背伸びしていたのかがわかります。なにもかも、一人で頑張ろうとしていたんだな・・・・・
冷静に考えて、永遠に時間があるか、無限にお金があるか、どちらかでないと無理(笑)
イチローや、羽生弓弦を見たり、すごい人の本を読んで感動して、
「私もああなりたい!」
と思って理想像を描いていたけど、なぜ感動したのか?
それは、自分にできないことを成し遂げているから感動したのです。
そのできないことをしようとしてどうなる? 失敗します(笑)
ふつうの人でもできることを目指さないと不幸になります(爆)
私は、目指した方向が間違っていました。
商売の話をすると、今日のテーマとはまたちがってくるので、この話はまた別の機会に。
ますますシンプルに生きる
あの生活を10年も続けていたんだから病気になって当然です。
夜、眠っている間に体の不調は修正されます。それも夜10時から朝の2時にかけてが一番修復される時間です。その大事に時間に私は自分で自分の体を痛め続けていました。
乳がんは、そんな私の生活態度を改めるように警告してくれたのです。
そして、イチローや羽生弓弦を目指さくても、普通の人でも幸せに生きる方法はあるよ、ということに気付かせてもらいました。
自分をよく見せるためにすることや、すごい人と思われたくてがんばるのはもうやめます。最低でも息が詰まるようなイヤなことはもうしない。
ばあちゃんにむかついたら、自分のヘヤで「クソバアァ、早く死ね!」と10回叫びます(笑)
自分が我慢すればすむこと、というのをやめます。ちゃんと我慢していたことを言います。
誰にどう言われたっていいわ。だって言っている人は、私の人生に責任取ってくれないもんね。
60年、まじめに一生懸命生きたわ。本当によくがんばったね、と自分を解放してあげます。
社会人としてしなくていけない最低限のルールは守って、あとは自分が楽しめること、心穏やかになれること、わくわくすることをします。
ますますシンプルに生きます!
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