例のはやり病のお注射問題の時までは、いわゆる保守の論客の意見は大方は一致していました。
なのに、ロシア・ウクライナの問題が起きてから、真っ二つに割れています。
今まで冷静に世の中を分析していた人たちの半分が、急に大手マスコミと同じことを言いだしてビックリしました。
中には「武器商人と傭兵は人間の最古の職業のひとつ。これがなくなることはない。」と言った経済学者もいました。この方は反ロシアです。ビジネス保守だったんだ、結局は! 金融資本家・軍産複合体ありきの中での分析だったんだ、と失望しました。
そして、冷静に分析して解説する人を徹底的に痛めつける人が後をたちません。
日本の言論状況
— tantris (@emiliamarty) April 20, 2022
ジャーナリスト山口敬之氏の発言。
「ウ問題に関する対外発信、止めます。
これまで機会をとらえて、ウクライナ戦争に関する私なりの見方を開陳してきました。
私の全ての発信は、
・戦時には全ての情報を疑ってかかる
・感情で思考を止めない
・英米には国際プロパガンダ
のシステムと前科がある というスタンスに立脚していました。 こうした観点を前提にした私の各種の分析には、一定のボリュームの方に共感・納得していただいた一方で、反発・罵倒・誹謗される事も少なくありませんでした。 後者の中には個人的な知り合いや高名な専門家も含まれていました。
中には個別に私の見解を示す事で納得し立場を180度変えた方もいました。その一方で、「ロシアは悪」「悪いものは悪い」という前提で、私の分析を全否定し続ける方も一定数いました。 いろいろと考えましたが、そういう方々にこれ以上話をしても理解は深まらないとの結論に立ち至りました。
例えば「ウクライナのネオナチ情報はロシアのプロパガンダだ」と断定して、その主張に従う事を私に強要されても、ネオナチの存在を確認している私は服従する事が出来ないのです。 そういう方の多くが、保守系言論人や安全保障に造詣が深い方でした。しかも普段は理知的理論的かつ冷静な方でも、
この件に限っては非常に感情的で、議論を続けると修復不能なまでに決裂してしまうのです。 最初のうちは私も決裂覚悟で公開の場で論争に応じていましたが、そういう人があまりに多いので、最近では取材活動に支障を来たすようにすらなっています。
こうした論争が元で、日本人同士が分裂し対立して、一番喜んでいるのは誰かを考えた時、「今まで理解してもらえなかった人に、これ以上自説を押し付けない」というスタンスに変えていく事にしました。」
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私は山口氏の解説はわかりやすくて、素晴らしいと思っています。
彼の主張をまったく受け付けない人がいて悲しい。
今はわかってもらえなくても、時代が証明してくれると思います。
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静岡在住のロシア語教師のジェーニャさんのブログがわかりやすいです。
下に一部を抜粋してのせさせていただきます。
ロシア人の立場からの主張、山口氏の考察が間違っていないとわかります。
日本に住んでいるいちロシア人の意見として、今回の事に関して思いを書いていこうと思います。
まず一番に言いたい事は、メディアで報道されてるような
プーチン=悪、侵略者
こういう構図ではない! と強く申し上げておきたい。
メディアの報道だと強大な国ロシアが、小国ウクライナをいじめて侵略してると思うでしょう。
私自身は、この戦争に対して良いとか悪いとかの判断をしてません。
戦争というのは正義と正義のぶつかり合いです。どちらの意見も、ある意味正しいのです。
今回のロシアとウクライナの戦争は、次のような状況があるのですが、日本の報道の片寄りから真実が見えずに混乱に陥っています。
・日本の報道(米国の報道のコピー)がウクライナ寄りになっているため、ウクライナ情勢を理解していないことから、何が問題なのかテレビ有識者(自称専門家w)たちの間でも認識ができていない。
・米国(ネオコン・DS・軍産複合体の支配下の米国)やシオニスト・ナチス勢力がウクライナに加担してロシア(プーチン大統領)を倒そうとしてきた。
・EUも戦争を煽った。複数の要因から戦争に至っているので、専門家達でも予測が難しかった。
・ウクライナには、ロシア人や親ロシアの人たちが多数住んでいる
・ウクライナは、ウクライナ居住のロシア人や親ロシアの人たちを大量虐殺(ジェノサイド)を繰り返してきたが(オデッサ虐殺等)米国の報道はネオコン・DS・軍産複合体寄りなので米国・日本では報道されなかったり、否定されてきた。
・ウクライナ東部では政府軍とは別に、ナチス派の知事が傭兵を雇い、東ウクライナに住んでいるロシア人や親ロシアの人たちを大量虐殺した。政府軍ではないので政府もコントロールできてない。
今回のロシア軍がウクライナへ進行するにあたり、ロシアのプーチン大統領はキエフの政府からジェノサイド(虐殺)を受けている人たちを救うと宣言しウクライナへの進行決定を発表しました。
ウクライナ国民の間でも
ロシアが侵略してきたという見方の人(米国視点)と
ロシアが助けにきてくれたという見方の人(ロシア視点)に分かれます。
ウクライナ国民の意見を聞いても、どちらの意見を聞くかで、正反対の認識となるので両方の意見を聞くことが大切です。
今回の戦争前の見解ですが、元ウクライナ大使の馬渕睦夫さんの解説が極めてニュートラルで中立的だと思っています。是非、ご覧ください。
馬渕睦夫 ロシアとウクライナの歴史について自分自身の目で見て知って欲しい
https://youtu.be/0r3809RLpls
「ウクライナ当局が大量虐殺」ロシアが国連に報告書(2022年2月19日)
https://youtu.be/UOu6C5VJNfU
まずは前提情報として動画を含めた情報を全て見て下さい。
この戦争は複雑ですので、1つの原因で起きてる単純なものではないのです(当たり前ですが、戦争はいつも複雑な要因が絡み合う)
たぶん、ここまで私の主張が理解できたとして、何でウクライナがウクライナ人を虐殺してるの? そういう疑問に当たりますよね?
初めて知る人は衝撃的かも知れませんが、これ、れっきとした事実なんです。
今回の戦争の根底は、まさにここにあります。
そもそもウクライナですが、成立ちとしては、ウクライナは旧ソビエトの領土でした。(私の親戚もウクライナに住んでいます)
昔はロシアだったという言い方のほうがしっくりくるかもしれません。
1991年、ソビエト崩壊後ペレストロイカで弱体化したロシアは、ウクライナ地方をウクライナとして独立しました。
ロシアからしてみれば兄弟みたいなものです。
ウクライナとしてロシアから独立したものの、当時の弱体化したロシアではウクライナを守れるだけの力もないし、ウクライナをNATOからの緩衝材として、もちろん、色々な条件がありそれを守るということで独立を認めました。
そういった意味でウクライナはロシアにとって兄弟みたいな国なのです。
その後は、端折りますが、政権によっては親ロシア政権だったり、反ロシア政権になったり右往左往しますが、ウクライナの政治的腐敗によりネオコン・DSにウクライナは乗っ取られ、本気でウクライナの国を想う国民はオデッサ虐殺などでジェノサイトされていったのです。
あと、ロシア軍が現地で食料が尽きて略奪してるとの報道もあるそうですが、私にもロシア人の軍関係の知人がいますがロシア人の名誉にかけてそのような事はないと断言します!
軍では民間人への略奪行為など即刻処罰になりますし、普段から、そのような非人道的な行為に関しては絶対に起こさないよう訓練してます。
知人の名誉にかけて、そのような事はないです。
仮にあったとして、一部の下っ端の兵が行ったとしても上官に知られれば、粛清の対象になります。ロシア軍(人)を辞める覚悟で略奪をしなければなりません。これ情報操作の類だと思っています。
マスメディアが放送する「戦争」の映像などどっかの広告代理店が作った広告に過ぎません。私もキエフのライブカメラを見てましたが平穏なものでした。
ウクライナに住んでいる親戚もいつも通り過ごしているそうです。
日本人で現地に足を運んでその目で見て、感じた人は何人いるのか?
そしてその人達が資本に支配されていた場合、その資本のバイアスがかかることは言うまでもないことです。
したがって、マスメディアが報じるウクライナ危機は真に受けるべきではありません。
まぁ、ワクチンやマスクを信じてる人たちにとっては無理なのでしょうけどね。マスクやワクチンの標的が
今度はロシアに変わっただけで、本質的なやり口は一緒です。
共産主義(ロシア・ウクライナ・中国)も、資本主義(米国)も、暴力(秘密警察・強度の行動規制・スキャンダル捏造・伝染病)と嘘(プロパガンダ・情報操作・言論統制)で世界を統治しようとする勢力があることを理解することが重要です。
世界の問題を解決するためにも、自分の身を守るためにも必要なリテラシーです。
スキャンダル捏造や捏造報道・言論統制により、反ネオコンの立場のプーチンやトランプは攻撃を受けているといって良いでしょう。
この激動の混乱期には、今後の世界動向を理解しておくことが大切ですが、その基本のリテラシーを身に付けておきたいものです。
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