2017年12月、ローマへ夫婦二人旅(ふたりとも60代前半)をしてきました。
ローマの大まかな感想
ローマのタクシー事情
ローマの噴水について
ローマのクリスマスの飾りについて
ローマの道路事情と街並み
ローマの市場で見た冬のイタリア野菜
ローマの交通事情について
本日は、ローマのトイレ事情について書きます。
旅行で困ることの一つ トイレ
目次
日本に初めて来る旅行者は、和式トイレに戸惑うってテレビで言ってました。
東京オリンピックの2020年まで、公共のトイレはすべて洋式に変えるように努力するそうです。
はじめて訪れる国では、トイレは本当に心配。しかも寒いと、近くなるので余計に心配です。
ローマのホテルのトイレは独特
ホテルのトイレ事情からお話します。
こちら、通常の水洗トイレです。
ところがその向かい側に、トイレのような形をしているものが!
ふたがなくて、石鹸がおいてあって、タオルもある・・・・・・
これは、イタリアのホテルでは普通にあるもので、ビデ です。
こちらはお尻を洗ったり、お湯をためて足を洗ったりするものなのだそうです。
水洗トイレには、日本のウオッシュレットの設備はついていませんでした。
ところ変われば、こんなところもちがうんですね~~~
こちらはちょっと引いて、トイレとビデを両方うつるように撮影しました。
ちなみにローマのホテルでは、湯舟がなくてシャワーのみ所があるので、予約の際には湯舟があるか確認した方がよいそうです。
夏ならともかく、冬はお風呂に入って温まりたいのが日本人ですよね!!
C と F は ホットとコールド?
蛇口を見たら、C と F がありました。
C は Cold 冷水か?
じゃ、F はお湯?
違いました!! Cの蛇口をひねったら熱いお湯でした。
イタリア語を調べてみたら、
C Acga Calda 温水
F Acga Fredda 冷水
でした。
せめて英語表記を小さくても書いてくれればなぁ。
ちなみにレストランのメニューなども、イタリア語でしか書かれていないところがほとんど。小さくでもいいいから、せめて英語でも書いてほしい。
ひるがえって、東京オリンピックを控えた日本。日本語表記だけではなく、英語表記が必須だと思いましたよ!!
テルミニ駅の公衆トイレ
ローマ観光の途中、たぶん大部分の人が利用するであろうテルミニ駅。
ここでは地下の公衆トイレと、2階のイートインコーナーの公衆トイレを利用しました。
2階のトイレ前には、チップを受け取る係のおばさんが立っていました。ここで買い物をしたレシートを見せれば、チップはなしでトイレが利用できました。買い物をしていない人は、たしか€2だったかな? おばさんが持っている箱に入れてトイレを利用していました。
下の画像は、テルミニ駅のタクシー乗り場
夜のテルミニ駅周辺は治安が悪いと言われましたが、怖い目にはあいませんでした
テルミニ駅の地下の公衆トイレです。日本のトイレと同じです。
このテルミニ駅の地下トイレも有料で、自動改札のようなところを抜けて入りました。
なんとこれがトイレの入り口。本当に電車の改札のよう!
この機械に€1を入れてトイレの改札を抜けます。
小銭を必ず持って出かけないと大変なことになります(笑)
ローマ市内のトイレ事情
空港のトイレはもちろん無料でした。
コロッセオも無料トイレがありました。入場料を払って入るところは無料トイレがあるようです。
それから、テスタッチョ市場とトリオンファーレ市場のトイレは無料でした。
外では公衆トイレは見かけませんでしたが、市内に少しはあるようです。
地下鉄の駅でも見かけなかったです。何か所かの駅にあるそうです
公衆トイレは小銭が必要です。
トイレに困らない行動計画を立てる
では、実際の観光ではどうすればいいのか?
午前に1回、午後に1回、美術館や博物館、大聖堂を観光の予定に入れる! 昼はレストランでトイレをお借りする。
この予定なら、ほぼトイレに困ることはなさそうです。
バールのトイレを借りる
バールやレストランに入った時、必ずトイレをお借りしました。お店を出る前には念のためにトイレをお借りしてから出ました。
バールでは、エスプレッソコーヒーなどを頼みました。
私は結構トイレが近いほうです。しかも冬でしたが、午前1回バールで休憩、お昼ごはん、午後1回バールでの休憩、あとはホテルに帰ってからで大丈夫でした。
緊急時はホテルのロビーで
緊急時には、ホテルのロービーのトイレを利用させてもらう手もあるそうです。そんなに心配する必要もなかったです。けっこうなんとかなるものですね!