昨日まで、いろいろ皇室について書いてきました。
・ 天皇は奇跡的存在 主要国でエンペラーはただ一人
・ 男系男子のみ受け継がれるy染色体天皇は男系男子でなければならない理由
本日は、その続きです。
男系男子の天皇が途絶えそうになった時どうしてきたか?
神武天皇から今の天皇陛下まで126代、中にはお子様が生まれず、皇室が途絶えそうになった危機が何度かあったそうです。
その時にどうしたか、記録に残っていることを調べてみました。
宮内庁 天皇系図
中でも最大の危機と思われるのが、25代の武烈天皇(在位498年~506年)が亡くなった時です。18歳でお亡くなりになり、お子様がいなかったのです。
周りを見回しても男系男子がおらず、側近らが協議し、遠く越前の国までお迎えに行ったのです。
その時、男大迹王(おおどのおおきみ)のちの26代の継体天皇は58歳でした。男大迹王(おおどのおおきみ)には、2人の息子がおり、二人をともなわれて都にのぼっておられます。
最初はこの使いの者が言う事を疑われたが、たまたま共通の知り合いをご存じだったのが幸いし、事情がわかりました。そして大臣以下全員が懇願したのでご承諾くださったという事です。
継体天皇は、58歳で即位し、在位24年、82歳でお亡くなりになります。その後、この息子二人は、のちに27代、28代の天皇になります。
この時の系図、ピンクでマークを付けました。
25代武烈天皇がお亡くなりになり、5代うえの15代応神天皇までさかのぼり、5代したの男系男子が26代継体天皇に即位したのです!
その時の事が「WEB歴史街道」に書かれてありました。
これは本当に危機一髪でしたね 💦
このような事が、22代清寧天皇から23代顕宗天皇の時にもおこっています。この時には3代さかのぼって、3代おりています。
101代称光天皇から102代後花園天皇の時にも、4代さかのぼって4代おりています。
このような事がもう起きないように「宮家」というものが作られてきました。天皇存続の危機の時には、宮家から天皇を出すことになったのです。
ところが第2次世界大戦後、11の宮家がGHQによって廃止されてしまいました。
今現在、残っている宮家には男系男子が数名おられるそうです。この方たちの宮家を復活させることが一番いいのではないでしょうか?
まずは、日本人に天皇の継承について興味を持ってらう事が大事と思います。
昨日、このブログで話題にした某小室氏、今日、ニュースになっていました Σ(・□・;) これをきっかけに、日本人に女系天皇についての危険性を認識してもらうきっかけになればいいですね。
そう考えると、良いきっかけを某小室氏はくれたのだから、その点にだけはありがとうを言わないといけないです(苦笑)