ブダペスト3日目、この日も雨。
王宮の丘
ホテルがあるブタの丘を散策しました。
最初に王宮をここに建てたのはハンガリー王ベーラ4世で、13世紀半ばだそうです。
14世紀にはラヨシュ1世によって増改築が行われました。
15世紀にはマーチャーシュ1世のもと、イタリアなどから職人や芸術家が集められ、中欧のルネッサンス中心地として栄華を誇りました。
16世紀にはオスマン帝国との戦いに敗れ、王宮は壊滅。
17世紀にハプスブルグ家のよって、バロック形式の宮殿が新築されました。
18世紀には女帝マリア・テレジアによって増改築が行われました。
19世紀、大火災で焼け落ちてしまい、それを機に大改築、1904年に完成。
その後、2回のの世界大戦で大打撃をうけました。
今見られる城は、戦後に修復し、1950年代に完成した姿だということです。
王宮の丘にも、いたるところに銅像や彫刻。
今は、国立美術館や歴史民族博物館として使われています。
といにかく広い。
王宮は絶景ポイントです。ドナウ川とペストの街が見下ろせます。
幾多の歴史を刻んできたであろう通り。
歴史民族博物館
数々の歴史が刻まれた遺跡
王宮の中で教会として使われていた部屋
この教会で、国民のしあわせを王様が祈っていたのでしょうか?
マーチャーシュ教会
この教会も、王宮と同じで長い歴史の波をくぐりぬけきました。
1541年にオスマン帝国に占領されると、教会はすぐにモスクに改装されました。
占領されていた150年間、フレスコ画は塗りこめられアラーの神への礼拝がおこなわれていたそうです。
大きすぎて、上まで写せません!
こちらが上の塔
夜はライトアップされて美しいです
こちらも上部
ドアって、日本にはない重圧な感じで好きです。
ここは音響効果にすぐれており、オルガンコンサートが行われるそうです。滞在中には聞けそうにありません(涙)
三位一体の像
これは18世紀にヨーロッパで猛威を振るったペストが終焉したことを記念して建てられたそうです。後ろの建物の修復中で、クレーンが邪魔。
聖イシュトバァーンの騎馬像
ハンガリー建国の父といわれる初代ハンガリー王。
手には2重の十字架を持っています。この2重の十字架は、イシュトバァーン王国を現すものか、彼自体を現すそうです。
ルカーチ温泉
温泉はのちほど特集します。