FBをなにげなく見ていたら、精神科医の樺沢紫苑先生の投稿が目に入りました。
親が認知症になったときに、すべきこと。
病院に連れて行くよりも重要なことがあります。
気になったので、認知症についていろいろと書いてみます。
80代の母がそろそろ危ないです(笑)
私は、母は今はまだ認知症というほどではなく、老化による物忘れと理解力や判断力の低下ということだと思っているのですが、ここでもうちょっと詳しく調べてみます。
認知症と老化による物忘れの違い
昨日の夕飯に何を食べたか思い出せない、これは誰にでもある老化の症状。私も日常的に忘れます(笑)
これに対し認知症では、夕飯を食べたという全体の記憶がなくなるそうです。さっき食事をしたこと自体を忘れて、まだ食べたいと主張したり、また食べようとしたりするそうです。
老化による物忘れは本人に自覚がありますが、認知症の人は物忘れの自覚があまりなく、とりつくろったり、失くした物を「誰かが盗った」と疑うような妄想が見られることがあります。今は亡き主人の母も、最初「おじいちゃん(自分の夫)がお金を盗む!」から始まりました。
老化による物忘れは日常生活に支障をきたすほどではありませんが、認知症による物忘れは日常生活においてトラブルにつながる場合が多いのです。
一般的な定義はこのようなものなので、まだ日常生活が送れているウチの母は、老化による物忘れと理解力が非常に落ちて来た状態だと判断できます。
だからと言って、認知症にならないという保証はなくて、これから変化していくことも十分に考えられます。
認知症で一番多いのがアルツハイマー型認知症
認知症のうちで一番多いのがアルツハイマー型認知症です。
このアルツハイマー型の認知症で、最初に注意したい症状は「物忘れ」。他のタイプの認知症と比べても、アルツハイマー型認知症ではごく初期から物忘れが起きるといわれています。
加えて「抑うつ状態」や「無気力」といった意欲の低下もごく初期の段階で見られることがあるそうです。
こういう症状がでていないか、ちゃんと母を観察していないといけないですね。
今のところは大相撲を楽しみに、テレビの前で大声で応援したりしているので、意欲がないということはなさそうです。
アルツハイマー型認知症の予防はどうすればいい?
高血圧と糖尿病がアルツハイマー病の危険因子といわれています。
この2つは生活習慣病の代表的なもの。つまりアルツハイマー型認知症の予防は、生活習慣病を予防することでもあるのです。
がんに罹患した私も、糖質制限が必要で血糖値に気をつけています。結局、すべての病気の予防は生活習慣病を予防することなんですね!
生活習慣病にならないようにするには、食事や仕事、睡眠、運動、趣味・嗜好など、生活スタイルを全般にわたって見直すこと。バランスのよい食事やじゅうぶんな睡眠、適度な運動など、健康的で規則正しい生活を心がけること それにつきます。
それと、日常的に運動する習慣のある人はない人よりも、アルツハイマー病になるリスクが低いそうです。
もうひとつ、新聞などの活字を読む、将棋やゲームをする、楽器の演奏をする・習うなどの知的活動をよく行っている人はアルツハイマー病になりにくいそう。
他人と話しをする、仲間といっしょに趣味や習い事をするなど、人間関係を持ったり、社会的なネットワークにつながることが、アルツハイマー型認知症の予防につながるそうです。
ウチの母の場合はどうすればいい?
うちの母の場合、栄養は、私が気をつけて3食の食事を作っているので問題ありません。
睡眠や規則正しい生活も問題ありません。
気になるのは運動。夏場は自分が好きな畑仕事をするので、それなりに動きます。問題は冬場。寒くなるとこたつに入って一日中テレビを見ているのです。
そして一番の問題。それは外に出ないので、ほとんど他人と話さないこと。社会的なネットワークに欠けていることです。
私としては、ディケアなどに行って運動したり、家族以外の人と話をしたりほしいのです。でも母は、ボケていないのにそんなところには行きたくないと思っているし、まだ自分で歩けると思っているのです。私の言うことなどぜんぜん聞いてはくれません。
あまりしつこく言っては母のプライドを傷つけると思うので、これ以上言えません。
どうしたもんかな・・・・・母は月に一度、血圧の薬をもらいに行くので、主治医の先生にさりげなく言ってもらうように相談してこようかな。
認知症は治る???
ここで、今日のブログのトップに書いた樺沢先生の話に戻ります。
樺沢先生のYouTubeを見たら
・ 認知症は直らないけど、進行を遅らせることはできる
・ 症状的に非常に良くなる
ということがわかってきたそうです。
そして、一番、症状の改善にいいのが運動
家族は、一緒に30分の散歩をすること!!
だそうです。この雪の秋田では外を散歩するのは無理(涙)
たとえ寒くないとしても、30分散歩に付き合うのは私にとっては試練ですΣ(・□・;)
それから認知トレーニングをすることだそう。
これには、やはりディケアセンターなどに通ってもらうのがよいそうです。
やはり主治医の先生に相談だな。
興味がある人は、樺沢先生のYouTubeを見てくださいね。
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