バルセロナの市場で一番にぎわっているのがこの市場、サン・ジュセップ市場です。
バルセロナ市民の台所というより観光客のための市場
ランブラス通り沿いにあるサンジョセップ市場は、バルセロナを代表する市場です。立地の良さも手伝って観光客にも超人気スポットとして大変な賑わいを見せています。
12月上旬のオフシーズンでも、このにぎわいでした。ここでお昼ご飯を食べようと思っていたけど、あまりの混雑ぶりにここで食事するのをあきらめました。
日本のガイドブックではサンジョセップ市場と紹介されています。それは正式名ですが、地元の言葉で「胃袋」を意味する「ボケリア」という名前の方が地元スペイン人には親しまれているようです。
カオス状態 サン・ジュセップ市場
市場の中に野菜を売るお店はそれほどありませんでしたが、この市場のすぐ横の広場にファーマーズマーケットぽいお店が数件お店をだしていました。
昨年(2017年)冬のローマ旅行の時には、珍しい野菜におどろいたのですが、バルセロナでは野菜は豊富ではありませんでした。
ここでも、ほとんど日本と同じ種類のもの。
アンティーチョークだけはバルセロナでも売られていました。さすがにこれはまだ日本では一般化していません。
こちらの太いネギは、リーキ。
では、ここからボケリアの中のお店を紹介します。
スペインと言えば生ハム。こんな太いモモの生ハムが並べられていたり、ぶら下がっていたり。この市場でも生ハムのお店が一番に数が多かったです。
街の中でも、普通の小さなスーパーでも、鉄道の駅でさえ、生ハムがぶら下がっていました。
値段も日本とは比べられない安さです。お土産に買いたいのだけど、生ものは持ち帰れない。真空パックの生ハムも持ち帰ることはできません。現地でたくさん食べる以外にありません(涙)
肉屋さん。こちらではすべてこのような大きな塊で売っていました。日本のようなロース薄切りとか、しゃぶしゃぶ用に薄切りなんて、一度もみかけませんでした(笑)
動物愛護団体の方が見ていたら卒倒してしまいそうな画像 Σ(・□・;)
とりやウサギのさかさずり!!
日本より、色々な種類の肉を食べるようです。
こちらはタラの塩ずけ。レストランでも、フライで出てきたり、煮込み料理で出てきました。普通の家庭でもよく食べるらしいです。
こちらは魚屋さん。
スペインは日本と並ぶ魚を食べる国。日本より豊富だと思ったのは、エビです。エビの種類ってこんなにあったのか! と感心するほどたくさんの種類のエビが並んでいました。
それからタコ。タコを食用にしている国もめずらしいそうで、ここは日本と共通です。
イカもたくさんありました。
イワシやマグロ、あんこうもありました。こんなところは親近感を感じます。
魚屋さんは、どこでも氷を敷き詰めた上に1匹のまま置いているスタイル。切り身をパックずめして売っているところは見ませんでした。
こちらは卵専門店。こちらも10個パックではなくて、ただ積み上げてある!
こちらはスパイス屋さん。カラフルです。
オリーブ専門店。オリーブって、数えきれないほど種類があるんですね!!
チーズ屋さん。当然ですが日本とは比べ物にならない種類です。すべてがビッグサイズ。
サラミ、ソーセージ屋さん。サンタカタリーナ市場で食べて、私の胃にはちょっと刺激が強すぎた血のソーセージもある。
こちらは、唐辛子屋さん?
きのこ専門店。日本では見たことがない種類もあります。
アーモンド、木の実屋さん。アーモンドはバルセロナ近郊の名産品のようです。味付けにも使われていました。焼きネギのソースがあまかったのだけれどアーモンドソースらしかったです。
貝かな?
よく見たらエスカルゴ(かたつむり)でした。
観光客の切れ間をねらって写真をとりました。食べ物はその国の特徴がストレートにでるから面白いです。
ああぁ、ここでも食事したかったな。ボケリアの中に何件もバルやカフェがあったのですが、どこも超満員。
結局この日のお昼は市場の外へ出て、インド人がやってるカレーを食べました。さすがに毎日スペイン料理をたべていたら、他のものが恋しくなってしまったのです(笑)
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