お向かいのベッドの方、最初の日にベッドにいなかった。お嬢さんの幼稚園の卒園式に出て来たらしい。
若い乳がん患者さんが多い
目次
謝恩会には出ないで、子供と親が一緒のところだけ出て来たと言ってました。
ああぁ、そんな小さなお子さんがいるのに、乳がんですか(涙)
私も乳がんで他人のことを心配してる場合ではないけど、還暦の私とでは深刻度がまるでちがう。
私だって、母を見送るまで死ぬわけにはいかないけど、子どもたちはもう成人していて、それぞれお嫁さんがいるのだから幸せだ。
小さな子どもを家に置いて入院するだけでも、どれだけつらいか。
明日はかならず来るわけではない
今までこんな年齢になるまで、明日は必ず訪れて、今日のつずきがあるような気がしていた。だけど、明日が来るかなんて、本当は誰にもわからないことなのだ。
乳がんになっても、まだ、永遠にこのまま明日と言う日が来るような錯覚に陥っている。乳がんでなくても、還暦なのだから平均寿命まで生きたとして、あと20回ちょっとは桜が咲くのを見れるか?
初孫の男の子は、今1歳半。その子が結婚して孫が生まれるのが30年さきだとしたら、孫の顔は見れない確立の方が多いな。
がんで死ぬかもしれないんだから好きなことさせてよ、と母に言おう!
娘の私が還暦になっても母親にとっては子ども。母親は子どもを心配している、という構図は変わらない。
私は、半分ぼけた母親に、逆らうこともなく言うことを聞いている。母親は娘を支配しているという気持ちはないのだろうけど、私は奴隷にされている気分。
そんな母なのに、母のために死ねないという矛盾(笑) それが、世の中の老母と娘の関係なのだろう。
あまりにストレスがたまったら、今度、がんで死ぬかもしれないんだから好きなことさせてよ、と母に言おう!
いずれにしても、幼稚園の子供がいるあの若い乳がん患者さんよりは、私はまだましだ。
あの若いお母さんを見ていると、神様はあまりにひどい! と思ってしまう。
先日も外来で若いカップルが先生の説明を聞いてた。どうして若い乳がん患者が増えたのか? 食事、生活様式の変化などが原因だろうか?
退院したら糖質制限を再開する
入院中は、白いごはんしか出てこない。しかたなく糖質制限は中止している。
退院したら、もう一度、糖質制限にもどる。白米は玄米に。特に悪魔の白い粉は避ける!
退院後は、がん細胞を作らない生活を!
とりあえず、私の体の中の一番大きながんは体外に出た。これ以上、自分の体の中のがん細胞が発達しないように、気をつけなければ!!
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