私の乳がんは、まずは手術で患部をとってしまう予定です。その手術でとった患部を病理検査して、抗がん剤治療や、放射線治療などの治療方針を決めるそうです。
がんの三大療法
がんの告知を受けた人に示される治療方法は、基本的に「手術療法」「化学(薬物)療法」「放射線療法」の3種類があり、これを三大療法と呼んでいます。
この三大療法を組み合わせて行われる治療が標準治療です。
このほかにも、未認可の治療や代替療法といわれるものがあるらしいけど、まだ十分な治療のデーターがないので、どれほど効果があるのかないのか定かではないようです。もちろん、その人によっては劇的に効いて完治した人もいます。
がんの三大療法には副作用がある
三大療法は、現状では最高水準の治療ではあるものの、副作用があるという事は、みんなが知っている真実です。
手術は体にメスを入れるため、傷の治癒や全身の回復に時間がかかり、切除した部位によっては臓器や体の機能が失われることもあります。
抗がん剤は、脱毛、吐き気、倦怠感、しびれ感など、副作用の症状や、肝臓や腎臓、造血器官などへの障害が避けられず、つらい治療になりがちです。
乳がんや子宮がん、前立腺がん、甲状腺がんなど、ホルモンが密接に関わっているがんに対しては、「ホルモン療法(内分泌療法)」がよく行なわれます。副作用は比較的少なめですが、長期間治療を続ける必要があるということです。
放射線療法は、放射線の影響により、照射部分の炎症症状などの放射線障害があらわれることがあり、めまいなどの全身症状があらわれることもあるそうです。
今のところは、がんとの戦いの他、このような副作用とも戦い続けなくてはなりません。
まったく新しいがんの治療法 光免疫療法
光免疫療法というまったく新しい治療法がみつかり、アメリカではすでに治験が行われ好成績だそうです。
米国立保健研究所(NIH)で、日本人の小林久隆さんが光でがんを治す研究をしています。小林久隆さんの話を楽天の三木谷浩史社長が聞きつけ、2013年4月に三木谷さんと小林さんが会いました。三木谷さんはすぐに個人的に数億円を支援したそうです。
この治療法は「光免疫療法」。近赤外光を当てると反応する化学物質と、特定のがん細胞に結びつく性質があるたんぱく質(抗体)を結合させた薬を注射すると、抗体はがん細胞と結びつく。近赤外光を当てると、化学物質が反応してがん細胞を破壊し、これをきっかけに免疫細胞が活性化するという。近赤外光はテレビのリモコンなどに使われ、人体に当たっても害がない。
こちらの、ほぼ日刊おもろニュース で、がんが破壊される仕組みがすごくわかりやすく解説されています。
下の記事には、三木谷さんが光免疫療法を支援したいきさつなどが書かれています。三木谷さんのお父さんのすい臓がんがきっかけで、新しいがんの治療方法がないか調べているときに、小林先生と出会ったそうです。
朝日新聞 DIGITAL がんとともに
がん治療、不可能を可能に 三木谷氏、光免疫療法を支援
つづき
なんだか希望が湧いてきますね!!
たとえ転移したとしても、このような治療法が確立されれば、完治する人がたくさん出てくるはずです。
こちらは小林先生が話している youtube です。
三木谷氏には良い印象を持っていなかった
私は東京で手芸店をしていた時に、2007年から2014年まで、楽天市場に出店していました。
毎月の出展料は高い。商品が売れれば売れたで、楽天に払う手数料は高い(涙)
楽天アドバイザーという名の担当営業マンから、広告を買うようにしつこく言われる。イベントに参加するように言われる。値下げしてたくさんお客さんを呼ぶように言われる(涙)
売上が上がっても、それ以上に楽天に払うようなことになってしまい、まったく利益が出ませんでした(涙)
ああぁ、三木谷さんを儲けさせるために苦労しているようなものだ。三木谷さんににいくらみついのだのよ(爆) そう思っていました。
でもこの記事を読んで、私がみついだお金もちょっとは役にたった!! と思ったのでした。三木谷さんに対する見方が変わりました。
製薬会社の反発は大丈夫か?
でも、諸手をあげて喜んではいられないのでは? 抗がん剤が売れなくなったら困る人がいるはず。そう、製薬会社です。
もう、作ってしまった抗がん剤の在庫がはけるまで、この療法を認可しないのでは? など、よけいな勘繰りをしてしまいます。世の中、庶民が見えないところで大きな力が働いていますからね。
この療法が確立されたら、助かる命がどれだけあることか! どうか、私腹を肥やすために認可を遅らせることがないように祈るばかりです。
治験がうまくいって、はやく標準治療にとりいれられるよう祈ってます。
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