2021年3月16日
長崎旅行2日目、小雨が降ってきました(涙)
今日は大浦天主堂、グラバー園を回る予定です。
長崎駅前から市電で1回乗り換え、大浦天主堂で降りました。
そしてこの坂を上ります。秋田県の仙北平野(横手盆地)の、どこまでも平らな田んぼの中で育った私には、坂道を歩くことがとてつもなくたいへんです!
この坂は、おみやげ屋さんが両側に並んでいます。
ビードロ細工の店やべっ甲のお店をのぞきながら大浦天主堂へ。
長い階段の上に、白亜の教会がそびえています。
とても急な階段です。
世界文化遺産、日本のキリスト教の歴史が刻まれています。
入り口ちかくになるレリーフ。
着物を着た当時の日本人がひざまずく姿。
迫害されても途絶えることがなかった彼らの信仰!
正面のマリア様が人間世界のごたごたを、慈悲のまなざしで見ておられる!
中は撮影禁止でした。
ステンドグラスが美しい。
下の画像は、博物館。
天主堂という言葉は、あまりなじみがないので調べてみたら、
国宝 大浦天主堂 のホームページ に、このように説明がありました。
天主堂という呼び方は、現在ではあまり使われていません。教会という呼び方が一般的です。
それでは、何故、大浦天主堂と呼ばれるのでしょうか。それは、大浦天主堂正面に書かれている「天主」という言葉から来ています。「天主」とは、中国で使われていた言葉で神様のことを指します。宣教師達は中国で使われていた、この「天主」という言葉を使って、自分たちの新しい教え、神さまのことを布教したいと考え、その思いが、大浦天主堂正面の「天主」という文字にこめられています。当時はまだカトリックという言い方は使われておらず、宗教法人としても、天主教団(公教団)という名称を使っていました。戦争前に建てられた教会は天主堂と呼ばれており、文化財の指定時に天主堂と掲載されたため、通称「天主堂」と呼ばれています。(現在は「カトリック◯◯教会」が本来の呼び方です)。
日本人は一応「仏教徒」と答えるか、無宗教と答える人が多いです。私も聞かれたら「仏教徒」と答えます。普段、なにかしているわけではないけどね。
2020年のアメリカ大統領選挙で、アメリカの国民が常に「God bless you!」とお祈りの言葉を述べるのを聞きました。ドライで割り切っている人が多いアメリカ人というのが、私の先入観だった。
彼らにとって、キリスト教は生活の一部、人生の基盤、なくてはならないものとやっとわかった気がします。
つづく
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