ハンガリーは内陸国で、海に面してはいません。
魚を食べるならドナウ川の淡水魚料理です。
この日は地元の方が通うという魚料理店へ行きました。せっかくハンガリーまで来たのだから、ドナウ川の恵みをいただかなくては!
そのお店は、Horgásztanya Restaurant という名前です。
ハンガリー語なので読めないです。
ホームページは、ハンガリー語と、ロシア語と、英語なので読めるのだけど、予約はなんと電話のみ。
ネットでの予約なら私でもできるけど、電話は自身がない ( ;∀;)
という事で、ブダペストに着いてから主人に電話してもらいました。
ところが
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「Hello」 と主人が言ったとたん、お店の電話はガチャンと切れました Σ(・□・;)
しょうがないので、夕方、早めに予約なしでこのお店を探して行きました。
場所は、私たちが宿泊していた王宮の丘の、漁夫の砦の下あたりのドナウ川ぞいにありました。
こちらが漁夫の砦
行ってみてわかりました。ここは観光客も来るけど、どちらかというと地元の人の方が多いレストラン。おじさんたちがやっているレストランで、スタッフが4~5人いる中で、英語が話せる人が1人だったのです。
主人が電話したとき、たまたま英語ができない人が電話に出たらしく、思わず切ってしまったようです。
その気持ち、すごくよくわかります。私も、もし今、実家の電話に「Hello」という電話がかかってきたら、思わず切ってしまう確率大です(苦笑)
夏場は、このテーブルでドナウ川の川風に吹かれながら食事するのでしょうが、季節は晩秋。外で食べている人はさずがにいませんでした。
外のメニューはハンガリー語のみ。なんだかよくわからないけど、お魚の絵が描かれてあるから、たぶんお魚料理が出るはず。
お店の入り口のガラスにも魚の絵が。コイのつもりでしょうか?
中に入ったら、英語が話せるおじさんが一人いました。よかった~~~。英語がほとんど話せない私でも、ハンガリー語よりはわかります(涙)
最初に「グヤーシュ」というハンガリーのスープを食べました。
牛肉と野菜たっぷりを、ハンガりー特産のパプリカで煮込んだスープです。これは、とてもおいしかった。
そばに置いてあるものもパプリカらしく、これで辛さを調節するように、と言っているみたいでしたが、私にはよく理解できませんでした。
見た目には、恐ろしく辛そうですがそんなに辛くはありませんでした。
パンも一緒に出てくるので、スープとパンだけでも結構おなかいっぱいになります。
おじさんのおすすの、ナマズのフライ。ナマズは catfish だそうです。
これがなんと、白身魚でやわやかくて超おいしかったです 💓
サラダをたのんだのですが、なんとなくピクルスの盛り合わせのような感じです。
きゅうりが1本ドカンとおいてあるのが、いかにも地元の人が日常に来るお店という感じでほっこりします。
こちらはコイの素揚げです。コイは carp !
私の好みでは、ナマズの方が好きでした。
ブダペストで行ったレストランの中で、ここがいちばんカジュアルでした。地元の人6割、観光客4割という感じでした。
おじさんが選んでくれたワインも、庶民価格で助かりました。
なまずの意外なおいしさに驚いた一日でした。
他のレストランで、コイのスープも食べましたが、それはまた後日、書きます。
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