X

田舎暮らしは都会では考えられない仕事が山ほどある!

わが実家です。

田舎の昔からの農家はこんな感じで、家や屋敷が意味もなく広い !

こちら裏庭。
大きな木が杉の木をはじめとして30本ちかくあります。
春は雪解けと同時に、杉の葉を拾うことから仕事が始まります。

昔の農家は、焚き付けに杉の葉をつかったのだけど、今は無用の長物。
春は、屋敷の他、隣りの田んぼ、公道、共同の側溝まで杉の葉をひろわなくてはいけなくて、1週間以上かかります。

杉の木を切っちゃえばいいのだけど、1本を切るのに何万円もするらしいです。それが20本以上 Σ(・□・;) 年末ジャンボ宝くじ買います(笑)

冬ともなると雪が1メートル以上は軽く積もります。
毎日雪よせをしないと、車も出られません。

田舎で暮らした事がない都会の人が見ると、
「広くていいわ! うらやましい!」
ということになるんでしょう。

でも、よく考えてみてください・・・・・

これ、自力で管理して手入れしなくてはいけないのです。

はじめに雑草取り。
田舎暮らしは、雑草との闘い! と言っても過言ではありません。

今はばあちゃんが半分ぼけながらも、長年の習慣でやっています。
私は両足が人工股関節だから、立ったりしゃがんだりや、しゃがんで同じ姿勢でいることや、重いものを持つことができないのです。

ばあちゃんがもう少しボケたり、体力がなくなったら、私一人で雑草取り???
無理です・・・・・

息子は、ここに農作業をしに毎日かよってくるのですが、自分の仕事で精いっぱい。雑草とりとか、杉の葉ひろいとか、細かい仕事まではとても手が回りません。

先日の台風19号の強風で、杉の葉が山ほど落ちました。

今日は、これをかたずけけようと頑張りました。この一輪車に10回、集めては運びました。

まだ半分以上が残ってます。両足が人工股関節の私にはこれが限界。また後日やります。

田舎暮らしは都会では考えられない仕事が多いのです。

ゴミ捨て一つとっても、ごみステーションが遠い!
回覧板を回すのだって、お隣は数百メートルも離れている Σ(・□・;)
もう、到底ばあちゃんには無理です。この距離を歩けません。

みんなで集まって、公道の草刈りをしたり、ご近所付き合いもある。

乳がんになる前は、ばあちゃんがこれ以上ぼける前に、基本的な野菜だけは植えて育てられるように教えてもらおうかと思っていたけど、今の副作用が出るような体調では到底無理と諦めました。

ばあちゃんがいよいよ畑仕事ができなくなったら、自家用野菜用のばあちゃんの畑は、息子の出荷用の作物を植えるか、駐車場になるかです。

出荷用の野菜は、多品目を少量ではなくて、一つの品種をある程度まとまって植えなくてはならないのです。

そうなれば、農家なのに野菜を買わなくてはならなくなるわ(涙)

でも、両足が人工股関節でがんの私が、どう考えても無理して畑仕事するのはまちがってる(苦笑)

息子の出荷の手伝いと、家事だけにします。(それだって結構大変なのよ~~~)

田舎は、たしかに空気はいいし、家も広いし、周りの人もおっとりしているし、食べ物はおいしい。今はばあちゃんがボケながらも野菜を育てているから、とれたて野菜も食べられる。

幸せなことに目を向けて、雑用はぼちぼちやるしかありません。

いよいよできなくなったら、シルバー人材センターにでもお願いします。そのお金が払えるように、自分のネットショップまじめにやって稼がなくちゃ。

 

ランキング参加中。クリックしてくださるとうれしいです💓
にほんブログ村
ITSUKO: 高齢の母のため秋田県大仙市の実家に移住。元ニットデザイナー。NHKのすてきにハンドメイドに出たり、手芸本に作品を提供していました。実家の森川農園の手伝いもしています。森川農園ではアスパラガス・ダリア・野菜・米をなどを栽培しています。2018年乳がん発症闘病中。両足人工股関節。 カザフスタンの歌手 ディマシュ クダイベルゲン dimash のファンです。 農家めし雪国の自然農のブログも書いています。 コロナウイルスをきっかけに世界情勢に目覚めました。日本大好き。美しい日本を守りたい。参政党を応援しています。 くわしいプロフィールはこちらです。 トップはこちら