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バルセロナ旅行記 フラメンコ

2018年12月、シニア夫婦でバルセロナに1週間旅行に行ってきました。

ツアーではない個人旅行で、すべて自分たちで計画・予約しました。

今日はフラメンコの見学をレポートします。

私たちが行った、コルドベスの動画です。


残念ながら、写真は最後のあいさつの時だけ許可されました。これはボスと思われるおかあさんのご挨拶とおどり。

フラメンコ発祥の地

フラメンコの発祥は南スペインのアンダルシア地方。

インドから渡ってきたといわれるヒターノ(ジプシー)たちの踊りを、スペインやアラブの音楽と融合させ、発展させた民族音楽芸能がフラメンコだそうです。

彼らの生活と密接に結びつき生まれたので、込められている思いは、悲しみや喜び、日常的な笑いなど様々。2010年には、ユネスコ無形文化遺産に登録されました。

観光客がたくさん訪れるようになって、バルセロナでもフラメンコが楽しめようになりました。

カタリューニャ音楽堂でもフラメンコショーがあるそうです。こちらは世界遺産でフラメンコが見れるので一挙両得なんだけど、本来は踊りこと観客の距離が近く、その迫力や息使いがわかるものがフラメンコだということでした。

タブラオとよばれるレストランやバルのようなお店で、店内に作られた舞台で踊るスタイルが本来の方に近いということです。観客は食事をたのしんだあと、もしくはドリンクを飲みながら鑑賞します。

大きすぎる劇場では、歌やギターは生演奏出来ずスピーカーを使うそうです。それではジプシーの踊り本来の哀愁や情熱などの情緒を感じないものとなってしまいます。ここでは全て生演奏、生歌です。その点でもここへ行ってよかったです。

タブラオ コルドベス

たくさんタブラオがある中で、私たちがいったところはコルドベス。

伝統を重んじ、本来のフラメンコにこだわっているのがここ老舗のタブラオのコルドベスです。場所はバルセロナ一番の繁華街のランブラス通りに面した2階。

夜になってもにぎわっているランブランス通りです。

フラメンコを見る前に、ここでビュッフェスタイルの夕飯を食べました。地元料理もふんだんにあり、おいしかったです。

食後に舞台に案内されるのですが、ディナーの客を優先的に案内するので、良い場所でフラメンコが見れるのです。

ディナーの客が席を確保した後で一般の客を入れるので、観光シーズンには奥の方の席しかとれず良く見れないこともあるそうです。

私たちは一番前の席でじっくり鑑賞できました。
やはり、フラメンコの華は女性の踊りこがスカートをひるがえして踊る姿です。


躍りながら、床をふみならす音が大迫力。


フラメンコは女性の踊りこさんがだけかと思っていたのですが、男性の踊りこさんがいて、こちらが大迫力ですばらしい!


ギターと歌の担当の方々。

すべてがすばらしかったです。

歌が独特で、中東のコーランに似ているような、日本の演歌のこぶしに似ているような、不思議な歌です。イスラムに征服されていた関係なのでしょうか?

タップで床を踏み鳴らす音、手をたたく音、踊りながら太ももなどをたたいて音を出したり。楽器はギターだけなのに迫力があります。

日本人のお客さん率が異様に高かったです。スペインに次いでフラメンコ人口の多い国は、なんと日本なのだそう。その理由としては、演歌を思い浮かべるこぶしのきいた歌、ステップを踏むときの音が和太鼓に似ているからなどと言われています。

本場のフラメンコを堪能しました。

みなさんも動画でごらんください。


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ITSUKO: 高齢の母のため秋田県大仙市の実家に移住。元ニットデザイナー。NHKのすてきにハンドメイドに出たり、手芸本に作品を提供していました。実家の森川農園の手伝いもしています。森川農園ではアスパラガス・ダリア・野菜・米をなどを栽培しています。2018年乳がん発症闘病中。両足人工股関節。 カザフスタンの歌手 ディマシュ クダイベルゲン dimash のファンです。 農家めし雪国の自然農のブログも書いています。 コロナウイルスをきっかけに世界情勢に目覚めました。日本大好き。美しい日本を守りたい。参政党を応援しています。 くわしいプロフィールはこちらです。 トップはこちら