運命的な出会いが、私を熱心な勉強家に代えてしまいました。
いつだって、何歳だって、一瞬で心を奪われることってあるのです。
まさに昨夜の私は、彼に心臓を撃ち抜かれてしまったのです。
彼はYouTubeの中にいた
目次
パソコン仕事をする時に、最近は Amazonmusic か YouTube を聞いています。どちらも無料で最新の情報が入ってきます。
YouTube では、X Factor や THE VOICE などを自動再生にしています。ものすごく歌がうまい人が出るので、聞いていて飽きないのです。
X Factor USA では、Jeff Gutt のハレルヤを聞いて、こんなロックなハレルヤは生れて初めて聞いた、と感動したものです。
昨夜、私の中に飛び込んできたのは彼です!!
まずは、何も言わずに最後まで歌を聞いてね 💖
す、す、すごすぎる。この人は誰?
日本人みたいな顔だ。
要潤を一回り若くして、スケールを大きくしたような 💖
いったい何者???
昨夜、眠りの中でも彼の歌声がひびいていました。
こちらにも出ていました。
彼を探しまわりました
そして今日、グーグルで検索しまくりました。
今日は、久しぶりに大雪になり、必要最低限の雪かきをして、ネットショップの出荷をして、他の時間は検索しまくりです(笑)
彼の名は、Dimash Kudaibergen (ディマシュ・クダイベルゲン)
ということがわかりました。
そして、なぜか中国でも大人気。
なぜ???
英語版のウィキペディアにありました。
Dimash Kudaibergen (ディマシュ・クダイベルゲン)
カザフスタンの人気ポップス歌手。
24歳。
身長190cm
声域は6オクターブ
以前からカザフスタンでは、天才少年として人気があったようです。
中国の人気番組に出て一夜で中国人のハートもわしずかみにしたのですね。
くわしい経歴が知りたい人は、英語版のウィキペディア を詳しく読んでください。
カザフスタンてどこよ?
ところで、カザフスタン っていったいどこにあるの?
旧ソビエトの中の一つのような気がするけど、確かな位置はわかりません。
なにしろ私が高校生だった時には、ソビエト連邦が広大な土地を支配していたのです。その後、ソビエトが崩壊していろいろな独立国家が誕生したのだけど、その時にはもう大人で仕事に子育てに忙しく、地図帳をじっくり眺めることもなくすごしてしまったのです。
ソ連の崩壊とともにできた独立国は、どこにどんな国があるのか、ぜんぜん理解していないのです(涙)
ディマシュのおかげで、カザフスタンについて勉強しましたよ。
シルクロードの中心の都市として栄えたアルマトゥ(旧首都)がある国で、中央アジアにある広い国です。日本の7倍くらいの広大な国です。でも人口は日本の5分の一くらい。
豊富な石油・天然ガス資源を開発、輸出しているそうです。鉱物資源にも恵まれているそうで、うらやましいなぁ。
北をロシア連邦、東に中華人民共和国、南にキルギス、ウズベキスタン、西南をトルクメニスタンとそれぞれ国境を接しています。
ディマシュが中国のテレビ番組で人気が出たということが、ここでやっとつながりました。カザフスタンと中国って隣国で、国境を接しているのですね。日本で言ったら、韓国のアイドルグループが日本で活躍しているのと同じ感じなかなぁ。
東京オリンピックにそなえてと、海外旅行の計画のために買った世界地図を引っ張り出してきて、勉強しなおしました。
いつからカザフスタンってあるの?
そして、この国はいつからあるのか?
ソ連の崩壊っていつだっけ?
結局、世界史も軽く復習することになりました(笑)
ソ連が崩壊したのが1991年。ゴルバチョフがペレストロイカを推し進めていました。社会主義の限界に達してついに辞任して、あっさりとソ連が崩壊したのでした。
ソ連の崩壊の時の 1991年12月16日にカザフスタン共和国として独立したそうです。あら、私の誕生日と同じだわ(笑)
ソ連に支配される前は、いろいろな遊牧民の国家がありました。モンゴルに支配されていた時もあれば、カザフ・ハンというリーダーの国だったこともあったみたいです。
日本とは互いに大使館を置き、2006年8月には小泉純一郎首相が、2015年10月には安倍晋三首相が訪問しました。
1998年、カザフスタン政府によって実施された新首都アスタナの設計についての国際指名コンペにおいて、日本の建築家・黒川紀章案が1位に選ばれ、その都市計画案に基づき開発が続けられているそう。
2017年6月、その新首都のアスタナでエキスポが開かれました。近未来的な都市での万国博覧会のニュースをテレビで見たような記憶があります。
ディマシュは、このエキスポでアスタナでの初のソロ大規模コンサートBastau(始まり)を開催したそうです。
くわしいことは カザフスタンのウィキペディアを見てくださいね。
彼のおかげでカザフスタンが身近になった
ディマシュと出会わなければ、カザフスタンのことをこんなに調べることはなかったでしょう。
地図帳も中央アジアのページなんて開かなかったでしょう。
ロシア革命にソ連崩壊なんて年号も忘れていました。ゴルバチョフにペレストロイカも久しぶりに思い出しました。世の中、知らないことばかり。そして忘れていることばかり(苦笑)
最期にディマシュの歌をもう一度きいてください 💖
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