本音と建て前 手編みサロン前日はよく眠れない

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本日は、今年初の手編みサロンでした。

秋田市で月に2回、
大仙市で月に1回、

営利目的ではなく、半分ボランティアの手編みサロンを運営し、講師をしています。


生徒さんが完成してきた大作! アイリッシュクロッシェのプルオーバー

営利の教室はもう継続できない

東京での仕事を閉め、秋田の実家に帰ってきて、毛糸メーカーや手芸関係の展示会にも行けなくなってしまいました。担当の営業マンの方々にも、もう会うこともありません。

ニットデザイナー仲間や、他の手芸関係のクリエーターや講師のみなさんとの交流もなくなってしまいました。

だから最新の情報が生徒さんに届けられないのです。

毛糸や手芸用品のメーカーさんとの縁も切れて、お取り寄せするのも大変になってしまいました。

これでは第一線の講師とは言えません。営利目的のレッスン料をいただく価値が私にはないと判断しました。

でも、今かぎ針編み認定講座を受けている生徒さんが、認定をとるまではがんばらなくてはいけないのです。

なので今は、私の交通費、お昼ご飯代、会場費が払えるくらいの金額だけをいただこう、というところにおちついています。

雪道を大きなキャリーバッグを引っ張っていく体力・気力がなくなってしまった

今朝、大仙市は10cm以上の積雪がありました。

大曲の駅前まで車で行き、無料駐車場に車を止めます。そこから大曲駅まで10分近く歩いていきます。

今日は雪が積もっていて、キャリーバッグのコロコロがほとんど回らず、ずるずる引きずるようにしていきました。いつもより時間がかかり10分以上かかってしまいました。

乳がんのホルモン療法をしているので、副作用の関節痛、腰痛があります。この体調なのに、雪道を重たい荷物を引きずっていく体力はもうなくなってしまいました。


生徒さんが完成してきた大作! アイリッシュクロッシェのプルオーバー

建前と本音

上の二つの理由は建前です。

本音は別のところにあるのです。

秋田に越してくる前後に、私の仕事がまったく利益が出ない理由が、霧がはれるように理解できてしまった出来事がありました。

今の仕事を今のやり方でやっていたのでは、一生、食えるようにならない。気合と根性でがんばってもダメ。がんばる方向がまちがっていたのです。

それに気がついて、編み物や手芸にたいする興味や関心が、さぁ~っと冷めてしまいました。編みもや手芸が何よりも好きだと思っていたけど、どうやらちがうようでした。

私の場合は、何か仕事で成功したかったのです。他にこれといってできる事はなく、たまたまその時に凝っていた編物で起業できないかと思って手芸屋をはじめたのでした。

そして悪いことに、ある程度のデザインはできるし、手先もそれなりに器用でした。なので与えられた仕事はこなせたのです。いっそ中途半端な才能なんてなかったほうがよかったかもしれません。

大成功できて、ちゃんと収入になって、世間から認められることなら、編み物でなくてもよかった。そのことに気が付いてしまったのです。

それ以来、編み物のデザイン新しく考えるとか、キットを作るとか、オリジナルのカリキュラムを考えるとか、新作を編むとか、もう気力がわいてこないのです。

そんな気持ちに自分でうすうす気が付きはじめていた頃に、たまたまある地方紙の取材を受けました。それを見た方々からたくさんの教室のお申し込みをいただいたのです。

良いのか悪いのか、今までの20年以上の講師の経験と知識の蓄積があるので、最新の情報が入ってこなくても、自分のモチベーションが下がっていても、ちゃんと教えることだけはこなせる Σ(・□・;)

こんな状態では生徒さんに失礼です。

これ以上、教室は広げないで、やめ時を決めます。

今かぎ針編み認定講座を受けている生徒さんが認定を取得したら、教室はすべて閉めます。

生徒のみなさん、こんなやる気のない先生で本当にごめんなさい。


生徒さんが完成してきた大作! アイリッシュクロッシェのプルオーバー

馬鹿正直な私

本当に、バカ正直な私。

こんなブログなんて書かなければいいのです。

だれも田舎に帰った講師の心の中なんて気にしてはいません。

「東京でそれなりに活躍していた講師なのよ。」という顔をしていれば、そのまま自然消滅することができるのです。

お金を稼げなくても情熱を注げるものが、本当に好きなことなのだと思います。私はこれ以上に発展する見込みがないことに情熱は注げません。編み物はそれほど好きではなかったということなのです。

生徒のみなさん、本当に申し訳ありません。この夏を目途にすべての教室は閉めたいと思います。

手編みサロン前日はよく眠れない

やめ時を探っている私ですが、やめるその日までは全力でやります。

サロンの前日は、興奮してよく眠れません。

毎回、帰りの電車では疲れきって、泥のように眠ってしまいます。

結局やめる日までこれは続きそうです(苦笑)

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ABOUTこの記事をかいた人

高齢の母のため秋田県大仙市の実家に移住。元ニットデザイナー。NHKの素敵にハンドメイドに出たり、手芸本に作品を提供していました。現在はネットショップを運営中。実家の森川農園の手伝いもしています。森川農園ではアスパラガス・ダリア・野菜・米を栽培しています。2018年乳がん発症闘病中。カザフタンのシンガー、デマシュ クダイベルゲン dimash kudaigergen のファンです。 くわしいプロフィールはこちらです。