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バルセロナの物価 外食と水事情

バルセロナに1週間滞在して感じた、バルセロナの外食・水などの物価について書きます。

外食は高い!

レストランでの食事も、バル(居酒屋)での軽食も、東京より高いという印象です。私たちは観光地近くで食べることが多かったので、観光客向けの値段なのだと思います。地元の人だけが行くレストランは、もう少し安いのかもしれません。

ある日の晩御飯

下の画像は、タコを使った創作料理。スペインは、タコ・イカ・エビ・魚など、魚介類が豊富です。

お店は、サンツ駅ちかくの Zarautz Taberna Vasca
これで、確か10~13€ くらい。1€=130円 として 1300円~1700円 くらい。

ここでは席を予約して、このような大皿料理を3品と、ワインを2杯。主人は糖質制限中なのでハイボールを3杯くらい。ワインやアルコール類はグラスで 2~4€ くらい。 300円~500円くらいでした。

なので、この日の夕食は二人で 7000~8000円になったと思います。思いますというのは、主人のクレジットカードから来月ひかれるので詳しくは知りません。組長、ごちそうさまでした(笑)

もうちょっと肉など食べたら1万円はすぐに超えてしまいます。

ちなみに、ハイボール と言ってもどこでも通じません。Whiskey & ice & sparkling water と言えば通じました。そうすると「どのウイスキーにしますか?」と聞いてくるので、J&Bとか好きなウイスキーの名前を言えばよかったです。

このお店は、ピンチョスもたくさんありました。ピンチョスというのは、薄切りのパンなどの上におつまみがのっていて爪楊枝で止めてあるもの。お勘定の時にこの爪楊枝の数を数えて清算するそうです。日本の回転ずしのお皿をかぞえる制度と同じですね。

でも、これを食べるには、テーブル席ではなく、カウンターに座らないといけないらしいです。このピンチョスを数点選んで食べれば、もう少し安く上がるかもしれません。

このピンチョス、郊外の地元のバルでは1€=130円のところもあるらしいのですが、ここはたぶん2€=260じゃないかなと思います。

画像は、Zarautz Taberna Vasca のサイトからお借りしました。

ある日の昼ごはん

サンタカテリーナ市場はまだ観光化されておらず、地元の人が買い物している市場です。そこに入っている Bar Joan でお昼ご飯を食べました。

地元のスパークリングワインの「Cava(カバ)」を注文しました。

スパークリングワインは発泡性のワインで、フランスのシャンパーニュ地方で作られると「シャンパン」と呼ばれ、スペイン(主にバルセロナ近郊のペネデス地区)で作られると「Cava(カバ)」と呼ばれます。

主人は糖質制限中で、例によって Whiskey & ice & sparkling water(日本でいうところのハイボール)

ここでは、カウンターにいろいろなタパス(おつまみ)が置かれていて、あれとこれとこれ、というように指さして、手ぶり身振りで注文しました。市場のおじさん、スペイン語だけ。英語はわかりません。ひとりだけ英語ができるお姉さんがいました。

血のソーセージ、小魚のフライ、ソーセージとピーマンのソテー、エスカルゴでおなか一杯。これ全部で30€ = 4000円前後 くらいだったと思います。

バルセロナでは、ランチを一番の重点的なごはんとして食べる人も多いらしく、ランチの定食 Menú(メヌ)が充実しています。前菜を食べているときに「パンはいかがですか?」とパンがサーブされます。ここのバルでのMenú(メヌ)は12€らしいです。

Menú(メヌ)はPrimer plato(前菜)→ Segundo plato(メイン)→ Postre(デザート)の順に出てくることが多いです。

バルセロナの平均的Menú(メヌ)のランチの値段は 13€~15€ だそうです。

朝ごはん

ホテルでの朝食バイキングは一人15€もするらしいのでお断り。

スーパーで、生ハム、チーズ、ヨーグルト、トマト、ベビーリーフ、くだもの、豆乳などを買って、部屋で食べました。

生ハムはスペインの特産だけあって、豊富で安い!!  スーパーで売っている食品は日本より安いです。

スーパーの様子は、また日をらためて記事にします。

飲み水の相場

スペインの水道水は飲めないことはないらしいのですが、みなさんペットボトルの水を飲んでいました。ペットボトルの水は、スーパーで500ml が0.5€ くらい。日本円で50~60円で買えるという印象です。

滞在したホテル近くのスーパーは、MERCADONA というスペインで一番のチェーン店だそうです。でも、夜9時には閉まるので、レストランで食事した帰りにはもう買えません。なにしろレストランは早い所で20時からですから!

その場合は、駅の売店とか、遅くまで開いている小さなスーパーで買います。そこでは水も高くて500mlが1€するそうです。冷えているものの、この大手スーパーの2倍以上の値段です。

私たちはだいぶ賢くなって、2ℓを買ってホテルの冷蔵庫で冷やしておいて、500mlの空ボトルを水筒にして持ち歩くように進化しました(笑)

それから、
スーパーは日曜日は閉まります。土曜日も午後は閉まります。デパートも日曜日は閉まっています。

観光地以外は、レストランも日曜日は閉まります。

私たちは観光の一日目が日曜日で、夜のレストランを探すのに苦労しました Σ(・□・;)

みなさんも、ヨーロッパでは日曜日が休みの所が多いので、気をつけてください!!

上の画像の組長が手に持っている日本柄のショッピングバッグは、私のお手製です。薄い生地で作って持参しています。ヨーロッパのスーパーではビニール袋はくれないので、ショッピングバッグが必須です。どうぞお忘れなく。

レストランでも水は注文しなければいけない

日本ではレストランに入ると、水は無料でサービスされますが、こちらでは注文しなければ出てきません。

注文すると、炭酸入りか、普通の水か聞かれます。

それから、日本のようにおしぼりは出てこないので、ウエットティッシュが大活躍しました。

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ITSUKO: 高齢の母のため秋田県大仙市の実家に移住。元ニットデザイナー。NHKのすてきにハンドメイドに出たり、手芸本に作品を提供していました。実家の森川農園の手伝いもしています。森川農園ではアスパラガス・ダリア・野菜・米をなどを栽培しています。2018年乳がん発症闘病中。両足人工股関節。 カザフスタンの歌手 ディマシュ クダイベルゲン dimash のファンです。 農家めし雪国の自然農のブログも書いています。 コロナウイルスをきっかけに世界情勢に目覚めました。日本大好き。美しい日本を守りたい。参政党を応援しています。 くわしいプロフィールはこちらです。 トップはこちら