今日は、20年ぶりに乳がんが再発した友人に会ってきました。
元気そうでした。
「今のところ、痛くもかゆくもないし、落ち込んだところで自分ではどうすることもできないから。」
と言ってました。
初発の時より落ち着いているそうです。
肝っ玉母さんです!!
20年前とは治療方針もまったく変わっているだろうからと、乳がんに関する本、ケトン食のお料理の本を渡してきました。
20年ぶりに乳がんが再発するなんて
目次
友人も私も、もう20年もたったのだから、無罪放免だと思っていました。
ところが、乳がんはそんなに甘くはなかった(涙)
FB友達の知り合いは、22年で再発だそうです。
初発の時に、目に見えない、検査でもわからない小さながんが残っていて、それが体力が落ちたときとか、ストレスがかかった時などに出てくるんでしょう。
本当に油断できませんね。
母親の介護ストレスがあった、と友人が言った
彼女の場合は、4~5年前、自分の母親が大腸がんになったそうです。入退院から、葬式から、その後のお墓からお寺さんの問題から、遺品整理まで、彼女一人で引き受けてがんばりました。
特に彼女のお母さんは、彼女のお父さんと離婚しており、姓がちがうのです。なので、弟たちと同じお墓に入れるわけにもいかず、とても困ったのだそう。こういうケースは今後増えますね!
お母さんを見送り、ご主人がこの春に退職し、一息ついたら彼女自身の乳がん再発です。
テレビでおなじみの南雲先生も、
「介護や、子どもたちの問題などが解決して、ふと安心した時に、乳がんがみつかる人が多いです。」
と言っていました。
私の場合も、仕事をひとつひとつかたずけ、数年来の懸案の仕事がやっと形になりほっとしたら、乳がんが発覚しました。
彼女の検査結果は8月6日に出るそう
彼女は20年前に右の乳房全摘、リンパ節郭清しているそうです。
もう20年も前のことで、どんなタイプの乳がんだったのかもわからないそうです。そのころ、田舎の病院では、細かい説明なんてなくて、お医者さんの言うとおりに手術するのが当たり前だったんですね。
今回は、再発なので、骨シンチの検査もしたそうです。
彼女はおちついていたけど、骨に転移していたらステージⅣです。世の中でいうところの、末期がんです。
乳がんの場合は、治療方法がある程度確立していて、骨に転移でも、そんな急に命がどうのこうのということはありません。でもステージⅣの場合は、もう直りません。治療方法も、直るということを前提にした治療ではなく、延命のための治療になります。ここから何十年も生きる人も多いのだけれど(笑)
彼女の再発は稀なケース
彼女の再発の場所は、右のわきの下です。でもリンパではないらしい。なぜって、初発の時にリンパを全部取っているからです。
わきの下の肉が垂れ下がってきたような感じだそうです。
担当医もめずらしいと言っていたそうです。
8月6日の結果を聞くまで、まったくどんなタイプのがんなのか予想がつきません。
私の方がおちつかない
彼女はおちついているけれど、逆に私の方が落ち着きません。
「8月6日の結果が出たら教えてね」
と言って、帰ってきました。
そして、共通の友人に連絡しました。
予想はしていたけど、共通の友人は、私たちの病気のことをちらっと聞いたあとは、自分の今の生活の報告と愚痴でした(笑)
やっぱり自分ががんになってみないと、その深刻さはわからないよね、当然だけど(爆)
病気になって人生観が変わった
乳がんになり、人生観がかわりました。
もうストレスになることはしたくないです。
少しずつ、肩の荷物も、身の回りの荷物もかたずけて、身軽になりたいです。
共通の友人、再発の友人、そして私、もう還暦も過ぎ社会的な責任は一応果たしてきました。やっと自由な時間ができると思った矢先です。生き延びて、楽しい事をいっぱいしなくちゃ。この世には、しあわせになるために生れてきのだから。
今でも、十分しあわせだけど、もう少し楽しませてもらいたいわ 💓
そして、私にできることで少しでも世の中に役に立つことがあればやらせていただきたい。それがお金につながったらすごいラッキー!
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