Etsy に、TENUGUIYA てぬぐいや をオープンしたのが 2018年4月21日。
日本向けにも、と思って BASE に画像をのせたのが 2018年5月1日。4日前です。
なんと昨日、起きたら「売れた商品を発送してください。」というメールがBASEから入っていました。
こんなに早く注文が入るとは夢にも思わなかった
目次
昨日、注文が入って売れたのがこちらのてぬぐい帽子です。
その昔、東京で手芸屋をしていた時、初めて楽天市場にショップをオープンしたのが2007年。最初は何か月も注文がはいりませんでした。
プレゼント企画や、オークション企画をして、やっと注文が入りだしたのは1年以上たってからでした。
アマゾンにショップをオープンした時にも、なかなか注文が入りませんでした。最近、やっと商品の改革をして、ぼちぼちですが注文が入るようになりました。
自社サイトなんてもっと売るのが大変で、最近はまったく注文が入らずに放置していました(爆)
必要とされるものは売れる
今回のBASEのショップ 抗がん剤用帽子・ケア帽子・手芸材料のお店 トレマーガ も、だからぜんぜん売れるなんて期待せず、とりあえず商品をアップしておこう、という気持ちでした。
抗がん剤治療を受けている人にとって、帽子は絶対に必要です。やはり必要とされているものは売れるんですね。
以前の手芸屋は、あってもなくても生活には困らないものを取り扱っていました。生活に潤いをもたらすための商品です。
これは、好きな人にはたまらない商品なのですが、誰もが必要としてるわけではありません。必要としているマニアの絶対数は少なく、その少ない人数を各社が奪い合っているという構図です。各社、値下げをしてお客様を囲い込んでいました。
私のような仕入れの数が少ない零細企業では、最初の仕入れ値から差がついていて、問屋や大手のお店にはかなうはずもありませんでした。
今回は、日本人の半分が罹患するがんのための商品です。がん患者さんの多くは抗がん剤治療をします。医療用帽子は多くの人が必要としているものです。
自分が売りたいものを売っていては事業としては成り立たない
以前の手芸屋の時に思ったことは、自分が売りたいものを売っていては商売にならない、ということです。
仕事ではなく趣味でやっていて、売れれば儲けものと思っている人は売りたいものを並べておいてもいいのです。
でも、ちゃんと仕事としてやっていこうと思っているのなら、そんな甘いことは言っていられない。利益を出して、スタッフにも給料をはらって、自分や家族が暮らしていけるようにしたいのなら、自分の売りたいものだけを売っていては成り立たないのです。
売れないものを扱って、売り方を勉強するというのでは苦労します。
勉強するのは、売り方ではなくて、売れるものを探す勉強です。
みんなが必要とする商品なら、PRしなくてもSNSで発信しなくても、並べておけば売れます。
そんなことがわかったのは、秋田に移住することになってから。ニットデザイナーを引退してお店も閉めようと決めてから! 遅いっちゅうの(爆)
抗がん剤治療が終わったら対策を考えます
5月7日からは抗がん剤治療が始まります。副作用がどれくらいなのか、まったく想像がつきません。順調にいけば7月の頭に4回目の抗がん剤の点滴が終わります。秋には元気が戻ってくるのではないかな、と予想しています。
そうなったら、もう一度冷静に医療用帽子やら、がんに関係する商品のことを調べてみたいです。
今は、アクセルを踏む時ではありません。それまでは趣味の延長。売れれば儲けものです(笑)
見つけてもらったことに感謝
星の数ほどあるネットショップの中から、私のショップを見てけてくださって注文してくださるとは、奇跡に近いめぐりあわせです。
まだ、1商品しかアップしていなかったのに、見つけていただいて本当にうれしかったです。ありがとうございました。
調子にのってもう1点てぬぐい帽子をアップ
調子ににって、もう1点アップしました。
ゆかたの生地をてぬぐいの大きさに切って作りました。
もし必要な人がいたら、こちらで販売しております。
母の日のプレゼントにもいいかも! です。家事や、ガーディニングや、野良仕事にもぴったりです。