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がんの原因の35%は食生活

左乳がんの全摘のオペをしたのが3月14日。

退院してからは、3度のご飯のしたくの他には何もせず、のんびりさせてもらっています。以前は宵っ張りで、夜中の1時でも2時でも平気で、寝てしまうのがもったいなくて何かしていました。

それが、今は夜10時に寝るようにしています。おそくても11時までには寝る優等生の生活を送っています。がんがみつかってから早寝するように気をつけていますが、まだ2か月ほど。これも長く続けると体質が改善させていくのでしょう。

乳腺外科・形成外科の南雲吉則先生

南雲先生は、とても62歳にはみえません。どう見ても10歳以上若く見える!!

最初に南雲先生を知ったのは、ダイエットの本やアンチエイジングの本でした。その後、テレビでもよく見かけるようになりました。

今回私が乳がんになって、あらためて南雲先生の本職は、乳腺外科、形成外科だっていうことを思い出しました。

インプラントの乳房再建に保険がきくようになったのは、南雲先生たちの尽力があったからだということです。私は今のところ、再建するつもりはありませんが(笑)

その南雲先生、テレビ東京の「主治医が見つかる診療所」で視聴者の質問に答えていました。それがこちらにのっていました。

Daria-Yakovleva / Pixabay

ガンの原因の35%は食生活!

Q:日本では、2人に1人がガンになると言われています。一方で、どんなに無茶な生活を送り、ヘビースモーカーであってもガンにならない人もいます。ガンにかかりやすい人と、そうでない人の違いはどこにあるのでしょうか? また、どの程度、体質や遺伝が関係するのでしょうか?

南雲先生:「ガンの原因は、自分が好きでしている生活習慣がほとんどです。無茶な生活をしてもガンにならないのではなく、『まだなっていない』だけですよ。ガンの原因の30%がタバコで、食生活が35%くらい。お酒は5%もいかないくらいです。食品添加物や農薬は1%以下です。そして、遺伝は全体のわずか5%と言われています。遺伝でなくても、家族は体質が似てくるんですね。遺伝よりも、親と同じ生活習慣をしていることが問題の場合が多いのです」

と書かれてます。

食生活は、私も思い当たります。東京で「トレマーガ」という手芸店を経営していた時、忙しくてほとんどコンビニ弁当か、外食でした。朝も忙しくて、菓子パンに牛乳とか、今から思えば最悪の食生活でした。ストレス発散に甘いお菓子にお酒。これじゃ、病気にまっしぐらですよね。

メタボリックシンドロームにならないようにする

Q:まずは禁煙がガン予防の近道ということですね。食生活も35%と大きな影響を占めていますが、どんなことに気を付ければよいのでしょうか?

南雲先生:「食生活で何を目指せばいいかというと、メタボリックシンドロームにならないようにすることです。実は、食べ過ぎはあまり関係ありません。メタボの診断基準は『高血糖』『高脂血症』『高血圧』ですよね。ということは、『糖』『悪い油』『塩分』の3つの摂り過ぎに気を付ければいいんです。

カロリーをどれだけ摂取したかではなく、糖質をどれだけとったかが肥満に関係してきます。また、”糖毒性”という言葉がありますが、糖は動脈硬化を引き起こします。そのことが心筋梗塞や脳梗塞の死亡率を上げます。何よりガン細胞は糖質によって増殖すると言われています。糖の中でも、悪いのは”精製した糖質”です。サトウキビをただ食べている分には糖尿病にはならないけれども、それを精製して99.9%の糖にしてしまうと肥満の原因になります。具体的には、白米やパン、麺、砂糖と小麦粉で作ったお菓子やポテトを控えるということです。」

ほら、ここでも出てきました。悪魔の白い粉、砂糖 です。退院後は、砂糖、お菓子、白米をやめる生活を再開しました。この食生活は、まず最低あと1週間後の病理検査まで続けます。

jarmoluk / Pixabay

調味料など、市販のものには必ずと言っていいほど、砂糖や食品添加物が入っています。乳がんになってから、成分表も以前より気にするようになりました。

この、調味料の砂糖をなくすということを徹底するとなると、全部を手作りしないといけません。大変な手間と時間がかかります。

今のところは、できる範囲で糖質が少ないものを使うということにしています。1週間後の病理検査の結果が悪けれれば、この調味料ももっと徹底してやらないといけないかもしれません。

南雲先生:油に関していうと、『オメガ6系脂肪酸』と呼ばれる油を控えることが大事です。炒め物など熱い料理には、暑い地域の植物油、ココナッツオイルか、人より体温の高い動物の油、ラードかバターがいいでしょう。そして火を通さない冷たい料理には、寒い地域の植物油、えごま油を使ってください。

これは、油を変えました。

マーガリンは食べない。サラダ油、コーン油もやめました。オリーブオイルと、えごま油、ココナッツオイルから作ったMCTオイルにしました。

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しばらくこれで、体の中に残っているかもしれないがん細胞におとなしくしてもらいます。

私には、どうかお菓子とかお酒とか、与えないでくださいね。動物園の動物に「エサを与えないでください!」と同じです(笑)

たまに、おめでたい事があった時や、お祝いの時には、この約束をあっさりと破るつもりです。そこまでストイックにやることはないと思うから。

胸にあったしこりという目に見えていた敵は取り去りました。これからは、体内に残っているかもしれないがん細胞と、毎日生まれる新たながん細胞を、自分の免疫でなくしていくという日々になります。

あまり神経質にならず、ゆるーく続けていきます。


ITSUKO: 高齢の母のため秋田県大仙市の実家に移住。元ニットデザイナー。NHKのすてきにハンドメイドに出たり、手芸本に作品を提供していました。実家の森川農園の手伝いもしています。森川農園ではアスパラガス・ダリア・野菜・米をなどを栽培しています。2018年乳がん発症闘病中。両足人工股関節。 カザフスタンの歌手 ディマシュ クダイベルゲン dimash のファンです。 農家めし雪国の自然農のブログも書いています。 コロナウイルスをきっかけに世界情勢に目覚めました。日本大好き。美しい日本を守りたい。参政党を応援しています。 くわしいプロフィールはこちらです。 トップはこちら