急に現実に! 退院(オペから8日目)

乳がんの全摘のオペから8日目(2018年3月21日)退院です。

検査で通っていた時には雪が山のように積もっていた横手市ですが、退院のときにはだいぶ消えました。

画像は2月の平鹿病院です。今年は雪が多かった。

ドレーンを取る!!

この日は朝いちばんで、外科の若い先生が
「ドレーンを取ります。」
と来てくれました。
休日なのに、お疲れ様です。

自分では今までよく見もしなかったのですが、ドレーンは1本はわきの下あたりに、もう1本は左胸があったあたりの左側に埋め込まれていました。そして、ドレーンを埋め込んでいたところは糸で縫われているようでした。

まずドレーンを取るために、縫ってある糸を切りました。パチッと音がしたけど全然いたくなかった。そして、あとはひっこ抜くだけです!

そ~~~っと引っ張ってくれて、2本とも痛みはなくぬけました。ばんそうこうを貼って完了です。

胸を全摘した傷

左胸を切り取った傷は、横に真一文字にありました。20cmちかくあります。やはり大きな傷です。そしていくら小さな胸でもないと寂しい(涙) 洗濯板のような平らなところに傷が真一文字・・・・・

覚悟していたとはいえ、あまり良い気持ちがするものではありません。

縫ったあとなどは見当たらず、20センチ四方くらいの大きな透明のテープが貼ってあるだけでした。溶ける糸で縫ったのか? オペ後は傷の消毒もなく、テープの張替えもありませんでした。

昔、股関節のオペをした時には、毎日先生が病室まで来て傷の消毒をしました。それがしみて痛いのなんのって! ガーゼも当然毎日交換でした。抜糸がまたまた痛かった。今は、透明なテープの上から傷の状態を観察するだけ。医学は日々進歩しているんだわ!!

その透明のテープをはがし、普通の細いばんそうこうみたいなものを、縦に何本か貼りました。これで退院前の処置は出来ました。もう、お風呂にも入れます。うれしい~~~

主治医の先生は、病室から出る直前に見えました。もう私服に着替えていたので傷の状態も見ず、
「では1週間後の27日に外来へ傷の状況を見せに来てください。」
とだけ話しました。祝日の今日も出勤、本当に大変ですね。

荷物をまとめる

今日は、息子が11時ころに迎えに来ることになっています。それに合わせて荷物をまとめました。いらないものは捨てて入院の時よりちょっとだけ少なくなりました。

ここの病院では、パジャマも一日たしか54円でレンタルです。今回はそれに加え、前あきの下着とバスタオルとフェイスタオルのレンタルセットも借りました。前あきの下着なんて退院したら2度と着ないだろうから、迷わず借りました。

このセットには、スリッパとテッシュペーパー、歯ブラシ、歯磨き、マウスウオッシュ、ヘアブラシ、保湿用乳液、湯飲み用の蓋つきのコップ、歯磨き用のコップなどがサービスでついてました。それで確か一日300円弱だったと思います。これはもらえるので、これも荷物につめました。

これらを詰めて、入院の時と同じキャリーバッグとサブバッグに収めました。

お化粧する!!

家に帰るだけだから顔なんてどうでもいいのだけれど、お昼に横手焼きそばを食べるつもりだったので、一応お化粧を!

お化粧も入院以来だから1週間ぶり!

これでちょっと娑婆にちかずいた気持ちになりました。

新しい胸が大きすぎる(苦笑)

そして、最後の仕上げ?

病院のパジャマから、私服への着替えです。

昨日、前あきのブラとニューおっぱいを出してみたけど、今日は本当につける日です。

全摘する前に、想像で買ったものなので、合うのかどうか皆目見当がつかなかった事の一つです。他の乳がん患者さんはどうしているのだろう? 全摘だけの人も、再建のためのエクスパンダーを入れた人も、退院にあたってブラはどうするの?

入院前、外来の看護婦さんは、普通のブラにガーゼかなにかをつめて退院する人が多いらしい、と言っていました。だけど、実際に私の入院期間中に退院した人と会わなかったので聞けませんでした。

用意してあるブラはこれだけ。自前の胸と大きさや形が違うけど仕方がありません。今日はこれで我慢です。まぁ、ジャンバーを着るし、それほど問題はない(笑)

家に帰って、いろいろ試着したり調整したりします。それにしても、ブラ問題は毎日のことなので困ります。早く自分に合った方法をみつけたい。

夏は洋服も困る!!

今は冬で、上着を着たり厚手の洋服なので、それほど胸のことを気にする必要はありません。

でも夏になったら困ると気がつきました。かがんだ時に胸がみえるような、襟ぐりのあいた洋服はもう着れません。それにぴちっとしたTシャツも左右の胸の大きさや形が違うので着れません。

ちょっとゆったり目のシャツのような洋服や、襟ぐりのつまった布の洋服がベストなのか? 今度、乳がんの先輩のせっちゃんのところに行って、ブラと洋服について聞いてきます。

退院に当たって洋服という現実問題に一気に引き戻されました。

まあ、洋服の問題ですんでいるのはしあわせなことです。これが再発とか転移の問題だったら、こんな明るいブログは書けないわ!!

今日からまた日常生活開始

お昼を食べ、帰りにはスパーによって食材を購入。実家に帰ってばあちゃんにごあいさつ。

「無理しないように。」と言葉では言ってくれたけど、夕飯を作ろうとする気配もなく(笑) 必然的に帰った当日から晩御飯の支度です。ああぁ、これが現実です。

途中で妹が手伝いに来てくれたようだけど、一週間、何とかごはんを炊いて食べてくれてたばあちゃん、ありがとう!


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ABOUTこの記事をかいた人

高齢の母のため秋田県大仙市の実家に移住。元ニットデザイナー。NHKの素敵にハンドメイドに出させていただいたり、手芸本に作品を提供していました。現在はネットショップを運営中。実家の森川農園の手伝いもしています。森川農園ではアスパラガス・ダリア・野菜・米を栽培しています。現在の夢は森川農園を日本一のアスパラガス農家にすること。2018年乳がん発症。闘病中。くわしいプロフィールはこちらです。