乳がん闘病中 検査の結果と治療方針

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乳がん闘病中 検査の結果と治療方針

昨日、主人と検査の結果と治療方針を聞きに行ってきました。

転移は今のところなし。ちょっと安心しました。緊張で肩がこったよ~~~

DomAlberts / Pixabay

画像上では転移なし

造影のCT、造影のMRIでは、転移は見つかりませんでした。リンパ腺も画像上では転移はなし。ひとまずほっとしました。

緊張で肩がこりました。自分では平静のつもりでしたが、やはり緊張していたようです。昨夜はぐっすり眠れました。

乳がんのタイプ

私の場合は、左の胸に嚢胞ができました。簡単に言うと乳房の中に袋ができて、その袋の中に血液とか脂肪とか老廃物?がたまっているのだそうです。だんだんたまってきて大きくなってきました。その嚢胞の袋の壁にがん細胞ができているらしい。たまっている老廃物の中にもがん細胞が見つかったそうです。

がん細胞があるかどうか見極めるために、注射で袋の壁の組織と、袋の中身の液体をとりました。昨年10月、大仙市の中通病院でこの検査を受けたときにはがん細胞は見つかりませんでした。

今回、平鹿総合病院を紹介されて受けた検査で、がん細胞が見つかりました。

患部の一部をメスで切り取ってくわしく調べる生検はできないということです。なぜなら袋の壁を切り取ってしまうと、がん細胞を含んだ液体が乳房全体に広がってしまうからです。

生検をすると、がんのタイプがわかるらしいのですが、私はこれができないので、まだどんなタイプのがんなのかわかりません。オペをして切り取った組織で調べるということです。

放射線治療とか、抗がん剤とか、ホルモン療法など、オペ後の病理検査の結果を見て決めるということです。

手術の方法

乳房切除 + センチネルリンパ節生検 (+ リンパ節郭清)

嚢胞がMRIでは、6㎝あるそうです。今年になってから急に大きくなりました。日々、老廃物がたまっているんでしょう(泣)

この大きさは、私の小さい胸ではすごい割合をしめています。全摘以外にはオペの方法は考えられませんということです。それは、私の予想通りでした。

乳房切除とともに、センチネルリンパ節生検をするということです。

センチネルリンパ節というのは、乳房内から乳がん細胞が最初にたどりつくリンパ節だそうです。ここを特定してここにがん細胞がなければ、他のリンパへの転移はないと定義されるようです。

センチネルリンパ節にがん細胞がなければ、他のリンパ節をとったりしないそうです。

もしセンチネルリンパ節にがん細胞がみつかれば、他のリンパ節もとらなければいけません(リンパ節郭清)

これはオペをしてみてのお楽しみ(笑)

乳房再建は?

主治医の先生から、再建しますか? と聞かれました。

ただし、私が通っている平鹿総合病院では、自家再建のオペはできないそうです。自家再建を希望する人は東北大学病院まで行って受けなければいけないそう。

しかも自家再建は、胸以外にお腹とか背中にも大きな傷ができる。オペの時間も長い。その後のケアも大変なので、あまりお勧めはできない。と言われました。

そうなるとインプラントで再建する?

私は、2010年から、両足にチタン合金の人工股関節が入っています。チタンが入っているのに、またシリコンを胸に入れて、体の中で何か化学反応がおきるのではないかと気にかかります。

これからお嫁に行かないし、母乳をあげることもないし、もう再建はいいかなと思います。ただ温泉大好きなので、胸があるにこしたことはない。

実は以前、どこかの温泉で胸を全摘した方を見かけました。やはりびっくりしました。できればそんな衝撃は他の方に与えたくはありません。

Bru-nO / Pixabay

人工乳房

ただ貼りつけて使うだけの人工乳房というものもあるらしいです。

これをつければ傷もカバーでき、温泉にも入れるようです。でも、結構なお値段が(涙) まわりにはこれを使っている人は聞いたことがありません。

とにかく、22日に形成外科で話を聞くだけきいてきます。

その結果どうするか考えて、26日に乳腺外科の先生ともう一度あいます。ここできめて手術日も決めてきます。

私は恵まれている

もし、あちこちに転移していたら、先生は乳房再建の話なんてしなかったでしょう。まずは治療優先だったはず。

再建の話をしてくださるということは、本当に恵まれているということです。ある意味贅沢な悩みなのです。感謝です!

感謝の気持ちを忘れず、油断せず、食糧療法も運動も続けていきたいです!!


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