母はここ1~2年、体力、知力とも目に見えて衰えました。
現在85歳だから、当然といえば当然ですが、娘としてはがっかりです。
特に認知能力が衰えました。
朝ドラを見ても、まったく理解ができません。
とにかくいろいろなことが理解できない。
すぐに忘れる。
年齢相応の衰えといえばそうだけど、やっぱり認知症の症状だと思えます。
秋田の冬は寒い。
母はその間、こたつから出られず、ずっとテレビを見ています。
足腰が弱るし、ますます認知症が進んでしまう心配があります。
妹夫婦も心配して、なんとか冬の間だけでも体操とかできないものか、調べてくれました。
秋田市には、訪問介護支援センターというものがあり、体力維持、介護予防のためのコースがあると教えてくれました。
私たちが住んでいる大仙市にそれがあるのか、私も調べてみましたが、ありませんでした。
そこで、わが家のちかくに最近できた「もみじの家」というところにいろいろ質問してみました。
そこの看板に「3時間リハビリディ」と書いてあったらです。
メールで質問したのですが、迅速に丁寧にお答えをくださいました。
そこで、私一人で見学にいくことにしました。
見学してみたら、比較的元気な方が体力保持や体の機能を維持するために通っているかんじでした。
3時間だけで、ご飯や入浴はなく、いわゆる「ディーサービス」というイメージではありませんでした。
これなら母もかよってくれるかな。
そこでの説明では、ここを利用するためには介護保険を申請しなければならないとのこと。
ここを利用する、しないに関わらず、いざというときに介護保険を使えるように申請だけはしたほうがいいとのことでした。介護保険について決まるまで、1~2ヶ月かかってしまうのだそうです。
母には何も話していませんでしたが、介護保険を申請することにしました。
この施設で代行で申請所を提出してくれるそうで、記入してお願いしてきました。
ケアマネージャーも知り合いに誰もいないので、紹介してもらうことになりました。
家に帰って数時間後、先ほどの担当者さんから電話がはいり、ケアマネージャーが決まったとのこと。その日のうちに、ケアマネさんから電話がありました。
介護保険の申請について、近日中に介護保険事務所の認定調査員から電話があるとのこと。
今、その電話を待っている状態です。
画像はうちの婆ちゃんではありません(笑)
福祉とか介護とか全くわからず、調べようともしていませんでした。
いつまでも母が元気であるような錯覚に陥っていたのと、考えるのがいやだったから。
母の老いや認知症を認めてしまうのを拒んでいたから。
でも、もうここで動かないといよいよ歩けなくなってしまいそうでした。
あとは、認定調査員とケアマネが訪問するのをどう説明するか、施設の利用をどう納得させるかです。
ここが一番の難関です。
なにしろ、自分では呆けていると思っていませんから・・・・・
頭が痛い問題です。
トップはこちら
ブログランキング参加中
フォーローはこちら