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ローマ ローマのクリスマスの装飾 2017年12月

2017年12月、ローマへ夫婦二人旅(ふたりとも60代前半)をしてきました。

ローマの大まかな感想はこちらです。
ローマのタクシー事情についてはこちらに書きました。
ローマの噴水についてはこちらに書きました。

今日は、ローマのクリスマスの飾りについて書きます。

カトリックの総本山、バチカンがあるのがローマ。さぞかしクリスマスムードでいっぱいかと思って出かけました。その様子は・・・・・

ローマは静かなクリスマス

意外なほど静かでした。地味と言った方がいいです。飾りはシンプル。派手さは一切なしでした。

12月16日の夜にローマに着き、22日の昼にローマを立ったので、クリスマス直前でした。ピカピカ、キラキラを予想して行った私たちでしたが、その静かさに拍子抜けという感じでした。

夜は危険ということもあるし、寒いのでレストランで食べたらホテルへすぐに帰るという生活でした。なので繁華街の夜の電飾はほとんど見れませんでした。

ローマに着いた日にタクシーから見たときには、白っぽい電飾が通りの上の方にアーケードのように飾られていました。タクシーに乗っていたので写真はとれませんでした(泣) 「白っぽい単色であっさりしてるけど、もっと派手な場所があるんだろうな」と思ったけどそんな場所はぜんぜんありませんでした!

ホテルのクリスマスツリーが、もしかしたら一番派手だったかもしれません。

Hotel Ambasciatori Palace のロビーです。ここは白い玉飾りとゴールドのリボン。

ローマは単色のクリスマスツリーが多い

こちらはローマ観光3日目の晩御飯で行ったレストラン Restaurant Il Piccolo Mondo

こちらは、白い電飾のクリスマスツリーでした。

名前がわからないけど、たぶんベネツィア広場からカンポ・デ・フィオーレの青空市場へ向かう途中にあった教会だと思います。こちらは赤一色のクリスマスツリー。

こちらはツリーではないけれど、入口の電飾。ローマ観光4日目の夕飯で行ったレストラン La Scala Via Veneto こちらは青1色です。

ローマっ子に大不評! 今年(2017年)のクリスマスツリー

BBCでは、こんなニュースも流れるほど!

ローマ中心部のビットリオ・エマヌエーレ2世記念堂前に立てられた巨大クリスマスツリーが不評だ。オーストリア国境近くから約5万ユーロ(約670万円)がかかったというツリーながら、「みすぼらしい」「むしりとられたみたい」などと散々な感想が集まっている。一方で、騒ぎを面白がる人々はツリーの「葬式」イベントを計画しているという。

たしかにぜんぜん目立たず、寒々としたクリスマスツリーでした。

こちらは同じビットリオ・エマヌエーレ2世記念堂前。護衛さんは手に機関銃を構えていますが、クリスマスリースが飾られています。こちらはシルバー1色。わずかにイタリア国旗の色のリボンがあるだけ華やかか?

ホテルの電飾で華やかだったのはここ!

Hotel Majestic Roma

向きを変えて、Hotel Majestic Roma こちらは黄色1色。シンプルです。ホテル全体を電飾で飾り立てているところは他にほとんど見かけませんでした。

ローマのお花屋さんでよく見かけたクリスマス飾り

松や赤い実は世界共通か?

松と、木の実やフルーツのろうそく立てをよく見かけました。松を見るとなんとなく日本を思い出しますが、ローマの街には下の画像のような背の高い松の木がたくさんありました。

オレンジ公園の松の木。下はオレンジの木。イタリアカサマツという松だそうで、いたるところで見かけました。

ローマのクリスマスはシクラメンがいっぱい

ローマの街の中のお花屋さんでよく見かけたのはシクラメン。日本にもありますが、日本よりもどこの花屋さんでも大量にありました。

Hotel Imperiale では、窓をすべて赤いシクラメンで飾っていました。

ローマのお店のショーウィンドー

場所もお店の名前もわからなくなってしまいました。ちいさなミニチュアの街や遊園地が飾られていました。

こちらも、場所もお店の名前もわからなくなってしまいました。クリスマスのプレゼントを集めた雑貨屋さんといった感じのお店でした。

こちらはバスの中からとった洋服屋さん。

ほとんどの建物やお店は、クリスマスっぽい飾りさえありませんでした。私たちが着国した12月23日以降に、急に華やかになったかどうかはわかりません。悪しからず!

クリスマス飾りが地味な訳を考察

私たちの想像とはちがって、落ち着いた感じのローマのクリスマスシーズンでした。その訳を私なりに考えてみました。

日本ではキリスト教徒がそれほどいるわけではなく、クリスマスは単なるイベントです。もっと言えば、いろいろ買ってもらうために商人が仕掛けたお祭りです。ですから騒げば騒ぐほど、庶民が消費するようになる(笑)

ところがここローマ・バチカンはカトリックの総本山。クリスマスは神聖な行事なのでしょう。バカ騒ぎするイベントではなく、祈りをささげる行事なので、ギラギラに飾り立てる必要はないのかもしれません。

いずれにせよ、日本のクリスマスのイルミネーションはゴージャズだということがわかりました(笑)


ITSUKO: 高齢の母のため秋田県大仙市の実家に移住。元ニットデザイナー。NHKのすてきにハンドメイドに出たり、手芸本に作品を提供していました。実家の森川農園の手伝いもしています。森川農園ではアスパラガス・ダリア・野菜・米をなどを栽培しています。2018年乳がん発症闘病中。両足人工股関節。 カザフスタンの歌手 ディマシュ クダイベルゲン dimash のファンです。 農家めし雪国の自然農のブログも書いています。 コロナウイルスをきっかけに世界情勢に目覚めました。日本大好き。美しい日本を守りたい。参政党を応援しています。 くわしいプロフィールはこちらです。 トップはこちら