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手編みカーディガン進捗状況4 おすすめのかぎ針

恐ろしくのんびりとした進捗です。

手編みカーディガン進捗状況4

先日から編み進んでいたかぎ針編みのカーディガン、やっと両袖まで編めました。

モチーフの色のグラデーションが、自分でも気に入りました。

袖の下の部分。
ここは、変形の四角いモチーフを編みながらつないで行きます。

袖の下をつないで、あとは前立てとふち編み。
がんばります。

夜に画像を取ったので暗いです。
昼のうちに、太陽光の元で画像を取らないとダメだな ( ;∀;)

100均のかぎ針や棒針について

今日は、私の使っているかぎ針についてのお話をします。

昔の人は 「 弘法筆を選ばず 」 と言っていました。でも編み物の道具に関しては、私はその意見に賛成しません。

25年以上、編み物教室をしてきて、初心者さんもたくさん見てきました。

けっこう100均のかぎ針や棒針を使っている人もいました。でも結論から言うと、そういう道具は使いにくいです。ひどいものだと、針先がなめらかでなくて、毛糸がひっかかったりします。

それからグリップ。柄の部分のことです。安く仕上げるために、コストが一番かからない形状になっています。だから持ちやすさとか、編みやすさなど、考えられていないことが多いです。

まったく編み物をしたことがなくて、最初に編み物ってどんなものか確かめるために、最初の1本を買うのなら、100均でもいいでしょう。

でも、なにかちゃんと使えるものを編みたいとか、思ったイメージのものを編みたいとか、長く楽しんで編みたいと思ったのなら、100均は卒業しましょう。

かぎ針なんて何万円もするものではありません。1本、数百円の投資で、一生、良い道具を使えると思えば安いものです。

何より、良い道具を使っている! というプライドが上達を助けます。そして豊かな気持ちで編み物ができます。

祖母が使っていたかぎ針

私は小学生の時に、今は亡き祖語から編み物を習いました。

その時、祖母が使っていたのは、金色で両端にヘッド(かぎの頭の部分)がついていたものでした。クロバーの 両かぎ ゴールド というものだったと思います。片方が5/0号で、もう片方が3/0号 などというものです。

【両かぎ ゴールド】

これを編み物の先生になってもしばらく使っていました。場所を取らないし、本数が少なくてもいいからです。

使いやすさに目覚めたかぎ針

でもある時、デモンストレーションをしなくてはいけない仕事がきました。その時に ペンE を使ってくださいという指定がありました。それで使ってみたのですが、正直おどろきました。

【ペンE】

編み心地がぜんぜん違うのです。

グリップ(柄の部分)が持ちやすい! そして編み目がコントロールしやすいのです。

いっぺんで好きになりました。

そしてすぐに全号をそろえました。

おすすめのかぎ針

今は、クロバーの主力商品は、ここちらの アミュレ だと思います。

【アミュレ】

このかぎ針は、ヘッドの部分が ペンE に比べてスマートです。

例えば細編みの頭に針を入れる時、初心者さんはなかなか入れられずに苦労します。その時に、このアミュレは先っぽがスマートなので、すっと入りやすいです。

そして、カギのきざみの部分が深いです。なので、編んでいる途中で毛糸がかぎ針から外れにくいです。

グリップはペンEより柔らかい素材でできています。

 

デザインがかわいくて気分が上がるかぎ針

私はクロバーの回し者ではありません(笑) クロバーからは、何ももらってませんよ(笑)

なので、こちらの会社のかぎ針も紹介します。

【ETIMO  エティモ 】

このかぎ針が出た時には、衝撃でした。

このかぎ針が世に出るまでは、かぎ針は単なる道具で、可愛いとかおしゃれとか、そんな感覚はなかったのです。

これを一目みたとき、手編みファンは、その可愛さにみんなやられました(笑)

ケース付きのセットをすぐにゲットしたのは言うまでもありません。

グリップも、意外と持ちやすくて好きです。

【今つかっているかぎ針】

私が今つかっているのは、こちら。

これは楽習フォーラムのかぎ針編み認定講座に参加すると買える、特別なかぎ針です。

手芸店やネットで市販はされていません。

もう10年以上前になりますが、このかぎ針編み認定講座を開講する時に、教科書を作る時からかからわせていただきました。

教科書に載せるための作品のデザインから、材料から、使う道具から、すべて検討しました。

本当に大変でした。その当時、この会議があると胃が痛くなるほどプレッシャーでした。

この仕事は勉強させてもらえたし、成長させてもらいました。今から思うとよい思い出です。

その時、このかぎ針をクロバーにたのんで特注したのです。

グリップは ペンE をもとにピンクにしてもらいました。

そしてヘッドは、先っぽを細く、刻みを深くしてして、初心者さんが編みやすいように作ってもらいました。

私は今はもう開講していないので、ほしい人は「かぎ針編み認定講座」を開いている先生を検索してください。

 

今は、アマゾンなどで、もっと安くてかわいいものがたくさん売られています。

私はそれを試したことがないので、ここでおすすめする事はできません。

要は、自分で編んで編みやすければどれを使ってもいいです。

でも、日本のメーカーの製品は間違いがないので、1回は日本のメーカーで編んでみてください。納得すると思います。

よい道具は一生使えるし、心を豊かにしてくれます。

少し、こだわってみましょう。

 

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ITSUKO: 高齢の母のため秋田県大仙市の実家に移住。元ニットデザイナー。NHKのすてきにハンドメイドに出たり、手芸本に作品を提供していました。実家の森川農園の手伝いもしています。森川農園ではアスパラガス・ダリア・野菜・米をなどを栽培しています。2018年乳がん発症闘病中。両足人工股関節。 カザフスタンの歌手 ディマシュ クダイベルゲン dimash のファンです。 農家めし雪国の自然農のブログも書いています。 コロナウイルスをきっかけに世界情勢に目覚めました。日本大好き。美しい日本を守りたい。参政党を応援しています。 くわしいプロフィールはこちらです。 トップはこちら