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人は変わる 変わったものだけが生き残る

ダーウィンが言っていました。

「強いものが生き残ったのではない。変わったものが生き残ったのだ。」 ってね。

私は本当にここ3年で変わりました。

編み物と私

私は3~4年前までは、編み物はなんとなくずっと続けて行くだろうなって思っていました。

教室は25年以上、手芸店兼アトリエは10年やりました。

でもいろいろあって、今はぜんぜん興味がなくなってしまいました。 ( ;∀;)

手編み教室も、昨年、乳がんのホルモン剤の副作用がきつくてやめました。

そして、どうしても編み物製図が勉強したいと言われて、1年限定でやっています。それも半分が終わってあと6回です。

生徒さんたちに、

「最後に、自分でデザインして自分で編んだウエアを着て記念写真を取りましょう! 」

と言ってあります。

なのに、先生の私が新作を着ないのはいけないのではないかしら? と思い至り、最後に1枚編むか 💦 という結論に至りました。

それでためし編みをしています。

これで行けそうです。

なんとか1日に3~4枚モチーフを編むと、6月の最終会まで仕上がりそうです。

これを編んでいて思うことは、私は編むのがぜんぜん好きではないという事。同じことの繰り返しはむしろ苦痛です。

デザインして編む段取りまでが好きなのです! ああでもない、こうでもない、この色がいい、こっちの編地が合うかな? と考えている時が楽しいのです。

編み始めると、もう興味はなくなってしまいます。

東京で仕事をしていた時には、
「早くデザインだけをして、編むのはアシスタントさんに任せたいな。デザインだけでやっていきたいな。」と最初は思っていました。

でも手編みする人自体が減り、手編みの雑誌は減り、ウエアのデザインの仕事は減りました。

だから、それほど得意ではないニット小物のデザインもしなくてはいけなくなったのです。

自分では身に着けることはないであろうものや、自分では絶対に使わないであろうキッチン小物とか、仕事だから編まなくてはいけなくなりました。

仕事だから何とかこなしました。

自分の好きなものを作るのが趣味、お客さんの好きなものを作るのが仕事。

自分の好きなものでなくても、嫌いな色でも、きらいな編地でも、仕事としてこなすだけの能力はあったようです。

でも、だんだんそれが苦痛になってきました。

そしてその仕事さえも私には来なくなりつつありました。

好きだと思ってやっていた編み物だけど、お金も入らず、資金繰りに頭が痛くなり、好きだという気持ちなんてどこかへ行ってしまいました。

何年かやっていると、自分の実力もわかってきます。

ああぁ、あの人にはかなわない( ;∀;) ということがあちこちでおきてきます😢

そんなときに母が年老いて、一人では暮らせなくなってきたのです。

潮時でした。

結局、投資したお金は全然回収できず、東京での仕事をたたむことになりました。

デザインだけして生きていきたいという夢は露と消えました。

秋田に帰って思ったこと

よくよく考えてみると、編み物がしたかったのではなくて、ちゃんと生きていける仕事を自分で作り出したかったのだ、という事に気が付きました。

だけど社会経験があまりない私は、ちょうどその時に勉強していた編み物でなんとかやっていけるのではないか、と安易に考えてしまっただけなのです。

いまなら、市場規模とか、将来性とか、採算を考えます。

自分で仕事をしてみて痛いほど勉強しました。

私は一番やってはいけない仕事を選んでいたのです(苦笑)

売れてくると楽しくなってくる

秋田に帰り、少し大人になった私は、今後の事を考えてネットショップを一人でやることに決めました。

そして少しずつですが、毎日、淡々とこなしています。

好きでも嫌いでもない。

でも不思議なことに、売れると楽しいのです。

人間て現金な生き物です。お金が入ったり、賞賛されたり、目だったりすると、うれしくてどんどんやるのです。

実家の森川農園の手伝いは、息子に必要とされているという満足感でしているのでしょう・・・・・

ブログは、東京を離れてしまった私が、自分の存在をアピールするために書いている・・・・・

結局、人間て誰かに認めてほしい。誰かに必要とされていたい生き物なのです。

お金は、現生では誰かの役に立ったという証に与えられるものなのです。

がんばって仕事をしてもお金が入ってこないということは、やり方が間違っているか、そもそも選択が間違っているかなのです。

これからも変わり続けます

日本人て、一度選んだものは最後までやれ! みたいに言う人が多いです。

でもそれは違う。むしろ変わらなければ生き残れません。

同じことをして、同じところにいて苦しいのなら、さっさとほかのことをためしてみた方がいいわ。

今日のブログの最初で書きました。

ダーウィンが言っていました。

「強いものが生き残ったのではない。変わったものが生き残ったのだ。」 ってね。

私は、これからもどんどん変わります。

今日も、老後の楽しみになりそうなステキなものが届きました 💓

それは、おいおい紹介していきますね ♫

 

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ITSUKO: 高齢の母のため秋田県大仙市の実家に移住。元ニットデザイナー。NHKのすてきにハンドメイドに出たり、手芸本に作品を提供していました。実家の森川農園の手伝いもしています。森川農園ではアスパラガス・ダリア・野菜・米をなどを栽培しています。2018年乳がん発症闘病中。両足人工股関節。 カザフスタンの歌手 ディマシュ クダイベルゲン dimash のファンです。 農家めし雪国の自然農のブログも書いています。 コロナウイルスをきっかけに世界情勢に目覚めました。日本大好き。美しい日本を守りたい。参政党を応援しています。 くわしいプロフィールはこちらです。 トップはこちら