お供え餅をつきました。
つきましたと言っても、この餅つき機でです。
私が小学校の低学年までは、臼と杵で父が餅をついたのだけど、20年か30年か前からはこれ。
これさえも正直面倒で、私はひそかに「買ってくればいいじゃん! 」と思ってしまいます。
母の目が黒いうちは無理でしょう、たぶん。
しかも、がんになってから、糖質を控えているから、ほとんどおもちは食べないの(涙)
毎年、28日にはお供え餅の準備を終え、掃除もほぼ終え、あとはおせちに向けての買い物と料理です。
記憶力が落ちたとはいえ、60数年間やって来たことを、母は繰り返して準備しています。
3年前に実家に帰ってきた私は、田舎のしきたりがわからずに困ります Σ(・□・;)
母の認知症が進行したら、わからない事がたくさんあるのだろうな(涙)
田舎って、家・屋敷の手入れから、お寺との付き合いとか、地元の自治会やらJAやら、都会では考えなくていい事をたくさん考えなくてはいけなくて、時々、私にできるのだろうかとタメ息が出る。
たぶん、超合理的で、しかも怠け者の私は、多くの習慣を私の代で捨てるんだろうな、と悪い予感がします。
でも、しょうがないわ。
両足が人工股関節で、がん患者。できない事はやれない(涙)
名前も「森川」は誰も継がなかったし。かろうじて「森川農園」だけ、森川を残しました。
ごめんね、ご先祖様 m(__)m