ブダペスト旅行で行った温泉5か所のうちの、栄えある第1位は、ゲッレールト温泉です。
ここは、ブダペストの有名高級ホテルであるホテルゲッレールトの内部にあります。でもホテル利用の有無に限らず使用が可能な施設です。
ブダペスト中心部にほど近い場所に位置していることからアクセスは簡単。
バス:7, 107, 109, 133, 233(Szent Gellért tér – Műegyetem M 停留所)
トラム:19, 41, 47, 49, 56(Szent Gellért tér – Műegyetem M 駅)
地下鉄:M4(Szent Gellért tér駅)
マップ:こちら
私たちは、トラムで行きました。トラムの駅から降りてすぐ。わかりやすい場所です。
こちらのカウンターで料金を支払います。
営業時間 : 全日6時〜20時
最終入場は閉館の40分前
料金 : 日本円にして2500円前後(クレジットカード可)
料金は平日と週末で差があります
ロッカー利用かキャビン利用かによっても異なります
ブダペストカードがあると少し割引があります
ホテルの温泉だけあって、ロビーには水着を売るお店や、ちょっとしたお土産屋さん、軽食が食べられるお店などがあります。
アール・ヌーヴォー様式で、彫刻や装飾がすばらしい!
新しくはありませんが、温泉にしては豪華すぎ Σ(・□・;)
ここがメインの温泉プール。
エクササイズのクラスなどが時間ごとに行われていました。
ここは水温が27度で、温泉としてくつろぐには適していません。
泳ぐかエクササイズをしないと寒くて入ってられません。
このプールに入るには、水着の他、スイミングキャップが必要です。
大型のプールの左右に4つの「温泉」があり、こちらは水温35度〜40度の入浴施設。
日本人には低すぎる温度です。
このプールのほか、屋内外複数の温泉施設に加え、プール、スパ、マッサージ・エステ、サウナ、レストランやバーなどを取り揃える複合スパリゾート
そうそう、日本では御法度の「入れ墨」ですが、ここでは何も問題なし。
女性でもタトゥーをしている人が多かったです。
ここはサウナ横の冷たいお風呂
この口から源泉が
サウナもミストサウナの他、ドライサウナは低温、中温、高温と3段階になっていました。
ゲッルート温泉はゲッルートの丘の地下に沸く温泉水を引き上げて使用しています。
カルシウム塩やマグネシウム塩を多く含み、そのほか炭酸水素イオンや硫化物、そして高濃度のフッ化物を含んでいるのが特徴です。
ゲッルート温泉の効能
変質性関節炎
脊椎変形
慢性・亜急性関節炎(リウマチ)
椎間板ヘルニア
神経痛
血管収縮
循環障害
慢性呼吸器疾患
下の画像はキャビンと呼ばれるもの。
着替えをする個室のようなものです。
通常料金に少し足すと、この個室が借りられます。
個室の中身は温泉によって違うけど、ここでは、こんな感じです。カップルなら、これを二人で借りられます。
私たちは、これは借りずに普通のロッカールームを利用しました。
ハンガリーで驚いたのは、このロッカールームが男女共用な事 Σ(・□・;)
着替える時だけ半坪ほどのロッカーに入り、カギをかけて着替えます。
あとは小型ロッカーに荷物と貴重品を入れて、かぎをかけるだけ。カギはすべての温泉で腕時計式の電子ロックでした。
最初はロッカールームにはいったら男性もいたのでびっくりしたのですが、よく考えてみれば着がえる場所があれば、他は男性がいても何ら問題がないのですよね。
こちらはホテルの入り口。豪華です。
温泉のみのお客様は、裏側に入り口があります。
5か所も温泉を入った私たちは、男女混合のロッカールームにも、腕時計式の電子キーにも、もうすっかり慣れました。
できるなら、ここは、ホテルに宿泊しながら、のんびり湯治感覚で過ごすのがよさそうです。
そんな優雅な旅をもう一度してみたい💓