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中央アジア最大のモスク ハズィレット・スルタン・モスク(カザフスタンの首都ヌルスルタン)

2019年6月29日、この日の夜はディマシュのコンサートです。

Dimash のコンサートを見るために、たったひとりで日本からカザフスタンにやってきました。

この日は、ツアーの予定表には民族文化行事を見に行くとあったのですが、全員が昨夜の前夜祭で疲れていました。それに、コンサート会場に行って様子を見たいという人などもいて、予定は全員がキャンセル。

日中は自由行動になりました。

私は他のみなさんとちがって、遅れてヌルスルタンに一人でやって来たので、まだハズィレット・スルタン・モスクに行っていませんでした。

これはよい機会ができたと、一人で行って来ることにしました。

ハズレット スルタン モスク

このモスクは、2012年に完成したばかりの白亜の巨大なモスクです。近くからでは画像に収まり切れない大きさです。礼拝者5000人を収容できるそうです。

カザフスタン2日目に、カザフスタン国立音楽大学に行ったときに、大学の近くに見えました。

ここへ行くには、市バスに乗って行けるようですが、バスの乗り場もわからないし、乗ったとしても案内がカザフ語だけだったら、どこで降りればいいのかわかりません。路線バスはあきらめて、配車サービスで車を手配しようと思ったのですが、現地のシムカードを入れていないと使えませんでした。歩いていくには遠すぎます。

結局、ホテルからタクシーを呼んでもらって行くことになりました。

タクシーの運転手さんは、少し英語ができました。モスクについてお祈りがすむまで待っているようにお願いして、いざモスクへ。

カザフスタンは国民の80%以上がイスラム教徒だそうです。でも戒律は厳しくなく、スカーフで髪の毛を覆っているのはおばあちゃんくらいで、若者は欧米と全く同じ格好です。

1回だけ夕方6時に「お祈りの時間です」という屋外放送を聞いたくらいで、床にひざまずいてお祈りをしている姿も一度も見かけませんでした。

私は一応「仏教徒」です。普段は、毎朝ご仏壇にご飯とお水をお供えするくらい。葬式と法事の時くらいしかお寺にお世話になっていません。

たぶんカザフスタンもそんな感じなのだろうと想像しました。

モスクはいつでも開いていて無料です。

中に入るときには靴を脱ぎます。女性は全身をおおうものをまとわなければいけません。入り口で無料で緑色のガウンを貸してもらえます。このことでここは観光地だけれどイスラム教のモスクなんだ! ということを認識させられます。

私は持参したスカーフをかぶって中へ。スカーフがなくても、ガウンについているフードをかぶればそれでよいようでした。

中は広くて綺麗で壮大でした!!

ホールの中央は綱がはってあり、男性しか入れないとのことでした。でも綱があるだけで仕切りがないのですべて見えます。たぶん偉い司祭さん?が説教をしていました。日本でも相撲の土俵はいまだに女人禁制なので、ここでもそんな感じなのでしょうか?

世界中の男たちよ、強がって女性禁止! なんて言っているけど、あななたち全員母親から生まれたのですよ(笑)

 

この日はディマシュのコンサート当日です。

せっかくハズレット スルタン モスクに来たのだから、イスラム教徒ではないけれど、ディマシュのアルナウコンサートが大成功して無事に終わるようにアラーの神様にお祈りしてきました。

ついでに無事に日本へ帰れるように、ちゃっかりお願いしました(笑)

イスラム式のお祈りの仕方はわからないのだけど、ひざまずいて手を合わせて仏教式にお祈りしてきました。

アラーの神様も、お祈りの仕方が違っていたとしても、一人で日本からきたのだからきっと許してくれるはずです。

お祈りを済ませ、待たせてあったタクシーに乗ってホテルに帰りました。

ちょっと遅めのランチ 兼 ディナーを食べました。この食事のことはまた日を改めて書きます。

これでコンサート前にしたいことはすべて終えました。

後はコンサートの時間を待つのみです💓

 

 

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ITSUKO: 高齢の母のため秋田県大仙市の実家に移住。元ニットデザイナー。NHKのすてきにハンドメイドに出たり、手芸本に作品を提供していました。実家の森川農園の手伝いもしています。森川農園ではアスパラガス・ダリア・野菜・米をなどを栽培しています。2018年乳がん発症闘病中。両足人工股関節。 カザフスタンの歌手 ディマシュ クダイベルゲン dimash のファンです。 農家めし雪国の自然農のブログも書いています。 コロナウイルスをきっかけに世界情勢に目覚めました。日本大好き。美しい日本を守りたい。参政党を応援しています。 くわしいプロフィールはこちらです。 トップはこちら