昨日は、華の(?)アラカン女子4名での2019年の新年会ディナーでした。
久しぶりに集まったメンバー。うるわしの女子大生だった私たちも、いつもまにか還暦を迎えました!
私がニットデザイナー時代にデザイン制作したジャケットを着用して来てくださったり、毎年開催していたトレマーガ展で買ってくださったアクセサリーを着けて来てくれたり、ありがたかったです(涙)
ニットデザイナー時代、本当に友人たちには支えてもらっていました。感謝してもしきれません。
いままでのご恩は今後の私の生き方でお返していかなくちゃ。何もできないけど、私が毎日を楽しく前向きに生きていくことが恩返しですね。
さて前置きはこのくらいにして、ジュエーメ のお料理を紹介します。
イタリアンレストラン リストランテジュエーメ ristorante giueme
目次
ジュエーメさん、地元秋田県を中心に、新鮮な野菜や材料を選びに選んでお料理してくださいます。
わが実家の森川農園でも、夏にはアスパラガスを中心に野菜を使っていただいてます。この冬は黄金かぶも使っていただいてます。
本日の私たちの席はこちら。お花もさりげなく飾られています。
食前酒(Aperitivo アペリティーボ)
ディナーの始まりは食前酒(Aperitivo アペリティーボ)から。
私たちはディナーのAコースと、3杯の気軽なワインコースを選びました。
食前酒はこのワインコースには含まれないので別料金になるのですが、お酒大好きな4人は迷うことなく「食前酒もたのみます。」と意見が一致(笑) シャンパンをいただくことにしました。
ワインやお料理について、私の記憶にある範囲で解説していきます。
ワインがおいしくて酔っぱらったのと、おしゃべりが忙しくてよく覚えていないΣ(・□・;)
まちがっているところがあるかもしれませんが、なにとぞご容赦を(笑)
1皿目 ちいさなおつまみ
最初の1皿は、小さなおつまみ。
奥から ホワイトアスパラガスの炭火焼き スクランブルエッグのソースに白トリュフ
真ん中 フリーコという里芋とチーズのおやきのようなお料理 水タコの赤ワイン煮がのっています
右 パイ包み 牛肉とマッシュルームを入れて焼いたもの ゴルゴンゾーラチーズのソース
あわせて下さった1杯目のワインは、ベルディキオという名前のエレガントな白ワイン
このお店で焼いた自家製のフォカッチャ。角館の特産品の樺細工のお皿にのってます。
2皿目 前菜
美しい盛り付け 💖
金華サバのマリネ、その下のソースは春菊のソース。わさび菜、からし菜、紅芯大根、ビタミン大根、黒大根、そして奥に見える普通の白い大根に見えるのが沼山大根。
沼山大根は、横手市山内でむかし作られていた大根ですが、一度とだえてしまったそうです。それを種から復活させた貴重な大根なのだそうです。
サバがおいしかった!!
3皿目 ズッパ (スープ)
ズッパというのは、イタリア語で「スープ」のことです。
ミネストローネ。トマトで味をつけた赤いスープを連想するけど、この日はトマト味ではなく、野菜のうまみが凝縮しているようなミネストローネでした。
わが実家の森川農園の黄金かぶも、この中に入っているそうです。
野菜の滋養が溶け込んでいるスープです。
ここで、また違う種類のパン。たしかそば粉が入っていると聞いたような・・・・・
おいしいソースをのこさずにパンにつけて食べます。
4皿目 パスタ
パスタは平たく打ったパスタです。パスタが黄色いのは、水を一切使わずに小麦粉と玉子だけで練っているからです。小麦粉は2種類使っていて、イタリアのカプートと角館のねばりごしという粉を使っているそうです。
パスタの上にのっているのは、秋田の「ヒロコ」という野菜。
だったような・・・・このあたりは、もうだいぶ酔っぱらっていて確かでありません。
5皿目 メイン料理
これから出てくるメイン料理に合わせたのは赤ワイン。
ワインの名前とか、特徴とか覚えきれなかった。ボイスメモにも入ってませんでした(涙) おいしいということだけは覚えています。違いを表す語彙力がない😢
なんとここで佐々木シェフからのプレゼント。チーズの盛り合わせです。めずかしい水牛のチーズなどがあります。ぜんぶ味がちがう!
その味の違いを言葉で表せない自分が悲しいです。一応、国立大学の国語科出身なのだけど、語彙力はないし、誤字脱字の女王です(爆)
じゃじゃ~~~ん。
本日のメイン料理は蝦夷鹿。赤ワインのソースです。鹿肉がやわらかくて本当においしいです。
添えてある野菜は、タルビーボというチコリの仲間とつぼみ菜。
しいたけは、西木の齋藤農園の瑠璃子さんのしいたけ。瑠璃子さんは、この前セブンルールというテレビ番組にも出た期待の女性農家です。瑠璃子さんには、角館の町屋マルシェなどいつもお世話になっています。
そして黄色の野菜は、わが森川農園の黄金かぶです。佐々木シェフの手にかかれば、うちの黄金かぶもこんなにおしゃれに変身です Σ(・□・;)
6皿目 デザート
紅の夢というりんごを使ったチップス、焼きりんご、アニスというスパイスを使ったミルクジェラート、ブランデーに漬けたレーズンとスパイスを使ったプリン、キャラメルジェラートの盛り合わせ。
佐々木シェフのお料理はどれも妥協なし。全力でアートです。
ラスト カフェ
それぞれみんな違うおしゃれなカップに注がれたコーヒー。
本日のコーヒーの説明です。
ナッツが入った小さなお菓子。固く焼き上げてあります。
満足、満足、大満足です。
旧友と集まって、たまにはゆっくりとお料理とワインを楽しんで、語り合うのも良いものです。
ジュエーメが私にもたらした変化
このジュエーメに行って何回かごちそうになるうちに、自分は新鮮な野菜がすぐに手に入る恵まれた環境で暮らしていることを再確認しました。
そんな周りの環境に感謝して、もっと「食」にたいして意識していかなくてはいけないと思いました。お料理するのが嫌いとか、そんなバカなことを言っている場合ではありません。私のまわりにはお宝が眠っていたのです。
それをおいしく、庶民が毎日食べられるように工夫して料理したり、知らせるのが私の役目だと気が付きました。
シェフのお料理は、日常ではない特別の日に食べるもの。私は家庭の主婦として、日常の安くて簡単にできるレシピを考えます。
昨夜は、おいしいお料理をゆっくり楽しめました。優雅な時間でした。気ごころの知れた旧友たちと、ぜいたくなひと時をすごさせて頂きました。
こんなレベルの高いお料理を、大曲の片田舎で味わえるなんて奇跡です。しあわせです ♥
そして森川農園としては、ジュエーメのお客様にも喜んでいただけるアスパラや野菜を、これからも心を込め作っていかなくてはと心に誓ったのでした。
ジュエーメのメニューは、その日その時の最高の素材を使ってのおまかせ料理です。季節によって、日によって、違うお料理が出てきます。
今まで数回行きましたが、同じお料理はまったくありません。また、行きたいです。
佐々木シェフ、ごちそうさまでした。
そしてアラカン4人組女子会、またやりましょう!!
営業時間
Lunch/11:30~15:00(LO14:00)
Dinner/18:00~22:00(LO20:00)
定休日 木曜日〒014-0044 秋田県大仙市戸蒔字谷地添100-1
Tel&Fax 0187-73-5053
行く前にはご予約を!国道13号線バイパス 戸蒔交差点(角にIDEMITSUスタンドがあります)を秋田方面からは左折。「コインランドリー」と「自然科学研究所」との間の、広い駐車場の奥にある木塀に囲まれた建物です
下のバナーをクリックして、応援していただけるとうれしいです。
にほんブログ村