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バルセロナ旅行記 シニア夫婦の海外旅行反省点

12018年12月のシニア夫婦でのバルセロナ旅行の反省点です。

旅行はツアーではなく、全くの個人旅行。計画から予約まで自分たちでやりました。航空券とホテルは、いつも主人が会社で利用している旅行代理店の担当の方にお願いしましたが、日程などは私が一人で組みました。

一番の反省点

きっちり予定を組みすぎたこと。

おおよそ、午前・午後に1ヵ所ずつ。これに加え夜にも予定を入れてしまったこと。夜に予定をいれた日が、下町のバルツァー、フラメンコ、噴水ショーと3日もありました。そのうえ夕飯の時間が遅いバルセロナ。普段、ばあちゃんに合わせて夕飯の時間が早い私には結構ハードでした。

とにかくバルセロナの観光地は混んでいて並ぶから、予約を事前に入れておくようにと、どのガイドブックにも、どこのサイトにも書いてありました。時間が限られているのに、並ぶのに時間を費やすのは無駄。なので予約できるところはネットで予約を入れてから出かけました。

ネットで事前予約をしておけば、10%~20%ほど割引になります。スペイン語と英語だけのサイトから、グーグル翻訳で日本語に翻訳しながら、なんとか予約しました。

事前予約していたったものは、ガウディ関係はほとんど。
・ サクラダファミリア
・ カサ・ミラ
・ カサ・パトリョ
・ グエル公園
・ グエル邸
・ カタルーニャ音楽堂
・ フラメンコ
・ ピカソ美術館
・ ミロ美術館
・ 下町のバルツァー
・ ツーリストバス
・ レストラン数件

今から思えば、ずいぶんとたくさん予約したもんだ!!

しかし、12月はじめのバルセロナはシーズンオフ。思ったほどの混雑はなくて、どこもスムーズに見ることができました。

4月~10月くらいが混みあうシーズンのようです。冬場はそれほどの混雑はしないらしいのです。ただしクリスマス、お正月が注意です。

今回の予約は、ほとんどが時間まで指定されていることが多く、かえって行動が縛られてしまいました。せっかくの個人旅行なのに、時間におわれる結果になってしまいました。

予約がせめて日にちだけのものなら、もう少しゆったり寄り道しながら歩き回れたかなと思います。

シーズンオフでも絶対に予約を入れていった方がよいところ

やはり、サクラダファミリアは予約して行った方がいいです。特にエレベーターで塔の上に行くには、予約必須です。サクラダファミリアの解説はすごくよくて、主人は2回聞いていました。

外観もすごいけど、建物の中も想像以上に素晴らしかったです。これだけでもバルセロナに行ったかいがあったと思います。ガウディの才能に圧倒されました。

そして、もう一つはフラメンコ

私たちは、バルセロナで一番の老舗の「コルドベス」というお店に予約しました。

食事つきのコースを予約して、ショーの前に食事をすませます。バイキング形式の食事で、ボリュームも味もまあまあでした。食事つきコースのお客さんからショーの会場へ案内されるので、私たちは一番前の席でフラメンコを見ることができました。

食事つきでないお客さんは、混んでいる季節は舞台から遠くの席に通されるので、よく見えないということでした。

お陰様で、カッコイイお兄さんの踊り子さんや、ベテランのお姉さまたちの踊り子さん、歌にギターも十分に楽しむことが出来ました。

そして、意外によかったのが下町のバルツァー。これは、観光客だけではなかなか入りにくい小路の中にあるバルに、現地に住んでいる日本人が連れて行って解説してくれるツァーでした。この日は私たち夫婦だけでした。

ガイドさんは、スペイン人と結婚した日本人男性。日中は日本人の新婚カップルをガイドしたと言っていました。この方の案内で、地元の人にも人気のバルに2件連れて行ってもらいました。

このガイドさんからは現地のいろいろなお話がきけて楽しかったです。カタルーニャ地方の人は独立心が大きく、自宅にはスペインの旗ではなくカタルーニャの旗を掲げている人が多いとか、ピカソがはじめて個展をした画廊はこことか、スペイン人のご飯の時間が日本より2時間ほど後ろにずれているとか。他にもいろいろな話が聞けて楽しかったです。

ディナーの時間が遅くて疲れた

ラテンの国スペイン。

とにかく晩ご飯の時間が遅いのです。

レストランは早くても夜の8時から。私たちはだいたい開店と同時に入りましたが、私たちがもう食べ終わった10時頃からが混みあってました。

小学生くらいの小さい子も、この時間に平気で食べていたり、外の公園でみんなでボールで遊んでいたりと、だいぶ日本とは違います。

シニアの私たちとしては、早めに切り上げて夜は部屋でゆっくり休みたいと思うのですが、この時間からのディナーでは部屋でくつろぐ時間もありません。やっぱり疲労がたまってきました。

これだけは現地にあわせて行動しなけれなばいけないので、しょうがない事ですが。

次回のシニアの海外旅行で気をつけること

まずは、予定を入れすぎないこと。

目的をしぼらないといけないです。

今回のバルセロナ旅行では、できるだけいろいろ見ようと欲張りすぎました。

前回のローマ旅行では、割り切って、美術館の内部の見学はあきらめました。そのおかげで、噴水とか外にある彫刻とか、かえってじっくり観察できました。

オフシーズンに行くのであれば、きっちり予約を入れていかなくても大丈夫ですね。

私は実家の森川農園を手伝っているので、海外旅行に行けるのは農閑期の11月下旬から冬の間に限られます。この時期は観光はオフシーズンなのであせる必要はないとわかりました。

また行けるとなったら、あまりきっちりと予定を入れず、最低限ここだけは見たいというところだけ決めて、あとはのんびり街の雰囲気を楽しむというのがいいようです。

これも夫婦での海外旅行3回目にしてだんだんわかってきたことです。

次回、海外旅行にいけるとしたら東欧のブダペストに行きたいと思っています。体力が落ちないように筋トレします。ちゃんと薬も忘れず飲んで、糖質制限もして、がんも再発しないように生活しないと!!

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ITSUKO: 高齢の母のため秋田県大仙市の実家に移住。元ニットデザイナー。NHKのすてきにハンドメイドに出たり、手芸本に作品を提供していました。実家の森川農園の手伝いもしています。森川農園ではアスパラガス・ダリア・野菜・米をなどを栽培しています。2018年乳がん発症闘病中。両足人工股関節。 カザフスタンの歌手 ディマシュ クダイベルゲン dimash のファンです。 農家めし雪国の自然農のブログも書いています。 コロナウイルスをきっかけに世界情勢に目覚めました。日本大好き。美しい日本を守りたい。参政党を応援しています。 くわしいプロフィールはこちらです。 トップはこちら