先日、友人からLINEが。
なんと、乳がんの再発でした。20年なんともなかったのに、リンパに再発したらしい。そして、私が通っている病院を紹介されたそうです。
もう無罪放免だと思っていたのに
正直、彼女も私も、もう20年もたったのだから無罪放免と思っていました。
LINEを見たときには、自分のことのようにショックでした。
結局、乳がんは全身病。一生、気がぬけないのだ!! そう自覚させられた日でした。
彼女は、これかたら本格的な検査がはじまります。遠隔転移がなくて、局所再発であることを祈ります。
彼女の3人のお子さんは、まだ全員が結婚していないし、一番上のお子さんは障害をお持ち。だんなさんのお義母さんもだいぶ弱ってきたと言っていました。
まだまだ、病気に負けるわけにはいかないのです。
FB友達のお知り合いは、22年たって再発したそうです。
明日は我が身
今年、乳がんがみつかり3月にオペ。5月から抗がん剤で、あす4回目の最後の抗がん剤の点滴の私。
やっと一安心だと思いたかった。でも安心はまだ早いよ! と言われたのと同じ。最近、調子にのって夜更かししたり、お菓子をつまんだり。そんなことは止めなくては。母を見送るまでは死ねないのだから。
自分ではどうしようもないがんの再発・転移(涙)
私の場合は、左の乳房を全摘して再発予防のために抗がん剤治療を受けています。
明日が最後の4回目の抗がん剤の予定。
だんだん副作用も重くなり、だるくてどうしようもない日があります。爪も途中から紫色に色が変わっています。髪の毛はほとんど抜け落ちました。
ここまでしても、再発・転移が完全に防げるかどうかはわからない(涙) 神のみぞ知る!
思い悩んでも、悩まなくても、神のみぞ知るなのだから、思い悩んでもしょうがないよね。
なるべくストレスのない生活をして、楽しいことを考えて生きよう。
再発や転移をしたとしても、その時にできる最善のことをするしかないのですね。
今の体力では手編みサロンがストレス
元気だった時には、手編みサロンがストレになってるなんて考えたことはなかった!
ところが、オペをするときに休講にし、4月・5月はお休みしました。6月から再開しましたが、これが体力的にも精神的にもつらいのです。
前日から緊張するし、重たい荷物を持っての電車でのおでかけがきびしいのです。
そしてサンプルを編んだりするのがつらい。抗がん剤の副作用だと思うけど、目が乾いてしょうがないのです。目薬をさしてもさしても乾いた感じが抜けません。
そして秋田県の生徒さんは、フリーペーパー(今回はMARIMARI)を見て、電話で申し込んで下さるのです。ほとんどネットを見ての生徒さんはいらっしゃらないのです。
ありがたい事なのだけれど、電話がかかって来て、仕事や今やっていることが中断されるのが本当にイヤなのです。
東京で仕事をしていた時には、ネットでの申し込みがほとんどで、質問などもメールかメッセージでした。なので、電話で中断されるのは、自分の時間を邪魔されているようで、すごくすごくイヤ!!
そんなこともストレスになっているんだな・・・・・
今、かぎ針編み認定講座を受けている方が認定をとったら、サロンもやめようかとチラッと思いました。
自分の体のほうが大事だもん。
前回の秋田のサロンの時には、前日から体調が悪く、当日の朝も不調だったけど、なんとか2時間がんばろうと出かけました。生徒さんと話しているうちにだるさも忘れて過ごしたけど、やはり疲労はすごくて、帰りの電車は爆睡でした。
仕事は自分ひとりで完結できるものだけにする
友人の再発を聞いて、もう、色々なことに手を広げてはいけないと自覚しました。
生徒さんも新しくとっても、サロンを続けられないのであれば迷惑をかけるだけ。
仕事は、一人で完結できるものだけにしよう。体調が悪くなれば、自分がやめればいいだけのことしかしない。悲しいけど、それが一番迷惑をかけない方法です。
友人の再発のしらせを聞いて、ちょっと弱気になった夜でした。