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サムライブルーの戦いから学ぶ人生との向き合い方

私は大のサッカーファン。もちろん、今朝の試合もライブで応援しましたよ。昨夜8時に寝て、朝の2時におきてNHKをずっと見ました。

先週末は、今まで一番の副作用で熱まで出たというのに、サッカーの応援となれば元気がでるのだから不思議です(笑)

楽しい夢をありがとう

ぼこぼこにされるであろうと世界中が予測した、世界ランキング3位のベルギー戦。

まさかの2-0とリードした数十分間は、日本がベスト8に残るかもしれないという楽しい夢をみせてもらいました。

まさかここまでやるとは思いませんでした。感動をありがとう!!

pixel2013 / Pixabay

期待値ゼロだった西野ジャパン

正直、ワールドカップが始まる前は、西野ジャパンのおじさん選手たちは、全敗で1次リーグ敗退だろうと予測していました。

どう考えても、大会2か月前に監督を変えるなんて尋常じゃない。(しかし、スペインはワールドカップ直前に監督を変えましたね!)
スター選手がいるわけでもない。
練習試合はコテンパンにやられっぱなし。
FIFAランキングは61位。

ほとんどの日本国民、サッカー関係者が、まったく期待していなかったと言っても過言ではありません。

にもかかわらず、コロンビアに勝ち、セネガルに引き分け、ポーランド戦ではでは大ブーイングの中、冷静に時間稼ぎのパス回しをしました。

そして決勝トーナメントは、世界ランキング3位のベルギー。
負けはしたものの、こんなにも素晴らしい試合をベルギー相手にできるなんて思いませんでした。

日本代表がここまで活躍できた理由を考察

ますず西野監督にかわってやったことは、分析のための要員を3倍に増やしたこと。そして、対戦相手のチームの分析を徹底してやったこと。

わが日本代表は、残念ながら体格では劣ります。抜きん出た力のある選手もいません。背が高くて丈夫で身体能力の高い海外の選手たちと、まともに1対1で勝負しても勝てるわけがないのです。

そのためには相手を研修して、相手の良さを日本の組織力で消していくことが必要と悟ったことがスタートです。要するに、日本選手は体格でも身体能力でも弱いと自覚したことがすべての始まりです。

そして、そんな弱小日本にも良いところがある!!

持久力があり、機敏に動き回れる。規律正しくチームのためにハードワークできる。それを生かすための戦術を考えました。

守備では、一人ではなく2人3人とついて相手を自由にさせない。細かいパスをつないで、相手を疲れさせる。それが1次リーグでは機能して勝ち上がることができました。

サッカーのみならず日々の暮らしでも同じ

日々の暮しでも同じ。まずは、相手のデーターを集めて長所・短所を把握すこと。

自分の強み・弱みも分析すること。

そして、物事を進めるためにはどの方法がよいか決定して、仲間と共通認識をもってことを進めること。

分析・実践・改善の繰り返し。これをして生活する人と、何も考えずに生きてる人は、数年後には大きな差がつくのです。

今とりくんでいる乳がんの治療も、自分にあう方法をみつけるために、分析・実践・改善します。そうこうしているうちに、光免疫療法とか画期的な治療法ができてくる可能性だってありますものね。

まわりの評判は気にしない

前評判が悪かろうが、他のチームと比べて劣っていようが、ここまでやれるということを証明してくれたサムライブルーの戦士たち。

サッカーだけでなく、自分の人生に取り入れられることがたくさんあります。

チャンスはある!
西野監督が言ったように、チャンスはどこかに落ちているのです。でも自分自身があきらめていると、そのチャンスを見つけることはできません。

まわりの評判など気にせず、世界をあっといわせようという意気込みがあり、自分自身が全力を尽くしていれば、どこかにチャンスは落ちているのです。

そして相手を徹底して研究し、冷静に物事を考え、戦略的な行動をすれば、道が開けることもあるのです。

身長差に対する対応ができていなかった

後半、ベルギーは、長身の選手を2人同時に投入してきました。そしてその選手たちに点を入れられてしまいました。

西野監督がセネガル戦の前に、
「乾(貴士)や大島(僚太)に5キロ体重を増やして、5センチ身長を伸ばせと指示しましたができませんでした」とジョークで言っていました。

日本人の体格が世界標準に近くなるのは、混血が進んで、ダルビッシュ投手とか、ケンブリッジ飛鳥選手とか、大坂なおみ選手のような人間が普通にならなければだめでしょう。あと何百年かかるよね(涙)

ということは、身長差を埋める対策をずっと考えて行かなくてはいけないということ。他のスポーツもそうだけど、これは難しい問題です。

でも、それでもなおこれだけの活躍ができたのだから、可能性はあるということです。

強いチームに2点リードをして勝った経験がない

そして、2点リードした時、この後どうするのかが明確でないように思いました。

守備に徹して2点リードを死守するのか、どんどん点をとりにいくのか、決めてなかったように感じました。

こんな強いチームと対戦して2点もリードした経験がない。ワールドカップでベスト8に進んだ経験がない。策士の西野監督でも、経験のないことに対する判断がむずかしかったのかな?

サッカーと人生は何がおこるかわからないから楽しい

誰も期待していなかったチームが、蓋をあけてみればまちがいなく過去最高のゲームをしてくれました。

後半2点とった日本は、まちがいなく世界を驚かせました。どうぞ胸を張って帰って来てください。

日本人はみんな勇気をもらいました。そして自分もやればできる! チャンスはどこかに落ちている! と思うことができました。

サッカーと人生は何がおこるかわからないから楽しい 💖


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ITSUKO: 高齢の母のため秋田県大仙市の実家に移住。元ニットデザイナー。NHKのすてきにハンドメイドに出たり、手芸本に作品を提供していました。実家の森川農園の手伝いもしています。森川農園ではアスパラガス・ダリア・野菜・米をなどを栽培しています。2018年乳がん発症闘病中。両足人工股関節。 カザフスタンの歌手 ディマシュ クダイベルゲン dimash のファンです。 農家めし雪国の自然農のブログも書いています。 コロナウイルスをきっかけに世界情勢に目覚めました。日本大好き。美しい日本を守りたい。参政党を応援しています。 くわしいプロフィールはこちらです。 トップはこちら