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ローマ タクシー事情 2017年12月

2017年12月、ローマへ夫婦二人旅(ふたりとも60代前半)をしてきました。

まったくの個人旅行なので、すべて自分たちで調べて計画しました。その中で、今後みなさんが参考になりそうなことをブログに書いていきます。

ローマ観光の大まかな感想はこちらです。

( 画像は Samarcada Taxi より  )

フィウミチーノ空港(Per Fiumicino Aeroporto)から旧市内までのタクシー

フィウミチーノ空港(Per Fiumicino Aeroporto)=レオナルド・ダ・ビンチ空港 から旧市内へ行く方法は、鉄道、シャトルバス、深夜バス、タクシーがあります。

私たちがフィウミチーノ空港に着いたのが、夜の9時半すぎ。荷物も多いし、次の日は徒歩ツァーの予約を入れていました。その集合が8時50分。ここは体力的に厳しいので迷わずタクシーでホテルまで行くことにしました。

フィウミチーノ空港のタクシー乗り場は空港を出てすぐ

到着ロビーを出てすぐにタクシー乗り場がありました。ローマはタクシーのトラブルが多いと聞いていたので、ちょっと緊張しました。12月のローマ、しかも夜の到着だったのでタクシー乗り場はぜんぜん混んでいませんでした。

・ ちゃんとしたタクシー乗り場でのること

・ 正規のタクシーは白色で、車体の上に TAXY の表示があり、メーターがある。ドアにローマ市の紋章が書いてある。

まずはそれを確認しました。タクシー乗り場でないところで声をかけてくるドライバーは正規のタクシーでない(いわゆる白タク)ことが多いので乗らないように!!

数台のタクシーがいましたが、運転手さんたちが車外へ出ておしゃべりしながら客待ちをしていました。日本では、タクシー会社の制服をちゃんと着ているのですが、そこでたむろしているドライバーは全員カジュアルな格好でした。なのでちょっと心配でしたが、ローマではタクシー会社の制服はほとんどないようです。

その中で英語が得意そうなボス的なおじさんが話しかけてきました。

( 私はイタリア語は全くできず、英語も少ししか理解できません。主人がちょっとした英語の会話程度ならできます )

「どこのホテルまでですか? 」 と英語で聞いてきました。私はスマホにホテルの情報を入れていたので、それを見せました。

「 オッケー、マダム! では彼の車に乗ってください。 」 みたいなことを英語で言われました。

マダム! なんて、日本じゃ言われたことがないよ。なんて良い響きだ 

そんなことはさておき、次に注意することを書きます(笑)

ローマのタクシードライバーは英語が話せない人が多いです。イタリア語だけしか通じないのです。ホテル名や住所を紙に書いて見せるか、私のようにスマホに情報を入れておくと便利です。

ボス的なおじさんは最後に「 Have A Nice Trip! 」と言ってくれました。

フィウミチーノ空港から旧市内は定額制 €48 (48ユーロ)

フィウミチーノ空港から旧市内は、現在は定額制です。旧市内という定義はアウレリアヌス帝の城壁内とそれと同等の距離だそうです。

人数は4人まで、荷物は一人1個まで。それ以上の荷物は追加料金がかかるそう。私たちの荷物は、大きなスーツケースは一人1個ずつと、機内持ち込みの荷物が一人1個ずつでしたが、追加料金は取られませんでした。

私たちの旅行の時には、€1 は 137円 くらいでした。

タクシーにのる前・のった後に確認すること

乗る前に、料金はいくらなのか? クレジットカードは使えるのか? 聞きました。€48は予想通りでしたが、クレジットカードが使えませんでした。現金しか使えないタクシーが多いようです。

乗ったらメーターがちゃんと動いているか確認すること!

ちなみに、ドアは日本のように自動ドアではありません。ガイドブックには自分で開け閉めすること、と書いてありましたが、空港で荷物も多かったのでドライバーが荷物を車のトランクに積んでくれ、ドアの開け閉めもしてくれました。

フィウミチーノ空港から旧市内までかかる時間

私たちが泊まったホテルは、地下鉄A線のバルベリーニ駅から歩いて3分くらいの場所でした。空港のタクシー乗り場もすいていたし、ローマ市内の道路もすいていたので40分かかりませんでした。

ドライバーは、時々電話がかかってきてしゃべりながら運転していました。ちょっと不安でした。英語は本当に片言しか話せないようでした。渋滞がなく、料金も追加なしで、ホテルもまちがいがなかったのでよしとしましょう。

Thank You !     grazie ! と言って降りました。

ちなみにローマの旅行中は、どこでも Buougiorno !     と grazie ! を口癖にすごしてきました。この2つだけを覚えていったおかげで、ずっと気分よく過ごせました。

帰国の時にはホテルからタクシーを呼んでもらった

ホテルでは正規のタクシーを呼んでくれるので安心です。来た時にはクレジットカードが使えなかったので、呼んでもらう時にクレジットカードが使えるタクシーを呼んでもらいました。

今回のローマ旅行は、主人がためたマイルで来ました。クレジットカードのポイントもすべてマイルに変えるので、お買い物はどこでもカードでするのです。

今回のドライバーも片言の英語しかできませんでした。服装もやっぱり制服ではなくカジュアルな格好でした。

「どこまでですか?」

「フィウミチーノ空港まで。」

「どこの航空会社ですか?」

「ルフトハンザです。」

英語でした会話はこれくらいでした。あとは、ローマ市内の景色を見ながら、楽しかった旅を振り返っていました。朝の通勤時間帯でしたがそれほど渋滞もなく、40分ほどで着きました。

ローマ市内でタクシーに乗る場合

ローマでは、流しのタクシーはありません。タクシーがタクシー乗り場以外で のりませんか? と話しかけてきたら違法の白タクです。ぼったくりなどの被害があるそうなので、乗ってはいけません。

ローマでは主な駅や観光地にタクシーステーション(タクシー乗り場)があります。 ”タクシー乗り場はこちらです”  という看板は、オレンジ色の四角い看板に黒い字で TAXY と書いてあるのですぐにわかりました。

乗り場がわからない時や近くにないときは、レストランやカフェやバルに寄ってお茶などをして、タクシーを呼んでもらうといいそうです。

私たちは空港への行きかえりしかタクシーはのりませんでしたが、数人で相乗りして利用するなら、効率よく観光地を回れると思いました。

市内での料金は、

初乗り:€2.33(約260円) ※日曜・祝日の初乗りは€3.36

加算料金:€0.11(約13円) ※約153m都度や3分都度

この他に、タクシーに持ち込む荷物のサイズや個数によっても追加料金がかかり、夜間は割増料金、休日割り増しなどの細かい料金設定がされているそうです。

この場合は、乗る場所までの料金をおおよそいくらか最初に聞いて、納得したら乗ればよいです。

クレジットカードが使えないことが多いので、タクシーに乗る前に小銭を用意しておかなくてはなりません。

チップ

ローマでは、チップは強制ではありません。ひどい運転だったと思ったら、チップを渡す必要はぜんぜんないそうです。普通は、お釣りの小銭をおいていくのが一般的なようでした。

今回のローマ旅行では、タクシーは嫌な思いもせず快適に過ごせてよかったです。何かの参考になればうれしいです。


ITSUKO: 高齢の母のため秋田県大仙市の実家に移住。元ニットデザイナー。NHKのすてきにハンドメイドに出たり、手芸本に作品を提供していました。実家の森川農園の手伝いもしています。森川農園ではアスパラガス・ダリア・野菜・米をなどを栽培しています。2018年乳がん発症闘病中。両足人工股関節。 カザフスタンの歌手 ディマシュ クダイベルゲン dimash のファンです。 農家めし雪国の自然農のブログも書いています。 コロナウイルスをきっかけに世界情勢に目覚めました。日本大好き。美しい日本を守りたい。参政党を応援しています。 くわしいプロフィールはこちらです。 トップはこちら