自宅教室を開くときの注意点 元ニットデザイナーが伝授します

この間まで私はニットデザイナーと名のっておりました。今でも秋田市と大仙市で、月に1回ずつ 手編みサロン をひらいております。こちらは何でも編める気軽な趣味のサロンとして運営しております。

手編み教室をはじめたのは20数年前。まだ子供たちが二人とも小学生でした。ご近所で習いたいという方がいたので自宅で始めることにしたのです。

自宅で教室を開くメリット・デメリット

自宅で教室を開くメリットはたくさんあります。家賃はいらないし、交通費もいらない。材料をわざわざ会場まで運ばなくてもいいし、曜日や時間も自分の都合に合わせて設定できます。

でも、デメリットもあります。まずは家族がいるのでプライバシーの問題。自宅に他人が入るのを嫌がる家族もいる事だってあるでしょう。おうちも、それなりに綺麗にかたずけておかなければいけません。

まず押さえておきたい基本的な注意点

教室を始めるのにあたり、家族の理解はからなず得てくださいね。自分が本気だと、認めてくれることが多いですよ。逆に家族に反対されたくらいであきらめるなんて、その程度の弱い気持ちだったら、教室が続くわけがありません。

そして、ご近所の問題もあります。自宅が賃貸の場合、管理組合や大家さんなど、事前に了解をとっておきましょう。マンションの場合は、騒音など、下の階の方への配慮もしましょう。

また、駐車場などのトラブルにならないように配慮しましょう。

教室をはじめる前に、ご近所にご挨拶にまわっておけば安心です。逆にあなたの教室に興味がありそうな人を紹介してくださるかもしれません。いずれにせよ、日ごろから挨拶するなど、人間関係を築いておきましょう。

そして、自宅教室の場合、もっとも気をつけなければいけない点が他にあります。私はそれで大失敗しました。

けじめをつける:時間

自宅で初めて教室を開いたころ、まだ私も若かった。とにかく誰でも来てくれさえすればいい! そんな気持ちでした。来てくださった方には、どんな要求にもイヤといわず答えてました。それが大失敗でした。

まずは、時間。

10時から12時だったけど、生徒さんが帰らない!! 終わっても、だらだらお茶を飲んでおしゃべりしていくのです。

それから教室でない日、朝、子供が学校に出た時間をみはからって 「ここわからないの~」 と聞きに来るのです。 まだ、朝食のかたずけも、お化粧もしていないのにです!

そして聞くだけ聞いて、お茶を飲んで講習料は払って行かない Σ( ̄ロ ̄|||)

それから夜間や土日も平気で 電話 でわからないところを聞いてくる人がいる。若かった私は、人生の先輩である生徒さんに、教室の基準をちゃんと言えなかったのです。

次第にストレスがたまって行きました。そして、ビシッと言えない自分に腹が立ちました。

結局、自宅教室は6年ほど続けましたが、左足股関節の自骨でのオペをきっかけに ( 私は両足が変形性股関節症です ) やめてしまいました。

今から思えば 「教室のお約束」 とか、そんな基準を書いた用紙でも作っておき、最初に渡しておけばよかったと思います。

一度許してしまうと、そのままだらだらとなりやすい。ずっと教室を続けたかったら、心を鬼にしてはっきりといやなことはいや!! という必要があります。

教室のコンセプトを考える

それから、またちがった意味での大失敗があります。

「しおり」 って、自分の教室の基準やきまりを言葉にしたものという事です。そもそも、基準やきまりを考えるという概念がありませんでした。今でいう、「コンセプトを考える」 という事ですね。

それは、プロとしての自覚のなさ も原因していました。その自覚のなさは 教室の授業料 に如実にあらわれていました。

そのころは、1回2時間 1000円  月に2回 生徒さんは平均 2~3人。のべ人数は、月に4~6人くらい。 私の月収は 4000円~6000円!!  これって、光熱・水道費などを考えたら確実に赤字の数字です。

( 今は趣味の手編みサロンをしていますが、交通費と会場代としてこのお値段をいただいています。私が支払う実費としていただいています。)

それでもはじめは、自分で働いて少しでもお金を得れたという事がうれしかったのです。

でも、教室ってその時間だけ教えればいいというものではありません。サンプルを編んだり、製図を書いたり、材料の発注や管理、お金の管理など 講習時間の数倍の準備の時間が必要 です。

そしてある日疲れ果てた私は、いったい私の 時給 っていくら? という事を考えて愕然としたのです。

これは、仕事とは呼べない。完璧に趣味の延長だわ! もっときちんと収入を得なければ、続けていく意味がない!  とバカな私もやっと気が付きました。

最低限のマーケティングは勉強すべき

こういう事は ○ォーグ学園 に行っていた時、誰も教えてくれませんでした。編む技術、製図や割り出しの勉強だけ寝る間も惜しんでやりました。

講師や、指導員の資格を出すのなら、なぜ仕事の仕方や考え方を教えてくれないのだろう? と今は思います。

自分の生徒さんには、こういうことに早く気付いてもらえるよう、勉強する機会を作っていかなければと思い、話をしたりセミナーを開いたりしました。

今は、こういうセミナーや勉強会がたくさんあってみなさんは幸せです。

最低限の集客の勉強、お金の勉強はすべきです。どんなに良い作品を作っても、それを見てもらえる機会がなければ売れない。どんなに素晴らしい技術を持っていても、あなたと言う人を誰も知らなかったら、生徒さんは来てくれないのです。

でも逆に、自分の仕事のキャパシティ、収入の限界を考えてくださいね。あちこちのセミナーに出てばかりいたり、高額コンサルをずっと受けていたりしていないですか?

自宅教室で一番大切なこと

最後に一番大事なことは、

作品のオリジナリティ

作品のクオリティ

教室のカリキュラムの独自性ですよ !!

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ABOUTこの記事をかいた人

高齢の母のため秋田県大仙市の実家に移住。田舎の良さを伝えるシニアです。元ニットデザイナー。NHKの素敵にハンドメイドに出させていただいたり、手芸本に作品を提供していました。現在はネットショップを運営中。実家の森川農園の手伝いもしています。森川農園ではアスパラガス・ダリア・野菜・米を栽培しています。現在の夢は森川農園を日本一のアスパラガス農家にすること! くわしいプロフィールはこちらです。